2016/09/09
【教えてブラックダイヤモンド!⑥】「LINEで2回目以降の返信がきません 女子の気を引く日常トークを教えてください」(会社員/32歳/男性)
Twitter、FacebookにLINE。ケータイやスマホによるSNSコミュニケーションの悩みをちょいと黒めのギャルユニット「ブラックダイヤモンド」が一発解決!
第6回は、LINEのやりとりで、2回目以降の返信がないという、会社員KIさんからの相談。教えてくれるのはメンバーの4人。いずれも、ギャルには必須のコミュニケーション術と恋愛術に長けた選抜メンバーだ。どんな本音が飛び出すことやら・・・・・・。
"ファーストLINE"では、なにかしら相手のいいところをほめる
――飲み会で女子とLINEを交換しても、とにかく続かないんですよ。文章が長いとしつこいと思われそうで、最初のLINEは「今日はありがとう」「おつかれさま」みたいな短いのにしてるのがマズイんですかね。
M「飲み会で知り合った直後の2行とかだと、コピペでみんなに送ってるんだろうなと思う。挨拶以外にも自分の気持ち入れるといいんじゃない? 「今日はたくさん飲んで酔っ払っちゃったけど、〇〇ちゃんは顔覚えてるよ! かわいかったし(笑)」とか。冗談っぽいけど悪い気はしない。軽い思わせぶり的な心理戦だよね。」
P「顔がそんなにかわいくなかったら服とか(笑)。なにかしら相手のいいところをほめる。」
M「私の統計上、喋りが下手な人は文章が強くてLINEがマメ。逆に喋れる人はLINEの文章は淡白。」
A「わかる。」
M「上手い人って緩急のバランスがいいよね。長めの文章のときと、スタンプだけの返事を混ぜてきて、いつのまにかこっちが「今回はどんな意味があるんだろう?」って考えちゃう。下手な人はなんかいつもダラダラ長い。一生懸命考えて書いてるんだろうなーとは思うけど、結局ときめかないんだよね。」
質問系はダメ。最初のうちは日常の報告だけでよし
――挨拶LINE以降が続かないんですよ・・・・・・。共通の友達もいないし、どんなトークをすればいいんです?
M「あとは、なんでもいいから続けることが大事。「おはよう」「おやすみ」の関係が築けたら、逆に1日空くと「あれ? 今日は連絡ないな」ってなる。こともある。」
P「起きたら送り合うっていう習慣を付ける。スタンプで返信がなかったら、そもそも縁がないってことで(笑)」
H「いつも質問系のヤツはダメ。返すのがめんどくさくなる。「今日は友達とご飯行ってくるよ」とか「今日はラーメン食べたよ」とか、日常の報告でいいよね。そうやって送ってるうちに、「あ! 私もラーメン好き」「じゃあ、今度いっしょに行こうよ」っていうデートパターンも期待できるし。やりとりを繰り返していくうちに、生活リズムや好きなものも探れるし。」
――「これ食べたよ」的な報告をしても、「知らねえよ」「勝手に食ってろよ」って思われるのが怖いです。
A「別にそれはないっしょ(笑)。食べる前でも食べたあとでも自然なタイミングで送ればいいんじゃない? 「いいなあ、お腹すいた」とか、とにかくご飯ネタは返しやすい。」
H「あとはペットとか動物ネタもかわいい。子供関係も女子が反応しやすいネタだよね。」
P「そこから恋愛に発展することもある。特になんとも思ってなかったけど、やりとりするうちに「意外といい人だなあとか、考え方しっかりしてるなあ」とか、性格も見えてくるし。」
2012年に結成し、メディアで大注目の「強め黒ギャル」ユニット。渋谷を拠点に活動し、全国に150名以上のメンバーを擁する。オリジナル楽曲を世界112ヶ国にて配信し、フランスやアメリカでLIVEをするなど、グローバルに活動を展開。彼女達に会える、渋谷の「ガングロカフェ」は人気の観光スポット。そんな彼女達の映画初出演となる作品「黒い暴動」が新宿シネマカリテ他にて上映中!!
中途半端な面白ネタは「イチかバチか」の危ない賭け
――オトコの心情的に相手の気を引くために最初から「面白いLINEを送らなきゃ」って思っちゃうんですよね。その日あった面白いことを盛り込むとか。
H「面白ネタが好きな子もいるからいいと思うけど、そういうのに興味がない子も多い。」
A「中途半端な面白ネタは、こっちも困るよね。どうやって返そうって。とりあえずスタンプだけで終わらせちゃったりとか。」
M「面白センスが合ってたらいいけど、合ってなかったら最悪だよね。返信するこっちの身にもなってみろって思う。大体スルーするけど(笑)最初から面白ネタを送るのはイチかバチかになっちゃうから危険だよね。上手い人は、会話のなかでちょうどこっちの緊張がほぐれてくるタイミングで放り込んでくる。あとやり取りの終わり際とか。」
――じゃあ、いい感じになって次はデートに誘いたいという時の自然な流れは?
P「日常会話からフツーに「ここ行きたいよね」「ああ、じゃあ今度行こうよ」っていうのでいいんじゃない?」
A「自分が行きたいところを先に書いて「どうかな?」みたいな。」
M「普段のやりとりで仲良くなってれば、食べ物屋でも音楽フェスでも興味を引く誘いだったら全然デートもアリ。質問ばっかりの人はウザイけど、会話のなかでこっちの好きなものとか場所をリサーチしておいて、しばらくしてからなんかのきっかけで自然に「そういえば、●●すきだったよね。今度一緒に行こう」とか言われると、こっちの好きな場所を覚えててくれたことと、スマートな誘い方にグラッとしちゃうかも(笑)」
――たしかに、緩急のバランスを取って、日常的にLINEを送り合う関係を築くというテクニックは説得力がありますよね。その後はやりとりしていくなかで相手のことを探りつつチャンスを逃さない、と。はい、調子に乗った面白ネタは当分控えます・・・・・・。
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T&S的 LINEの日常的会話の基本はこれだ!
① まずは日々のスタンプで関係性を築く
② 質問系はダメ、ご飯ネタは返しやすい
③ 中途半端な面白ネタはリスクが高い
文:石原たきび
撮影:有坂政晴(STUH)