2018/07/04

見た目はボトル! クラウドファンディング成功のドローンがかわいすぎる

ボトルサイズのかわいいドローン「LeveTop(レヴェトップ)」がクラウドファンディングを大成功させ、本格的に販売スタートした。

LeveTop

「LeveTop」は片手で持てる大きさながら、ドローンとしての機能はしっかり備えている。ローターを折りたたんだ形状は水筒のような筒型で、本体をテーブルや地面の上など平らなところに置き、Wi-Fiで接続したスマートフォンのアプリを介して誰でも簡単に飛ばすことができる

LeveTop 操作中の様子

ワンタップで本体から四方向にローターが飛び出し、ふわっと空に浮かび上がって自在に飛び回ったあとは、同じくワンタップするだけでゆっくりと地上に戻ってくる(ローターは手動で格納)。

空中での操作は、ドローンから撮影した映像の上に重なってに表示される2つのサークルをバーチャルなジョイスティックのように動かすので、初心者でもわかりやすい。スマホの傾きにあわせて操作できるモーションコントロールの機能もあり、直感的なコントロールができる。

水平を保ちながら自動追跡! ブレを抑えたフルHD動画の撮影が可能

LeveTopは空撮用につくられたドローン。本体に内蔵されているカメラはフルHD動画を撮影でき、スタビライザー機能によりブレを抑える。さらにコンパクトながら高度なGPSを備え、本体を水平に保ちつつ撮影ターゲットを自動で追跡しながら撮影できるシステムを搭載。スマホを持っている人を自動で追尾するモードも用意されている。飛行時間は約20分間、最高時速は54kmなので、たとえば自転車で走っている姿を空撮することも可能。

障害を回避する機能はないが、ワンタップで自動で着陸させられるので、飛んでいる先によけ切れない障害が見つかった場合やバッテリーが少なくなったりした時でも、あわてずすみやかに着陸させられる。

LeveTop iPhoneアプリ画面

撮影モードは、追跡モードやホバリングなど複数あり、ドローンでの空撮が初めてのビギナーでも簡単に扱えるのが特徴。ほかのセルフィードローンと比べ、価格が比較的安く設定されているのも嬉しいポイントだ。

重さは350gと缶ジュース程度で、腰にぶら下げて持ち歩ける専用ケースも発売されている。旅先はもちろん、ちょっとした出かけ先やイベントの記念撮影などにもってこいで、もうひとつのカメラとして持ち歩きたくなる。

LeveTopと専用ケース

日本からもクラウドファンディングのIndiegogoで購入可能で、配送料を含めて1台179ドル~(約20,000円、2018年6月27日現在のレートから換算)で申し込める。発送はこの7月からを予定。夏の長期休みの旅行に、リュックに忍ばせて持って行きたい。

LeveTop

サイズ:86 × 86 ×148 cm(ホールド状態)237× 237 ×148 cm(飛行状態)
重量:350g
飛行速度:最高時速54km
飛行時間:約20分
操作距離:約100m(Wi-Fi使用)
参考価格:179ドル~

文:野々下裕子