2017/02/27

【世界のドローン58】ARにも対応! 進化したプログラミングでドローンの飛ばし方が学べるミニドローン

手のひらサイズのミニドローン「CoDrone」は、小型マイコンのArduino codeをベースにした独自のツールで、繰り返しプログラミングしながら、ドローンの飛ばし方が学べる空飛ぶ学習キットだ。

写真提供:Robolink

米Robolink社が開発した学習用ドローンは、2016年のCESで開催された、優秀なガジェット製品を表彰するイベント「The Last Gadget Standing」のトップ10に選ばれ、その後、クラウドファンディングのKickstarterでキャンペーンを成功させ、すでに製品の販売を開始している。

初心者でも簡単にプログラミングでき、さまざまな飛ばし方が可能

写真提供:Robolink
写真提供:Robolink

使い方はとても簡単で、パソコンでドローンが飛ぶ方向や角度をプログラミングし、データをCoDroneにコピーしたらあとはスマートフォンかパソコンからコマンドを実行して飛ばすだけ。本体にはIRセンサーやBluetoothが搭載されているので、それらの機能を使って、決められた位置に着地させたり、ボウリングのピンを倒したり、障害物を避けながらゴールする速さを競ったり、いろいろな飛ばし方がプログラミングできるようになっている。

本体は自分で組み立てられるようシンプルなパーツで構成され、ドローンの仕組みをイチから学べるようにしている。ジャイロ機能が付いているので、初心者でも簡単に空を飛ばすことができ、ローター部分にはガードが付いており、障害物にぶつかったり落ちたりしても壊れにくく、子どもでも安心して遊べるようにしている。

ARも組み合わせたバーチャルゲームも開発

Robolink社を創設したCEOのHansol Hong氏は、ソウルの大学でロボット工学とドローンについて学び、その後、STEM学習 (Science, Technology, Engineering, Mathematics)のためのロボットキットを開発することを目指してサンディエゴに会社を設立したという。今ではロボットキット全体へと開発範囲を広げ、CoDroneを地上で走らせるドライブキットや、カメラキットとARを組み合わせてバーチャルゲームを楽しめるオプションキットなどを開発し、今年のCESで展示していた。

Robolinkのサイト内のプログラミングを学ぶコミュニティには教材ビデオや基本プログラムが用意されていて、無料で利用することができる。CoDroneの本体価格は179.99ドルで日本でも購入でき、ドローン単体だけでも手に入れたいという声に応えて、「CoDrone Lite」もまもなく99ドルで発売する予定だ。

スペック

CoDrone

サイズ:133mm ✕ 133mm
重量:37g
飛行時間:約8分
操作距離:約50m
参考価格:179.99ドルから

文:野々下裕子