2017/06/02

ほぼ自動的に「手をかけた風の作品」にしてくれる、動画加工アプリ『Clips』を検証

若者を中心に「#1秒動画」「#15秒動画」などのハッシュタグをつけてSNSに投稿する人、増えてますよね。タイムラインで動画を見ない日はなくなりました。

確かに、動画撮影してすぐに投稿できちゃうのがSNSの魅力ですが、家族や仲間との思い出動画に簡単にタイトルを入れたり、ひと言ツッコミを入れたりとか、ちょっと変わった方法で残したい! そんなときもあります。

そこで今回は、誰にでも超簡単に動画の編集や加工ができるアプリ「Clips」を紹介します。ド素人でも、エフェクトなどを選んでいくだけで、ほぼ自動的に「手をかけた風の作品」にしてくれます。さて、どんなアプリなのか、動画初心者の筆者がトライしてみます。

Clipsとは?

Clips(クリップス)は、複雑なインターフェースを一切使うことなく複数の動画を組み合わせたビデオクリップを直感的に作成できるAppleの動画編集アプリです。写真やビデオクリップに漫画風のフィルターをつけたり、音声認識技術により自動で、リアルタイムに字幕が入力されたり、アニメーション付きの吹き出しや見出しを簡単に挿入することができます。

Instagram、Facebook、YouTube、などのSNSに直接投稿ができるほか、動画内に映った相手や、頻繁に動画を共有する相手にもアプリ内から直接ビデオクリップを送ることができちゃいます。

左/フィルター画面 右/SNS送信画面

動画サイズはSNSユーザーには嬉しい正方形。動画編集のiOS純正アプリにはこれまで「iMovie」がありましたが、「Clips」はその簡易版でありSNS用に特化した、おもしろ動画編集アプリといえるかもしれません。

面倒な作業はアプリにおまかせ

それでは早速「Clips」の楽しい機能を紹介していきたいと思います! 協力してくれるのは、将来の夢を聞くと「サッカー選手。なれなかったら医者になるよ」と豪語する甥っ子。まぶしいです。

1.動画を撮りながら、リアルタイムで字幕追加

Clipsは動画を録りながら、音声がリアルタイムで字幕として追加されます。もちろん、誤字や修正したい部分は、再生中に文字をタップすればあとから編集可能。テキストの配置、現れ方、カラバリもそれぞれ数パターンから選ぶことができます。

2.エフェクト機能は選ぶだけ

動画そのものにアートなフィルターをかけながら撮影することができます。フィルターは全部で8種類あり、モノクロ、コミック風、インスタント風など、どれをとってもSNS映えしそうなシャレオツさで、再生するのが楽しくなります。

動画は吹き出しや矢印、日付などのスタンプや絵文字でデコレーション。絵文字はiPhoneの絵文字使用履歴から引っ張ってくるようです。

左/フィルター 右/絵文字

3.BGMで雰囲気アップ!

作成した動画にBGMをつけることも可能で、端末のライブラリから追加するマイミュージックと、「Clips」内蔵のサウンドトラックから選べます。ポップ、チル、センチメンタル、レトロなどのテーマに分けられた全40曲以上のミュージックが用意されているので、雰囲気に合わせたBGMを選択してみましょう。

4.順番を確認して、タイトルをつければ完成!

撮影した動画は画面の下にたまっていきます。ドラッグ&ドロップで順番を入れ替え、1本のムービーにしていきます。また、冒頭や末尾にタイトル風のイメージを追加すれば、ストーリー性のあるビデオクリップに仕上げることができます。

左/動画の順番は変更が可能 右/タイトル

と、いうことで、甥っ子と公園で遊んでいる様子を撮影して作成したビデオクリップをご覧ください!

いかがでしょうか。う〜ん、なんという自己満足感! 簡単な作業でこの達成感はなんだッ!? そして字幕機能すげぇー! 雑音が入らなければ、ほぼ正確に認識してくれました。それもそのはず、この音声認識はsiriと同じ音声認識能力なんだそうです。さすがApple。いますぐSNSに投稿したい! 「いいね」ほしぃー!

甥っ子たちよ、ありがとう。おじさんがいつか映画監督になってレッドカーペットを歩くときは、一緒に連れて行くよ。

動画撮影に目覚めました

個人的には、自動で字幕が挿入される機能がすごく便利だと思いました。たとえば誕生日に会えない友達や家族に字幕付きでメッセージカードならぬメッセージムービーを送っても喜ばれそうです。また、ちょっと耳の遠くなった祖父母なんかに動画を送りたいとき、字幕がついているのはとても親切ですよね。

夏に入り、アクティブで楽しいイベントが増えていくこれからの季節。友人との楽しい思い出を、子どもの元気な姿を、超簡単に動画をつくれる「Clips」で撮影してみてはいかがでしょう。

文・撮影:木内 一