2016/11/17
渡航費もパスポートも不要? 海外旅行の新しいスタイル『SYNC TRAVEL』とは
VRと通信を活用した"遠隔旅行サービス"
海外旅行は好きですか? 行き先がどこであれ、まだ見ぬ世界を旅してまわるのは楽しいものです。でも、海外旅行にはお金も時間もかかります。もちろんパスポートも必須です。行きたくても気軽に行けるものではないですよね。
そんな海外旅行を、日本に居ながら手軽に擬似体験できるのが、"遠く離れた心をつなぐ"をコンセプトにする「SYNC PROJECT」の第4弾「SYNC TRAVEL」。VR(ヴァーチャルリアリティ)と通信を駆使し、日本と世界をライブでつなぐ"遠隔旅行サービス"です。
現地とリアルタイムでコミュニケーションできる!
このサービスのミソは、海外と日本を"ライブ"でつなぐということ。単なる疑似体験なら通常のVR機器でもできますが、「SYNC TRAVEL」では、auの通信技術を活用することで、現地のガイドや、出会った人などとリアルタイムでコミュニケーションしながら、旅を楽しむことができるのです。
2016年11月3日・4日、東京・表参道にて、「SYNC TRAVEL」の体験イベントが開催され、多数の応募のなかから当選した26組の方々が、ロンドン、バンコク、シドニーへの旅を楽しみました。
体験者はVRゴーグルを装着します。
この体験者はシドニー旅行を体験中。目の前には現地の映像が広がり、上下左右、そして前後まで、360°見渡すことができます。
現地のシドニーにはガイドさんがいて、通信回線で東京のイベント会場とリアルタイムでつながっています。
左手に持っているのが360°カメラです。そのライブ映像が、東京の体験者が装着しているVRゴーグルに映し出されています。
ガイドさんに「シドニーの気温はどれくらいですか」「左手に見えるあの建物はなんですか?」といった質問を投げかけると、やさしく丁寧に答えてくれます。双方向のコミュニケーションが楽しめるのは、リアルタイムでつながっているからこそ、ですね。
また、ガイドさんが胸に装着したモニターには東京の体験者の顔が映し出され、現地で出会う人たちとコミュニケーションをとることもできます。
会場には大きなスクリーンが用意され、体験者が見ているものと同じ映像が流されます。
体験者のVRゴーグルに映し出されている映像は、下記で疑似体験できます。PCではなく、スマホで再生してみてください。そして、上下左右にスマホを動かしてみてください。
まるで本当に現地を旅しているかのよう!
体験者の方々に話を聞いてみると、VRが初体験という方も多く、「本当に現地を旅しているかのように感じた」と一様に驚いていました。
「VRでの旅行体験、最高に楽しかった! ガイドさんとリアルタイムでコミュニケーションできることにもビックリしました」(谷口初美さん)
「東京にいながら、実際に海外旅行をしている気分になりました。VRってすごいです。もっと大勢でやったらより楽しそうですね」(吉田有紀さん)
「今回の行き先はバンコクでしたが、実は2週間ほど前に現地を旅してきたばかり。今日はVRを通じてガイドさんにいろいろと案内してもらい、こんなところもあったのかと参考になりました。次に旅行にするときにも役立ちそうですね」(柄沢順子さん)
「初めてのVR、感動しました。もともと撮ってあった映像を見るだけだと思っていたので、ライブ映像であることに驚きました」(柄沢さとみさん)
移動距離ゼロ、渡航費も宿泊費もかからず、パスポートも不要。最新のVR技術と通信のチカラを活用した新しい海外旅行のスタイルとしてauが提案する「SYNC TRAVEL」。今後の展開は未定ですが、日本に居ながらにして世界を旅できるなんて、なんだかわくわくしてきますよね。
さて、あなたなら「SYNC TRAVEL」でどこへ旅に出かけてみたいですか?
SYNC PROJECT 第4弾「SYNC TRAVEL」
文:TIME & SPACE編集部
撮影:稲田 平
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