2017/06/09
ムシムシ季節を爽やか笑顔で乗り切れる『梅雨ガジェット』3選
果てしなく広がる灰色世界。解放されるクセ毛、お気に入りの服は濡れそぼり、靴の中はさながら湿地帯・・・・・・。それが「梅雨」の季節。この季節にテンションが上がるのは河童かナメクジくらいでしょうね。せめて気持ちだけでもカラッと晴れた日常を過ごしたいものです。
そこで今回は、この梅雨の季節を爽やか笑顔で乗り切るための、スマホ連携ガジェット&アプリをご紹介したいと思います!
IoTのチカラで傘が便利に進化してます!
Fantastick「JONAS」 ¥10,778(税込)
JONAS(ジョナス)は、株式会社Fantastickから販売されているスマホ連動型のIoTスマートアンブレラです。「傘はいつまで経っても進化しない」なんて言われていたのは過去の話。IoTのチカラでなんともスマートに進化しています。
JONASは専用アプリ『OPUS ONE SMART UMBRELLA JONAS』と連動させることで天気情報を取得。傘を地面にトントンッと叩くと天気を光で知らせてくれます。
JONASをさしている時に接続しているスマホにメールや電話の着信があると、JONASは傘の柄の部分を振動させて知らせてくれます。雨の日は雑音が多くなり、着信に気づかないこともあるので、これは結構重宝しそうです。
傘の置き忘れ、この季節の"あるある"です。JONASにはスマホと傘が互いに場所を確認しあう機能がついています。どこかへJONASを忘れてきてしまった時は「最後の接続場所」を確認してJONASの行方を探ることができ、反対に「家のどこかに」「クルマのどこかに」で、スマホを見失っててしまった時にはJONASを水平に数回振ることでスマホが反応します。
カラーバリエーションは全7種類。柄の部分をよく見ると、英国紳士を彷彿とさせるマスタッシュ(口ひげ)を蓄えたこのスマート傘。父の日のプレゼントとして贈るのもアリかもしれません。
忙しい朝、「天気を調べる作業」から解放してくれる!
「Umbrella stand」¥8,716(税込)
Umbrella stand(アンブレラ スタンド)は、「au WALLET Market」で発売されているスマホ連動型の傘立てです。毎朝の出勤時、「今日傘を持っていく必要があるか否か」という、雨季における最重要課題に、傘立て下部のLED点灯で答えてくれます。
使用方法は、専用アプリをダウンロードしたスマホとUmbrella standをBluetoothで連携しておくだけ。スマホが3メートル以内に入ると自動的に点灯して登録地点の天気を知らせてくれます。テレビやスマホでいちいち天気予報を確認しなくても、靴を履いている時にUmbrella standが光で天気を教えてくれるのは、忙しい朝にはことのほか助かりそうです。
点灯パターンは全6種類。「オレンジ以外が点灯したら傘を持ってく」と覚えておけば、午後から天気が崩れる日に傘を忘れるなんてことに見舞われずに済みそうです。
ちょっと先の雨情報を映像で知ることができるARアプリ
「アメミル」 無料
「アメミル」は、マップ上でリアルタイムの降水確率(5分毎に更新)がひと目でわかり、雨雲の接近を通知し、またカメラをかざした方角の降雨情報をリアルな映像として表示するAR(拡張現実)機能搭載アプリです。Apple Watchにも対応しています。
晴れている時はこのように画面上になにも映らないのですが、雨雲が近づくと・・・・・・
このように、ARで視覚的に雨のアニメーションが見えます。このアニメーションは屋内でも利用できるので、室内に居ながら外の状況を確認できるのはこれからの季節とても心強いです。そしてこれにより筆者は女性とお散歩中に、「おっと、この方角は雨が降るから別なルートに変更しよう」と、天気を読めるという意外な一面をアピールすることができるわけです。サンキュー、アメミル。
2D画面では雨雲の動きを5分間隔で1時間前まで遡れるので、この先の天候を読むことができます。
憂鬱な梅雨は楽しいガジェットで
ようやく五月病の季節が過ぎたかと思いきや、今度はどんよりと重く低気圧がのしかかる梅雨。スマホとテクノロジーを駆使して今までと違うアプローチで雨と向き合ってみたら、「うぇーい雨サイコー!」・・・・・・とまではいかなくても、今までより少し余裕をもって過ごせるかもしれませんね。
文・撮影:こてざわ