2016/12/15
人気写真家が伝授! Xperiaでワンランク上の写真を撮るテクニック
スマートフォン「Xperia」シリーズの最新モデル「Xperia XZ」がauから発売された。同シリーズは優れたカメラ機能に定評があることで知られているが、今回の最新モデルの実力やいかに? Xperiaシリーズの熱烈な愛好者であり、2015年にはXperia Z5のCMに出演したフォトグラファーの東 真子さんに、Xperiaのカメラ機能の魅力や最新モデルXperia XZの注目ポイントを聞いてみた。
カメラ機能のさらなる進化に驚かされました
――プロのフォトグラファーから見て、Xperiaのカメラ機能の魅力はどういったところにありますか?
「シャッターを押すだけで驚くほどきれいな写真が撮れるうえ、マニュアルモードを使えば思いどおりの絵作りができる。私は仕事では一眼レフを使っていますが、オフの日の写真はすべてXperiaで撮っています。私のライフスタイルに欠かせない、頼りになる相棒ですね」
――最新モデルXperia XZを使ってみた感想はいかがですか?
「これまで歴代のXperiaを使ってきて、新しくなるたびに『またカメラ機能が進化した!』とびっくりするのですが、今回もまたさらにキレイに撮れるようになっていて驚かされました」
――具体的にはどういったところが進化しているんでしょうか?
「Xperia初の3つのセンサーを搭載したことで、どんなシチュエーションでも被写体をより美しく、より自然にとらえることができるようになったんです。また、フロントカメラには手のひらを向けるだけでシャッターが切れる機能も。これがまた便利なんですよ」
Xperiaの優れたカメラ機能を生かした撮影テクニック
そんな"Xperia愛"に満ちた東さんに、最新モデルXperia XZのカメラ機能の特性を生かした撮影テクニックを教えてもらった。Xperia XZ以外のXperiaやほかのスマートフォンでも応用できるので、ぜひ参考にしてほしい。
1."主役"を定め、すこしズームすると、構図が決めやすい!
「Xperia XZのメインカメラは、24mmの広角レンズ。画角を広く取れる反面、たくさんのものが写り込み、被写体によっては構図が決めづらいことも。小さいものを撮るときは、主役を定めたうえで、ズームボタンを押して少しズームしてあげると、構図が決めやすくなりますよ。
例えば、花を撮影するときは・・・・・・
普通にカメラを向けるとこんな感じ。これだと画角が広すぎて、散漫な印象になってしまいます。
そこで、手前の花を主役として定め、少しズームしてあげると・・・・・・・
ほら、手前の花が引き立って、生き生きとした写真になったでしょ? 広角レンズは端が歪むという特性もあるのですが、ズームすることで歪みもある程度解消されます」
2.人物を撮る場合、画面の「下」に寄せると、脚が長く見える!
「端が歪むという広角レンズの特性は、人物を撮る際にも意識しておきたいポイントです。
例えば、人物を撮影する場合。
画面の上のほうに人物を入れてしまうと・・・・・・
上半身が縦長に歪んでしまい、実際よりも足が短く見えてしまいます。
そこで、カメラをすこし起こして・・・・・・
人物を画面の下のほうに入れてみましょう。
端の歪みが良い方向に転び、脚長でスマートに見えます。その違いは、2枚の写真を見比べれば一目瞭然。人物を撮るときは、ぜひ意識してみてください」
3.シャッタースピードを操って、不思議な作品作りにチャレンジ!
「Xperia XZはオートでも驚くほどキレイな写真を撮れますが、ワンランク上の作品作りを目指すなら、自分好みに撮影できるマニュアルモードもぜひ活用したいところ。
例えば、シャッタースピードは13段階調節できるのですが、これを1/8秒のスローシャッターに設定して撮影すると・・・・・・
こんな不思議な写真が簡単に撮れちゃいます。撮り方は、左手を前に突き出し、右手で持ったXperiaを左腕の上に乗せて、左手を左右に振りながらシャッターを切るだけ。スローシャッターだから背景はブレますが、突き出した手はピントが合ったままなので、このような写真になるんです。
大ちゃんでやってみるとこんな感じ。ちょっと面白いでしょ? ぜひみなさんもチャレンジしてみてくださいね」
- 東さんもスペシャルゲストとして登場! 大いなる盛り上がりを見せた「Xperiaオーナーズパーティー」
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Xperia XZの発売を記念して、auを長く愛用しているXperiaユーザーのためのファンイベント「au × Xperia オーナーズパーティー」が金沢、高松、名古屋、大阪、東京の5都市で開催された。東京を除く4都市では東さんもスペシャルゲストとして参加し、上で紹介した撮影テクニックの一部を披露。Xperiaの開発陣やユーザーとも積極的に交流を図り、会場を大いに盛り上げた。
こちらは2016年11月29日に大阪で行われたパーティーの模様。auの契約期間が5年1カ月以上のXperiaユーザーを対象に参加者を募ったところ、50名の枠に対して何と倍率約40倍となる2,000名近くの応募があった。
この日のパーティーは、Xperia開発陣が各テーブルをまわりながらユーザーと語り合う懇親会をはじめ、最新モデルXperia XZのプレゼンテーション、東さんによる撮影講習、プレゼント抽選会など、盛りだくさんの内容。
東さんも各テーブルをまわってユーザーと交流。手のひらがシャッター代わりになるXperia XZの新機能も披露Xperia XZの体験コーナーのほか、歴代のソニー端末の展示も最後は「だから私は、auのXperia!」の掛け声とともに、参加者と開発担当者全員で記念撮影。帰りには参加者全員に豪華なお土産も!会場は終始熱気に包まれ、大盛況のうちに幕を閉じた「au × Xperia オーナーズパーティー」。日頃からXperiaを愛用している参加者にとっては、開発者の熱い思いや開発の裏話を聞けるという他にない体験になったとともに、KDDIとソニーモバイル双方にとってはユーザーと直接交流を図りながら生の声を聞ける貴重な機会となった。
Xperiaシリーズの最新モデルXperia XZの詳細は下記サイトにて。
文:榎本一生
撮影:稲田 平
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