TS すぐやる部

2018/04/04

紛失時に役立つ「iPhoneを探す」機能 使い方や設定方法、注意点まで徹底解説

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普段からいくら気をつけていても、iPhoneの「紛失」や「盗難」はやはり不安だ。

失くしたときの紛失盗難補償の負担金の出費が痛いだけでなく、クレジットカードの情報や連絡先漏洩の可能性や、個人情報の悪用などには特に気をつけたい

そこで今回は、iOSに標準搭載されており、iPhoneを紛失してしまったときに役立つ「iPhoneを探す」機能の使い方を解説。iPhoneを紛失しない自信のある人も「備えあれば憂いなし」。この機能を使えば、端末の大まかな場所がわかり見つけやすくなるほか、悪用を防ぐために遠方から端末をロックすることができる。

「iPhoneを探す」って、なにができるの?

まず、「iPhoneを探す」機能を使ってできることを以下にまとめてみた。

  • 追跡機能(GPSを使ってiPhoneの現在地を追跡できる)
  • 遠隔ロック(iPhoneを遠方からロックして操作できないようにする)
  • 遠隔データ消去(遠方からiPhoneのデータを消去できる)
  • 音を鳴らす(音を鳴らして捜索を助ける)
  • iPhoneに電話をかける(発見者がいた場合コンタクトをとることができる)
  • 紛失したことをiPhoneに表示する(紛失メッセージと電話番号を画面に表示して発見者に知らせる)

これらの機能を使うためには、いくつか設定しておく条件がある。

「iPhoneを探す」を使うために必要な3つのステップ

①iCloudにサインインする
「iPhoneを探す」機能を使うためには、iCloudにサインインしている必要がある。サインインをするためにはApple IDが必要なので、まずはIDを取得しよう。

IDはiPhoneの初期使用時に設定している人がほとんどだが、登録していない人はApple公式サイトの「Apple IDを作成」ページから名前や生年月日を入力してIDを取得しよう。

IDを取得したら、次はiCloudにサインイン。ホーム画面から[設定]>[iPhoneにサインイン]。登録したIDとパスワードを入力すればiCloudにサインインできる。

②「iPhoneを探す」機能をオンにする
iCloudにサインインしたら、次は「iPhoneを探す」機能をオンにしよう。

設定方法は[設定]>[アカウントとパスワード]>[iCloud]>[iPhoneを探す]>オン。

画面では機能のオンオフと、バッテリーが少なくなったときに位置情報を自動送信するかどうかを設定できる。後述するが[最後の位置情報を送信]をオンにすると、iPhoneの電源が切れても最後の位置情報を特定することができるので、ここはオンにしておくといいだろう。

③位置情報をオンにする
ここで最後のステップ。「iPhoneを探す」機能はiPhoneのGPS情報がなければ使えない。そのため位置情報もオンにしておく必要がある。

設定方法は[設定]>[プライバシー]>[位置情報サービス]>[iPhoneを探す]>[このAppの利用中のみ許可]。

注意点として、以下の場合は「iPhoneを探す」機能は利用できない。

▼iPhoneの電源が入っていない
電池切れや電源オフの状態では、機能の利用ができない。その際は「②『iPhoneを探す』機能をオンにする」でオンにしておいた[最後の位置情報]を確認してみよう。
パソコンやiPadなどほかの端末から「iCloud-Sign in」(Safariなどのブラウザの検索窓に「iCloud」と検索すると上位に出てくる)にログイン後、「iPhoneを探す」をクリックすると、iPhoneの最後の位置情報を取得できる。

▼iPhoneがインターネットに接続されていない
iPhoneがインターネットに通信できる状態でない場合も機能は利用できない。iPhoneが通信圏外にある時や「機内モード」などで通信が制限されている時も利用不可能。モバイルデータ通信をオンにしたり、機内モードをオフにしておき通信環境を確保していることが条件となる。

パソコンから「iPhoneを探す」の利用方法

ここからは実際に、iPhoneを失くしたと想定して機能を試してみよう。まずはパソコンでiPhoneを探してみた。

①iCloudにサインイン

「iCloudへサインイン」にアクセスし、Apple IDとパスワードを入力する。

②画面左下の[iPhoneを探す]をクリック

③探すiPhoneを選ぶ

表示された地図上部の[すべてのデバイス]にカーソルを合わせると、iCloudにサインインしているスマホやパソコンが表示される。その中から、紛失したiPhoneをクリックする。

