2017/03/23

iPhoneのボタンが増える! 魔法の液晶保護フィルムが快適すぎた

液晶サイズが大きいスマホだと、"片手操作派"はいつ落とすんじゃないかヒヤヒヤだ。iPhoneでは6から5.5インチとなり、大人の男性でも親指が届くのは液晶画面中央くらいまで。画面の上の方を操作したいときは本体を手の中でずらさなければならない。

そんな片手派のiPhoneユーザーにオススメしたいのが、iPhone用液晶保護フィルム「Halo Back SSF」だ。このフィルムは昨年10月にクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」に登場し、目標金額400%を達成したことで注目されている最新の液晶保護フィルムだ。

すごいのは「液晶保護」だけじゃない!

このHalo Back SSFは、見た目や厚さはこれまでの一般的な液晶保護フィルムと変わらないものの、ホームボタンの左部分に液晶左上部分と連動している「見えないボタン」が組み込まれている。FacebookやInstagram、LINEなどのSNSをはじめ、標準アプリであるカメラやメールなど、多くアプリが左上部分に「戻る」ボタンを配置しているが、ホームボタン左部分をタップすることで、片手で、iPhoneを手の中でずらさずに操作できるというわけだ。

上図のようにディスプレイ上部左端と下部左端が連動している

なるほどこれは便利そうな予感。さっそく片手派iPhoneユーザーの筆者が使ってみた。

まずはHalo Back SSFをiPhone 7に貼ってみる!

パッケージを開封。見えづらいが、パッケージの上に重ねて置いてあるのがフィルム本体、中央にある透明な板が気泡除去ヘラ、その上の大き目の白いものがゴミ除去シール、右上がフィルムを固定するためのシール、右下がクリーニングクロスだ。

いよいよフィルムを貼る作業に。

スマホの液晶保護フィルムはこの貼る作業がいちばんの難関だが、パッケージの内側には貼り方が丁寧に図解されているため、簡単に貼ることができた。

貼り終えてみると、見た目も一般的な液晶保護フィルムと同じように、非常にクリアで厚みも普通。ホームボタンの左側にボタンが追加されたことをまったく感じさせない。

色々なアプリで使ってみた感想

タップの感度は思った以上に良好。ボタンは見えないが、強く押したりしなくても、左下のスペースをポンッと軽くタップすれば、きちんと左上の「戻る」ボタンが機能する。筆者が普段から使用しているアプリを中心に色々と使ってみたのだが、iPhoneは設定やメッセージなど、標準アプリのほとんどが左上をタップして戻るというつくりになっているので、問題なく使用可能だった。本体の下半分だけで操作を進められるので、片手だけでいままでよりもスムーズに操作できるようになった。

使っていくうちにさらに便利に感じる!

この見えないボタンを使っているうちに、その存在に慣れてくるようになった。Halo Back SSFは、本来左上にある「戻る」ボタンを左下にもってくることが目的のものだが、応用すれば、「検索」の入力やメニューアイコンの展開などの操作にも使用できることがわかった。

現在販売中の製品タイプはiPhone 6/6s用、iPhone 6 Plus/6s Plus用、iPhone 7用、iPhone 7 Plus用の4種類。価格は1,980円。

このHalo Back SSF、ホームボタンの左に超便利なボタンを追加するアップデートが行われた、というくらいの自然な使用感。まさに目から鱗だ。片手派だけでなく、両手派のあなたもぜひこの快感を味わっていただきたい。

文:安東 渉(EditReal)