2017/06/01
夏のアウトドアを激しく快適にする、スマホ連携ガジェット4選
空の青も木々の緑もどんどん鮮やかになり、外出が気持ちいい季節。そう、キャンプや登山、バーベキューやフェスなど、アウトドアイベント盛り盛りシーズンの到来だ。太陽の下、気の置けない仲間や家族とつくる思い出は、なにものにも換えられないもの。
そこで今回は、スマホと連動することでアウトドアがグッと快適に、楽しくなる、TIME&SPACEならではの"スマホ連携"ガジェットを紹介していきます。
火の威力を感じるストーブ
モンベル「BioLiteキャンプストーブ2」¥17,000(税抜)
昨今のアウトドアで重要なのは電源の確保。「不自由さを楽しむ」こともアウトドアの醍醐味だけど、スマホの充電が心配で気もそぞろ、なんてことになったらせっかくのレクリエーションの楽しさも半減してしまう。また万が一、事故があったときのためにも、充電できる機器の用意をしておいた方がいい。
この「BioLiteキャンプストーブ2」は、焚き火ストーブに充電機能がついているという優れモノ。焚き火や調理をしながら、火の熱でスマホに蓄電してくれるのだ。燃料は枝や薪を使用するので、キャンプ場などに落ちている小枝を燃料代わりにもできて、とってもエコ。
焚き火で発生した熱を電気に変換してファンをまわし、燃焼を促すことで備え付けの充電器に蓄電されるという仕組み。親子で楽しみながら焚き火について学べるのは、アウトドアならではの良さでもある。
バロメーターによって、発電量、風力、蓄電量の状況がしっかりと確認できる。
別売りの専用のグリル台を合わせると、調理もできる。ミニキャンプならこの1台でも十分だ。またライトを装着すれば、暗闇でも手元がよく見える。ただし、燃料として炭の使用は不可なので注意を。
アウトドアにも潤いを持ち歩こう
サンコー「スマホにさすだけハンディミスト」¥2,980(税込)
商品名のとおり、スマホに差し込むだけでハンディミストに早変わりするアイテム。スマホに差し込み、顔や体にこまめに噴射することで、木陰のない炎天下やキャンプのたき火で火照った体をクールダウンできる。
給水ボトルでタンクに水を入れ、あとはスマホの端子に差し込むだけ。センターにあるスイッチを押せば、ミストが噴射される。スマホが防水でない場合は十分に注意しよう。
1回の給水で約1分間ミストを噴出し、スマホの充電が続く限り、何度でも使用可能。また、これからのシーズン、エアコンによる乾燥にもサッと潤いを与えれば、お肌のケアにもなるので、普段使い用としても役立ちそう。iPhone・Android用がある。
楽しい時間を360°撮影できる
リコー「THETA S」¥42,800(税込)
フォトジェニックな1枚が撮れるハイパフォーマンスカメラ。1回のシャッターで自分を取り囲む360°の景色を写真でも動画でも簡単に撮影できる。自然のなかでのアウトドアなら、周囲の環境をそのまま記録できるというわけだ。
カメラにWi-Fi機能があるので、どんな場所でもスマホにつないですぐに確認することができる。
みんなで輪になれば・・・・・・
撮影した写真、動画はそのまま再生すると、こんなに摩訶不思議なアングルが楽しめる!
また、専用のビューアーで再生すれば、歪んでいない通常の画像となり、スマホのスワイプ操作によって見たいアングルを自由に動かすことができる(YouTubeの360°動画をイメージしてもらえればわかりやすいだろう)。家に帰ってから周囲までじっくり見直すと、そのときには気づかなかった新しい発見が! なんていうこともあって、何度も楽しむことができるだろう。静止画像なら約1,400万画素数、動画なら25分間の連続撮影が可能だ。
1台で5役もこなす、超万能ランタン
ROOT「PLAYFUL BASE LANTERN SPEAKER BOTTLE」¥10,000(税抜)
荷物が多くなってしまうキャンプでは、なるべくアイテムを減らしたいもの。そんなとき、1アイテムに多くの機能を揃えているこのランタンスピーカーボトルが便利だ。ランタンは120ルーメンの明るさで、Bluetoothスピーカーを搭載。バッテリーをオプションで付ければ、携帯の充電もできる。
フタを外せばドリンクボトルになる。パパならお酒もアリ。スピーカーと分離できるので、洗うのも簡単。
懐中電灯は120ルーメン。白熱球なら10Wほどの明るさだ。
たとえばボトルに水を入れた状態でランプを点けるとこんな感じに。使い方ひとつでグッと雰囲気もムーディーに。フックが付いているので、ぶら下げることもできる。
スマホ時代ならではのお役立ちアイテム
今回ご紹介したガジェットは、子どもから大人まで、またアウトドア初心者でも楽しめるものばかりだ。また、アウトドアグッズは、万が一の災害時にも役立つ。この機会に、じっくり吟味してみてはどうだろう?
文・撮影:猪野正哉