④iPhoneの位置を確認

紛失したiPhoneの電源が入っていて通信可能な状態ならば、おおよその位置が表示される。右上の画面では[サウンドを再生][紛失モード][iPhoneを消去]の機能が選べ、それぞれ以下のことができる。

■サウンドを再生
紛失したiPhoneから音を出して位置を知らせる。ちなみにサイレントモードに設定していても音が出る。部屋の中でiPhoneが見当たらない時にも便利な機能だ。

「iPhoneを探す」の「サウンドを再生」機能。iPhoneから音を出してiPhoneの位置を知らせる

■紛失モード

紛失したiPhoneをロックして、Apple Payや個人情報へのアクセスを制限する。右上の画面に電話番号と任意のメッセージを入力すると、ロック画面に表示して発見者に伝えることが可能。

■iPhoneを消去

紛失したiPhoneのすべてのコンテンツ(連絡先や写真など)と設定が消去できる。消去後は位置の追跡ができなくなってしまい、端末データも失われてしまうので注意しよう。

iPhoneから「iPhoneを探す」の利用方法

iPhoneを失くした時は、信用できる家族や友人のiPhoneを借りて探すこともできる。使用方法は以下の通りだ。

①[iPhoneを探す]にサインインする
ホーム画面から[iPhoneを探す]をタップして、紛失している自分のiPhoneのApple IDとパスワードを入力する。

②紛失したiPhoneを指定、アクションを選ぶ
画面下にiCloudにサインインしているiPhoneが表示されるので、該当するものをタップすると現在地が表示される。

画面下にある[アクション]をタップすると、PC操作と同じく[サウンドを再生][紛失モード][iPhoneを消去]の3つのアクションを選べる

■サウンドを再生
指定したiPhoneからアラームを鳴らすことができる。

■紛失モード
遠方からiPhoneの機能制限をかけられ、ロック画面にメッセージと電話番号を表示できる。

電話番号とメッセージはそれぞれ任意のものを表示可能

■iPhoneを消去
iPhone内の連絡先とコンテンツを消去することができる。

こちらもPC操作と同じく、消去後はiPhoneの現在地は確認できなくなるので注意しよう

■紛失したiPhoneへのナビゲーション
現在地から紛失したiPhoneへのナビゲーションができる。こちらはモバイル操作独自の機能で、右下のクルママークをタップすると紛失したiPhoneの現在地までナビゲーションしてくれる。移動ルートもクルマ、徒歩、交通機関などから選べるので大変便利な機能だ。

「iPhoneを探す」をオフにする方法は?

Apple IDを変更するときやiPhoneを初期化・復元するときなど、「iPhoneを探す」機能をオフにする必要がある場合もある。そんな時は、以下の手順でオフにできる。

まず、[設定]>[アカウントとパスワード]>[iCloud]の順にタップ。

画面を下にスクロールすると[iPhoneを探す]の項目が出てくるのでタップし、[iPhoneを探す]のボタンをタップしよう。

オフにするとApple IDのパスワードを求められるので、入力したうえ「オフにする」をタップすれば完了だ。

電池切れ・圏外の時は、auの「位置検索サポート」が役立つ

「iPhoneを探す」以外に、通信会社も端末を紛失した際のサポートを行っている。たとえばauの「位置検索サポート」は、紛失端末の位置検索サービスを行っており、位置情報の追跡や遠隔ロックが行える。

このサービスの特長は圏外や電池切れになった端末の位置が検索できること。基地局に残った情報をもとに自宅のパソコンで追跡ができるほか、お客様センターのオペレーターが追跡を代行してくれる。

利用条件は、「auスマートパス」「auスマートパスプレミアム」「auスマートサポート」「故障紛失サポート」のいずれかのプランに加入していること。これらのプランは契約時や機種変更時にに加入することも多く、月額500円以下なので加入している人も多いだろう。

もし、紛失した端末が電池切れになっていると思われる時は、このサービスを利用すれば追跡に役立つはずだ。

まずは冷静に! 機能を活用すれば、iPhoneは戻ってくる

スマホやケータイがない! と焦って冷や汗をかいたことは、多くの人が一度は経験しているだろう。そんな時はひとつ深呼吸をして、「iPhoneを探す」や「位置検索サポート」を使ってみてほしい。iPhoneが無事手元に戻る可能性が高まるはずだ。

文:鈴木雅矩

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