2017/12/21

自宅・コンビニで印刷OK! 忙しい人必見の『スマホ年賀状アプリ』3選

2018年まで残りあとわずか。もういくつ寝るとお正月だ。お正月といえば、年賀状。最近ではメールやSNSだけで年始の挨拶をする人も増えているようだが、手間をかけてでもきちんと年賀状を出せば、顔を合わせずとも気持ちが伝わるもの。

ただ、年末は繁忙期や忘年会などなにかと忙しく、年賀状を用意するのが大変。そんな人には、スマホで簡単に年賀状を送れるアプリをオススメしたい。

今回は数ある年賀状アプリのなかから、きちんと年賀はがきに印刷してくれて、すぐに手元に届くというスピードがウリの年賀状アプリを3つ厳選し、それぞれの特長とオススメのポイントを紹介する。

はがきだけ大量に買ってある人におすすめ! 自宅・セブンイレブンで印刷OK
日本郵便公式「はがきデザインキット2018」

日本郵便公式「はがきデザインキット2018」

「はがきデザインキット」は日本郵便公式の無料年賀状制作アプリ。

日本郵便公式「はがきデザインキット2018」

この「はがきデザインキット2018」の特長は、印刷発注しなくてもコンビニや自宅で簡単にプリントができるところ。自宅のプリンターやセブン-イレブンのマルチコピー機と連携して、自分が編集した年賀状を思い立った時にすぐに印刷できる。「年賀はがきだけたくさん買っちゃったけど……」という人におすすめ

Canon、EPSON、brotherなどの家庭用プリンターとかんたんに連携 Canon、EPSON、brotherなどの家庭用プリンターとかんたんに連携

また、住所を知らない相手にも、相手のメールアドレスやSNSアカウントがわかっていれば年賀状を送ってくれる発送代行サービスもあるので、ネットでつながっているたくさんの友だちに送れそう。

そのほか、印刷しなくても作成した年賀状を画像にしてTwitterやメールに送れるサービスや、QRコードを読み込んで動く年賀状をつくれるサービスもあり、年賀状の活用方法の幅も広い。

はがきデザインキット2018で作成した年賀状

実際に自宅プリンターで印刷してみたが、編集から印刷完了までの手順が非常に簡単だ。

【年賀状が届くまで】
自宅配送:15時までの注文で翌日発送(送料650円)
投函代行:12月24日の15時までの注文で元日配達
その他:「セブン-イレブン マルチコピー機」ほか、各社プリンタアプリと連携し印刷可能、住所が分からなくてもTwitter・メールアドレスに年賀状を送信可能(相手に手続きが必要)

【デザイン】
400種類以上

【料金】
はがき代+印刷代(1枚あたり)/普通紙:〜9枚/130円
はがき代+印刷代(1枚あたり)/写真用紙:〜9枚/160円
はがき代+印刷代(1枚あたり)/喪中・寒中:〜9枚/130円

【宛名印刷】
0円

【決済方法】
クレジットカード決済、コンビニ決済、キャリア決済

【アプリはこちら】
「はがきデザインキット2018」iOS版アプリ
「はがきデザインキット2018」Android版アプリ

忙しいママにオススメ! デザインや編集が苦手でもハイクオリティなデザイン年賀状がつくれる「スマホで年賀状2018」

スマホで年賀状2018

「スマホで年賀状」は、年賀状デザインの数が930種類以上もあるデザインの豊富さが魅力の年賀状アプリだ。※2017年12月1日現在

ただデザインが豊富なだけでなく、400種類以上の「オリジナルスタンプ」や、手書きの文字を取り込んで配置できる「手書きスキャン」など、年賀状のデザインを編集する際によりオリジナリティを出せる機能が多いのが特長。

スマホで年賀状2018

デザインテンプレートは豊富なオリジナルデザインのほか、有名クリエイター、京都のテキスタイルブランド、北欧デザインなど女性の心をつかむ豊富なバリエーションが揃い、スマホで簡単に編集した年賀状とは思えないほどクオリティが高い仕上がり。

写真入りの年賀状をつくりたい場合でも、富士フイルム社製印画紙による銀塩プリントなのでキレイな仕上がりで、少し暗い写真でも明るく補正をかけてくれる自動補正機能もあるので安心だ。

スマホで年賀状2018

「スマホで年賀状」は商品開発ディレクターが子育てママということもあり、“忙しいママのために、簡単にかわいいてオリジナルな年賀状がつくれる”というコンセプトのもと、ママにとって使いやすく好まれるデザインを追求しているとか。デザインや編集に詳しくなくても、ハイクオリティなデザイン年賀状をつくることができるのだ。

