2019/04/30

ランニング中のスマホどうしてる? アームバンドからベルトまで、おすすめアイテムを紹介

公園を走るランナー

ランニング中もスマホがあれば便利だ。音楽を聞けたり、写真を撮れたり、アプリを活用して走行距離や履歴を記録できたり、途中で友達からの連絡に返信したり、電子マネーでお財布の代わりにもなる。

ただ、大型化が進む最近のスマホはそれなりに重く、ポケットに入れて走ると揺れが気になることもあって、ランニングでは少々お荷物になる。走る動きでポケットから落ちないかも心配だ。

そこで、持ち運びに悩むランナーのため、ランニング中にスマホを携帯するためのおすすめアイテムを目的やシーン別に紹介しよう。

1)走りながらスマホの画面を確認したいなら「アームバンド」

ランニング用アームバンド

ランニング中にスマホを携帯するときに、多くの人が真っ先に思い浮かぶアイテムがこれではないだろうか。ランニング用のアームバンドは、腕に巻くタイプのスマホホルダー。腕にフィットするので揺れが気になることもなく、スマホをスマートに携帯することができる。

アームバンドの大きなメリットは、装着した状態でスマホの画面の確認や操作ができること。ランニングのアプリを起動しておけば、走行距離、時間、ペースなどを走りながら確認できるし、休憩のために一時停止したい時も操作は簡単。メッセージなどを受信した時もサッとチェックすることができる。

また、アームバンドはリーズナブルな価格も魅力。安いものだと、1,000〜2,000円前後で購入することができる。もちろん、購入の際は対応機種をチェックし、自分のスマホがきちんと収まるサイズを選ぼう。

ランニング用アームバンド

2)できるだけ身軽に走りたい人は「マルチポケットパンツ」

ランニング用マルチポケットパンツ

「アームバンドは腕振りの邪魔になるので苦手」という人もいるだろう。そんな人におすすめしたいのが、腰回りにスマホなどが収納できるスペースを複数備えたマルチポケットパンツ。近年、その快適さから注目を集め、様々なスポーツブランドから同種の商品が発売されている。

普通のランニングウェアのポケットにスマホを入れると、走っている最中に内部でゆっさゆっさと揺れてしまいがちだが、専用のランニングパンツであれば、腰回りの収納スペースにピッタリと収まり、ほとんど揺れることなく走ることができる。ほかに余計なものを持たずに済むため、ランニング中にスマホを携帯するためのシンプルな手段と言えるだろう。

なお、夏場のランニングでは腰回りに汗をかきやすいが、こういったランニング用パンツは吸汗速乾性に優れているものが多い。走る時にアームバンドが気になる人は、ぜひこちらも検討してほしい。

エルドレッソ アーバンランニングパンツ

3)カギや小銭なども持ち歩きたい人は「フリップベルト」

フリップベルト

フリップベルトはスマホのほか、カギ、小銭など、様々なアイテムを収納できるランニング用ベルト。素材は伸縮性があり、腰にピッタリとフィットするので、ずり上がったり擦れたりすることなく快適に走ることができる。

手持ちのランニングパンツの腰回りにポケットがついていない場合、このフリップベルトを活用するといいだろう。スマホやカギのほか、パスポートや現金なども収納できるので、ランニングだけでなく旅行時のセキュリティ対策にもおすすめだ。

なお、フリップベルトは生地の伸縮だけで腰にフィットさせるので、サイズ選びの際は腰に多少の締め付け感があるサイズを選ぶのがポイント。

4)通勤ランや帰宅ランには「ランニング用バックパック」

バックパックを背負って公園を走る男性

もう少し荷物が多い通勤ランや帰宅ランには、ランニング用バックパックがおすすめ。スマホだけでなく着替えなどが収納できるうえ、身体にぴったりフィットするので揺れが少なく、快適に走りやすい。

ポイントは、前面にポケットが付いたタイプを選ぶこと。

バックパックを背負ってiPhoneを取り出す男性

このポケットは、本来は水分補給用のボトルを収納するためのものだが、スマホを入れるのにもちょうどいい。ここにスマホを入れておけば、写真を撮りたいときや、電話やメールの着信があったとき、コンビニで買い物したいときなどに、サッと取り出すことができる。

ランニング用バックパックは大小様々なタイプがあるので、荷物が多いときはすこし大きめのものをチョイスするなど、荷物量に応じて適切なサイズを選ぼう。

5)スマホを持たずに走りたいなら「スマートウォッチ」という手も

Apple Watchをつけてランニング

それでもやっぱり「ランニング中にスマホを持つのは面倒」「スマホもなにも持たずに身軽に走りたい」という人もいるかもしれない。そんな人には、スマートウォッチを活用してほしい。

たとえばApple Watchだと、優れた防水性や耐久性を備えていて、ランニングをはじめとするスポーツやアクティビティでも使えることを明確に打ち出している。「GPSモデル」と「GPS + Cellularモデル」の2タイプがあるが、ランニングで使うなら、iPhoneがなくても通話やメッセージの送受信ができる「GPS + Cellularモデル」がおすすめだ。

以上、計5種類のアイテムを紹介してきたが、どれがベストかは走るシチュエーションやその人の好みによって異なる。自分のランニングスタイルと照らし合わせたうえで、もっとも最適なものをチョイスしてもらいたい。

なお、auの公式通販サイト「Wowma!」でも「アームバンド」「マルチポケットパンツ」「フリップベルト」「バックパック」など様々なランニング用アイテムが販売されている。ぜひそちらもチェックを。

みんなの「ほしい!」がプレゼントに!?

たくさん集まるとプレゼントになるかも!!

ほしい!
806
PUSH!

文:榎本一生
撮影:中田昌孝(STUH)