2017/05/22

植物好きによる植物好きのための植物系SNS『GreenSnap』を使ったら、外を歩くのが楽しくなりました

澄み渡る空、咲き誇る草花。そう、散歩に最適な季節がやってきました!

ぽかぽか陽気のなかでふと目に止まる野花には、なんともいえない趣があります。しかし一方で、植物知識の乏しい筆者にとってはなんだか損をしているような気分になる季節でもあります。

この花の名前を知れたら、もっと散歩が楽しくなるのに・・・・・・

写真を撮り、家に帰ってネットや図鑑で調べたこともありますが、よく似た植物もあって、特定がなかなか難しい。そんな時、とっても頼りになるアプリを見つけました。

それが、「GreenSnap」。

植物好きによる、植物好きのための植物系SNS

「GreenSnap(グリーンスナップ)」は、GreenSnap株式会社が開発した観葉植物やガーデニングの写真共有ができるSNSアプリです。原産地や性質といった基本情報から育て方のアドバイスまでしてくれる「植物図鑑」をはじめ、「多肉植物」「盆栽」「家庭菜園」など、タグでカテゴリを絞れるタイムライン、植物のフォトアルバム、植物に関するコラムやコンテストの最新情報の掲載など、植物好きにとっては垂涎もの、また筆者のような初心者にとっては指南役として大変心強いコンテンツがズラリ揃っています。

カメラをかざすと植物の名前を瞬時に教えてくれる!

なかでも筆者の心にジャストミートしたのは、「教えて!カメラ」機能です。これはディープラーニングを使用した「植物の名前判定機能」を駆使して、気になる植物の写真を撮るだけでその植物の名前を判定してくれるというもの。ユーザーが投稿した80万枚もの植物写真をもとに、そのなかから類似した草花を推測してくれるシステムです。

つまり、今後も植物写真の投稿が増えれば増える程にどんどん性能が高くなっていくということですね! これなら、散歩中にいろいろな種類の植物を気軽に調べられそうです。すぐにこの機能を試したくなった筆者は、近隣の自然豊かな公園へと急行しました。

散歩しながらGreenSnap!

空から飛行石的なものを身につけた女の子が落ちてきそうな雰囲気ですからね。きっと可憐なお花を見つけられるに違いありません。

早速、きれいなお花を発見!
「教えて!カメラ」機能を使って撮影してみます。

判別しやすいようにピントを合わせて撮影をすると・・・・・・。

出ました! これは「パンジー」で間違いなさそう!

いくつか候補が挙がることで、似ている植物との違いなど、体系的に覚えられます。これにより筆者はデートしているときにふと足を止めて、「パンジーが咲く季節だね」と言える男になったわけです。

人工知能を凌駕するユーザー知能

とはいえ、「教えて!カメラ」機能はまだベータ版。メジャーな植物はほぼ間違いなく正解でしたが、芝の中に咲いているような野草など、苦手な分野もあるようです。そこで第二の矢、「名前を教えて!」機能が役に立ちます。

これは名前を知りたい植物に「名前を教えて!」タグをつけてSNSに投稿するというもの。さっそく投稿してみました。

コメントとタグをつけて投稿すること数分・・・・・・。

キター! 早速のご回答!
「ニワゼキショウ」初めて聞いたけど画像を見る限り確かにそれっぽい! 恐るべしGreenSnapユーザーさん!

このあと、さらにいくつか画像を投稿してみましたがほとんど即レスしてくれました。なかには詳細なコメントを残してくださる方も。恐るべき優しさ・・・・・・。

植物好きの集まる最高の「公園」にしたい

「園芸やガーデニングはひとりで楽しめるので、植物好きはひとりになりがちです。私たちはGreenSnapを植物好きの集まる最高の公園にしたいんです」と、アプリを開発したGreenSnap社の鈴木潤一さん。

これからの季節は散歩にも適した気候で、野花も豊かに生い茂ります。健康のためのウォーキング、公園デート、ママ友との交流・・・・・・いろんな場面で足元へ目を落とすと、そこには植物があります。お子さんがいれば、「このお花なあに?」と聞かれたときに、Greensnapを使って一緒に調べるのも楽しそうですよね。植物好きの集まる「公園」にあなたも来てみませんか?

文:木内 一