スマホで年賀状2018で作成した年賀状

無料のサンプル注文ができるので、お気に入りのデザインをチョイスして1枚作成。和モダンな年賀状が完成した。

【年賀状が届くまで】
自宅配送:15時までの注文で翌日発送(送料650円)
投函代行:12月24日の15時までの注文で元旦配達
その他:Twitter・メールアドレスに年賀状を送信可能(相手に手続きが必要)

【デザイン】
930種類以上

【料金】
はがき代+印刷代(1枚あたり)/普通紙:〜9枚/130円
はがき代+印刷代(1枚あたり)/写真用紙:〜9枚/160円
はがき代+印刷代(1枚あたり)/喪中・寒中:〜9枚/130円

【宛名印刷】
0円(スマホカメラによる宛名スキャン機能※あり)

※過去にもらった「はがきの宛名面」をアプリで撮影するだけで「住所録」をデータ化してくれる機能

【決済方法】
クレジットカード決済、コンビニ決済、キャリア決済

【アプリはこちら】
「スマホで年賀状2018」iOS版アプリ
「スマホで年賀状2018」Android版アプリ

写真入り年賀状にこだわるなら富士フイルムの「スマホで写真年賀状2018」

富士フイルムの「スマホで写真年賀状2018」

家族や仲間との写真を入れた年賀状をつくりたいなら、累計レビュー数が4年連続No.1という人気の年賀状アプリ「スマホで写真年賀状2018」がオススメだ。

その最大の特長は、やはり写真がキレイであること。富士フイルム印刷工場と直接連携し、富士フイルムの超高画質銀塩写真ペーパー「フジカラープリント」と年賀はがきを貼り合わせて作成しているため、カメラ店に現像に出した写真と同じクオリティの写真入り年賀状を印刷し、富士フイルムの工場から直接出荷してくれる。

富士フイルムの「スマホで写真年賀状2018」

デザインも写真をはめ込んでいくスタイルのテンプレートを中心に、可愛いものからシンプルなものまで800種類以上もあり、写真を入れる場合はテンプレートに合わせた数の写真を選択し、大きさを調整しながらはめ込んでいくだけ。もちろん、文字の内容や大きさ、位置などのレイアウトは自分で変更できたり、写真を使わないタイプの年賀状も選べる。また、スヌーピーデザインだけで50種類以上、その他キャラクター年賀状の種類が多いことも魅力のひとつだ。

富士フイルムの「スマホで写真年賀状2018」

写真の自動補正機能もあり、写真自体のクオリティが高くなくても安心。また印刷する際も、フチ無しになる銀塩タイプの印刷(フジカラープリント)と、フチありとなる通常の印刷とが選択でき、写真がキレイに印刷される銀塩タイプの印刷を選ぶと、さわり心地がよく耐久性が高いというメリットがある。

そのほかにも、すでに年賀はがきだけを購入してしまっているという人に対して、購入済みの年賀はがきを郵送すれば1枚52円でキャッシュバックしてくれるという「年賀はがき持ち込みサービス」という面白いサービスも行っている。

富士フイルムの「スマホで写真年賀状2018」で作成した年賀状

やはり写真はキレイでしっかりと厚みがあり、写真のような独特の風合いも好印象だ。

【年賀状が届くまで】
自宅配送:24時までの注文で最短翌日発送(送料無料)
投函代行:12月23日の24時までの注文で元旦配達

【デザイン】
800種類以上

【料金】
はがき代+印刷代(1枚あたり)/写真あり(銀塩タイプ):〜69枚/152円
はがき代+印刷代(1枚あたり)/写真なし:〜69枚/118円

【宛名印刷】
0円

【決済方法】
クレジットカード決済、コンビニ後払い、代引き決済

【アプリはこちら】
「スマホで写真年賀状2018」iOS版アプリ
「スマホで写真年賀状2018」Android版アプリ

納期や料金をきちんとチェックし、自分だけのオリジナルの年賀状を!

現在リリースされている年賀状アプリは、いずれも写真を使ってテンプレートでデザインしたり、文字などをレイアウトしてつくるものが基本。そしてアプリの利用料金は無料。しかし、その納期や印刷料金などを含め、その機能やサービス内容それぞれ違ってくるので、まずは自分のイメージに合ったアプリを見つけることが重要だ。

今回は紹介した3つの年賀状アプリは、それぞれが特長を持っていながら、印刷までの時間が短いというところが共通しているので、もしまだ年賀状をつくっていないという人がいたら、いずれかを選んで使ってみてはいかがだろうか?

文:安東 渉(EditReal)