2016/06/13

【教えてブラックダイヤモンド!②】「好感を持たれる初メッセのお作法を知りたい!」(会社員/29歳/男性)

答えてくれる人:ブラックダイヤモンド
左からえりもっこり、ぽみたん、あゆゆん

Twitter、FacebookにLINE。便利な時代になったけど、その反面、気になる女子への"SNSアプローチ"は不安だらけ......。アレはOK? コレはNG? こういうとき、女子は一体なに考えてるの??? ......わからなければ聞けばいいのである。その道のプロに。

進化が著しいこの分野において、常にその舳先に立ち、コミュニケーションカルチャーを牽引してきた集団がいる。ギャルである。

本連載は、ケータイやスマホによるSNSコミュニケーションの悩みを持つ20~40代男子が、コミュニケーション強者たるギャルたちに悩みを打ち明け、ありがたいアドバイスをいただくというものだ。ギャルはギャルでも、どうせなら黒い方がいい。黒ギャルだ。我々はさっそく渋谷のガングロカフェに向かった。ちょいと黒めのギャルユニット「ブラックダイヤモンド」に会うために。

第2回目のお悩みは、「女子に好感を持たれる初コンタクトの作法を知りたい!」である。

今回のメンバーは前回同様、三度の飯より酒が好きという「えりもっこり」(23歳)、いまでは貴重なパラパラの伝道師「ぽみたん」(25歳)、少女漫画を描くのが趣味の「あゆゆん」(25歳)の3人。

いずれも、ギャルには必須のコミュニケーション術と恋愛術に長けた選抜メンバーだ。彼女たちの口から、どんな本音が飛び出すことやら......。

返信が欲しいならクエスチョン系

――飲み会とかで連絡先を交換したとき、手始めのご挨拶としてはどんな内容が好印象ですか?

P「「今日は楽しかったね。ありがとう」ぐらいかな。」

E「「また機会があったらみんなでご飯行きましょう」とか? それなら「わかりました」って返せるし。」

A「返信が欲しいならクエスチョン系で聞いた方がいいかも。」

E「「バンドでギターやってるんだよ」って言われても「そっか、がんばれー」って心の中で思って終わりにできるし(笑)。」

――最初からガツガツしない方がいいと。

A「ガツガツはダメ。

E「いきなりデートとかのお誘いは嫌だよね。」

P「飲み会で大人しかったのにLINEだけ強気な人も(笑)。」

A「初回のLINEの内容で下心があるかどうかわかるよね。この人、ニヤついて打ってんだろうなって。」

P「渋谷とかでふつうに歩いてても、足運びでナンパだってわかるのと同じ。」

――えっ、足運びでわかるの??

P「わかりますよ。足運びと目線。ゆっくり近づいてきて、こいつ来るな。あ、来た来たみたいな。」

――なるほど...。あと、メッセージを送るタイミングは重要?

E「飲み会後に「帰り気をつけてね」でもいいかも。ふつうに「ありがとうございます」って返せるし。」

P「次の日に「楽しかったね。ちゃんと帰れた?」とか。

A「でも、「おはよう〜」とかはなんかやだ(笑)。ラブラブなカップルならいいけど、他人だったら「え?」ってなる(笑)。」

――テンションが上がって飲み会の最中に「この後、2人で飲みに行かない?」とか送りたくなる時もあるんですけど......。

P「それ怖いから! どうしても誘いたければ、トイレに立った時に追いかけて、口頭で言うのならわかる。」

E「せめて解散後だよね。飲み会の最中にそんなLINEが来たら、女子全員に見せちゃうかも(笑)。

A「今の子はスクショ(注:スマホのスクリーンショット)をツイッターとかに晒しちゃうから(笑)。ウチらはそういうことはしないけど。」

P「そもそも、好印象なら飲み会の最中に態度に出るから、それがない時は勘違いしない方がいいよね。」

――ほかに初コンタクトにおけるポイントは?

E「変なスタンプとかだけ送られても既読無視しちゃう。」

P「めんどくさいタイプだなって(笑)。」

A「30代以上なら絵文字バリバリもやめた方がいいと思うよ。ハートとかいっぱいついてると、絶対女性慣れしてるだろって思う(笑)。」

P「LINEする時はさーっとスクロールしてアイコンで探すから、アイコンは自分の顔写真にした方がいいです。」

E「あと、返信してすぐに既読になると女子は「あれ、好意があるのかな?」って思う。ちょっと間を置いてから既読にする男の人が多いけど、あれは逆効果。すぐに既読は「この人マメなのかな」っていう好印象につながります。」

初コンタクトの作法についてやさしく教えてくれたブラックダイヤモンドの3人。結論としては「手始めは無難な内容で」「最初からガツガツはNG」「すぐに既読にするとマメな男という好印象」となった。これらのアドバイスを参考に空気が読めるオトコを目指したいものだ。

T&S的 初コンタクトの作法の結論

① 「今日は楽しかったね」などの無難な内容から始めるべし
② 最初からデートに誘うなどのガツガツ系はNG
③ 返信をすぐに既読にすると「マメな人」という好印象につながる

20〜30代の一般女子のアンケート結果はこちら

●飲み会や交流会などでLINEなどのSNSのアカウントを男性に教えた場合、初コンタクトのメッセージはどのタイミングで届くのが理想的ですか。

●好意を持っている相手には、どのような内容の返信をしますか。

(共に、Time&Space調べ)

一般女子に聞いたところ、飲み会などで連絡先を交換した際の初コンタクトは「翌日」「飲み会終了後のその当日」がベストタイミング。「数日後」という回答が超少数だったことからも、鉄は熱いうちに打った方がよさそうだ。また、初コンタクトで趣味やプライベート情報を聞くのはNG。あくまでも、挨拶程度にとどめるべし! です。

文:石原たきび
撮影:森カズシゲ

特別講師:ブラックダイヤモンド

2012年に結成し、メディアで大注目の「強め黒ギャル」ユニット。
渋谷を拠点に活動し、全国に150名以上のメンバーを擁する。
オリジナル楽曲を世界112ヶ国にて配信し、フランスやアメリカでLIVEをするなど、グローバルに活動を展開。
彼女達に会える、渋谷の「ガングロカフェ」は人気の観光スポットとなっている。