2017/01/25

日本最大級! 『ニッポン全国鍋グランプリ2017』に向け、ひとり素振り鍋に挑戦してみた

14万人が和光市に集結! 日本最大級の"鍋フェス"があった!

約14万人が訪れた2016年度の会場風景

本格的な冬将軍が到来し、あったか〜い鍋が美味しい季節になりましたね。日本には1,000種類以上の鍋があるといわれていますが、ここ最近は全国のご当地鍋を一同に集めた"鍋フェス"が各地で開催されています。

そして、数ある"鍋フェス"のなかでも14万人もの人が集まる最大のイベントが、1月28(土)、29日(日)に和光市で開催される「ニッポン全国鍋グランプリ2017」。こちらはauも協賛していて、全国の鍋自慢60チームがご当地鍋日本一をかけ、熱〜いバトルを繰り広げるわけです。

26歳実家住み独身で鍋好きの編集部若手No.1のハラダとしては、是非とも参加したい。とはいえ、60チームも参加するということは、最低でも60種類もの鍋が並ぶんでしょうね。・・・・・・食べられますかね、60鍋。人は1日にいったいどんだけの鍋を食すことができるのでしょう?

そこで、イベント前に注目の鍋店を訪れ、本番に向けてひとり素振り鍋をすることにしました。

まずは注目の鍋を調べましょう。目指すはイベントを主催する和光市商工会。和光市駅を降りると、すわ! いきなり鍋マスコットやイベントののぼりがお出迎え。なるほど和光市、なかなか気合いの入りようじゃないですか。

ニッポン全国鍋グランプリのキャラクター「にこむっち」。街中にはのぼりも

和光市商工会に到着しました!

お話を聞いたのは事務局長の本橋淳男さんです。14万人も集まるイベントって、すごくないっスか?

「ありがとうございます。イベントは2005年からスタートしましたが、ちょうどB級グルメブームをつくった『B-1グランプリ』が始まる少し前で、その後押しもあって来場者数はずっと右肩上がりです、ガッハッハ。特に2015年から2日開催にしたらガチョ〜ン! と入場者数が増えてね。2020年にはグランドチャンピオン大会を開催して、世界に向けて日本の鍋文化を発信したいと思っているんですよ」

ガチョ〜ンの意味はよくわかりませんが、僕これからイベントに向けてひとり素振り鍋に挑戦しようと思ってまして。2017年の出展者のなかで、おすすめの鍋を教えてください。できれば近場でお願いします。

「実は、お店からの出展者は意外と少なくて。たとえばJA全農ミートフーズさんなど、参加者は地域の食材を盛り上げようとしている団体などが中心だから、お店で食べることができる鍋はあまりないんですよ。いま食べに行けるとしたら、去年優勝した和光市のカフェ・ラ・ベルさんの『牛すじシチュー』、2011年に優勝した深谷市の『煮ぼうとう』、あとは初出場の秩父にあるちゃんこやぐら太鼓さんの『彩軍鶏ちゃんこ鍋』があるね」

・・・・・・全部埼玉の店なんでスけど、郷土愛強過ぎませんか。でも、確かにリストを見ると関東圏のエントリーで食べにいけるのは埼玉のみでした。では、さっそく現地に向かいましょう! 3鍋なら余裕で行けそうですね!! ガチョーン!

食レポ1 埼玉県深谷市の「煮ぼうとう」

まずやってきたのは深谷ねぎで知られる埼玉県深谷市。道の駅にあるそば蔵 岡部店です!

「ほうとう」といえば山梨県が有名ですが、あっちは味噌仕立てで、深谷の「煮ぼうとう」はしょうゆ味。小麦粉を使った幅広の麺と深谷ねぎ、地元で収穫される野菜類をたっぷり使って、生麺の状態から煮込んでいるのが特徴だとか。深谷出身で、明治時代に活躍した実業家の渋沢栄一氏も愛した郷土の味です。行きまーす!

煮ぼうとう。926円(税抜き)

「う、うま〜い!! 野菜から出る旨味でダシが甘くて、うん、僕好み。幅広のうどんみたいな麺がピロピロして、チュルチュルして、のどごしもイイ! 体の芯からあったまるぅ〜」

ちなみに鍋グランプリへのエントリーは煮ぼうとうを愛する有志が集まった「武州煮ぼうとう研究会」で行っているとか。食べ歩きマップを作成して市内のおすすめ店を紹介するなど、市や観光協会も煮ぼうとうをバックアップ。地域の活性化を図っているのです。

そんな煮ぼうとうは地元民にとっては身近な存在、ゆえに道の駅のお店でも気軽に味わうことができるのです。取材したそば蔵 岡部店は、道の駅だから採れたての新鮮な野菜を使っているのが嬉しい!

はい、じゃあ次行きましょう!

食レポ2 カフェ・ラ・ベルの「牛すじシチュー」

次にやってきたのは和光市役所1階にあるカフェ。なんと昨年の優勝者カフェ・ラ・ベルは和光市役所にあるお店なのです。

気になる「牛すじシチュー」は、40年間変わることのない自慢のデミグラスソースを使用していて、野菜と肉の旨味が凝縮されているとかで、見るからにウマそう・・・・・・。では、行ってみまーす!

牛すじシチュー ライス、サラダ付き。750円(税抜き)

「う、うま〜い!! 牛すじが柔らかくて、デミグラスソースも味が濃過ぎなくてちょうどいい。食べても食べても、中からゴロゴロした大きな牛すじが出てきます! なんと、牛すじは1日以上煮込んで臭みをとって柔らかくしているとか」

実はこちらのお店は、1970年代より埼玉県所沢市、新所沢、小手指でキッチンカウカウハウスとして30年以上営業した後に、和光市役所内で営業するようになった老舗洋食店。創業時より継ぎ足したデミグラスソースが自慢で、今回いただいた牛すじシチューは真空パックでネット販売されているほど人気メニューなのです。そりゃー、うまいはずだ!

はい、じゃあ次行きましょう!

食レポ3 ちゃんこやぐら太鼓の「彩軍鶏ちゃんこ鍋」

やってきました秩父まで! もうあたりは真っ暗です。ここ、ちゃんこやぐら太鼓さんは元力士の店主が営む店で、埼玉県の高級地鶏であるタマシャモを使った「彩軍鶏ちゃんこ鍋」が味わえます。はっけよ〜い、のこった!

彩軍鶏ちゃんこ鍋。1人前2,000円(税抜き)※写真は3人前

「う、うま〜い!! 軍鶏って初めて食べたけど美味しい〜。団子に味が染みていてウマ〜。あっ、コレ軟骨が入ってるんですか、へー。食べているうちに軍鶏の脂が出てきて香ばしい風味になってきましたよ。カメラマンさんも、食べます?」

ちなみに店主は、かつて昭和40〜50年代に活躍した「玉輝山」関で、引退後に奥さんの故郷である秩父でちゃんこ屋さんを営むようになったそうです。そして、看板メニューとして埼玉県唯一の銘柄鶏であるタマシャモを使ったちゃんこ鍋をつくったところ、これが大好評。世に埼玉のタマシャモを広めることができないかと思い、ニッポン全国鍋グランプリに初エントリーすることになったとか。

いや〜、取材した3店舗いずれも歴史や想いがあって面白い。そして、さすがにどの店もレベルが高い! もっといろんな鍋を味わいたいけど、素振り鍋は1日3食がハラダ限界でした。

そこで「ニッポン全国鍋グランプリ2017」ですよ。イベントでは、それぞれのお鍋を小皿で食べられるからいろんな種類のご当地鍋を味わうことができちゃいます! といっても、人気店での行列は必至。なにしろ14万人もの人が集まりますからね。

■行列回避! 並ばず食べられる裏ワザとは!?

そんなときの強い見方がこちら。ジャーン! au WALLETカードです!!

プリペイドカード、クレジットカード、どちらも使えます

auが協賛している「ニッポン全国鍋グランプリ2017」では、au WALLET専用レーンを利用して混雑で並ばずに鍋を買うことができます! 加えて、最大500円分の鍋がおトクに買えるスタンプカードもあり。つまり、au WALLETカードさえあれば、効率的に鍋を食べまくることができるというわけなんです。

しかも、当日は和光市応援団長SKE48松村香織さんをはじめ、多数のアイドルも参加予定とのことで、こちらも楽しみ。60鍋のコンプリートを目指して、ハラダも行きま〜す!

au WALLET限定特典

■特典01

au WALLETカードユーザーだけが購入できるおトクな食券で混雑する列に並ばずに買えるau WALLET専用レーンをご利用いただけます。

※混雑時にお待たせする場合がございます。
※食券がなくなり次第終了となります。
※一部ご利用できない店舗がございます、ご了承ください。
※食券はau WALLET食券売場でお買い求めいただけます。

■特典02

各日先着合計300名様限定。食券購入時に買えるスタンプカードで最大500円分の鍋がおトクに買うことができます。

※スタンプを3個(食券を1,500円分購入)集めると200円分の食券と交換できます。
※スタンプを6個(食券を3,000円分購入)集めると500円分の食券と交換できます。

[開催概要]

名称:ニッポン全国鍋グランプリ2017
開催日時:2017年1月28日(土)、29日(日) ※両日とも10時~15時 ※売り切れ次第終了
会場:和光市役所内市民広場特設会場
アクセス:東武東上線/東京メトロ有楽町線・副都心線:「和光市駅」南口下車 徒歩約15分、東武バス:「和光市駅南口①乗り場」より乗車、「和光市役所入口」下車徒歩3分
入場料:無料

取材にご協力いただいたお店

■そば蔵 岡部店

埼玉県深谷市岡688-1(道の駅おかべ内)
電話:048-585-5008
営業時間:7:00~19:30(煮ぼうとうは10:00〜)
定休日:なし
※煮ぼうとうは10月〜5月までの期間限定、数量限定メニューです。

■カフェ・ラ・ベル

埼玉県和光市広沢1-5 和光市役所議会棟1F
営業時間:11:30~16:00(ランチは11:30~14:00)
定休日:土・日・祝日
http://cafelabell.com/

■ちゃんこやぐら太鼓
埼玉県秩父市熊木町6-19
電話:0494-22-2974
営業時間:11:30〜14:00、17:00〜22:00
定休日:日

文:T&S編集部
写真:稲田 平

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