2017/02/21
Apple製品の「困った」を解消! 公式アプリ『Apple サポート』は“使える”?
2017年1月に突如リリースされたサポートアプリ
「画面にひびが入った」「電源が入らない」など、できれば出合いたくないデジタル機器の急なトラブル。しかし起こった以上、解決が急がれます。そんなときは電話で問い合わせたりネットで検索してトラブルにしようとするわけですが、これ、思った以上に手間がかかることもあるんですよね。
そこで試してみたいのが、2017年1月25日にリリースされた『Apple サポート』の公式アプリ(iOS 9.1以降のiPhone、iPad、およびiPod touchに対応)。所持している端末の保証期間やシリアル番号、IMEI(識別番号)を確認できて、さらにトラブル別の解決策が書かれた文書も用意されています。毎日使うことはないでしょうが、いざとなったときのために、ダウンロードしておいて損はなさそうです。そんなわけで、どんなものか確かめるべく、実際にダウンロードしてみます。
『Apple サポート』アプリを実際にダウンロードしてみた
ダウンロード後、自分のApple IDでログイン。すると、所持しているApple製品が一覧として出てきました。
手持ちのiPhoneを修理したい!
ユーザーサポートである以上、自分の言っていることがうまく伝わらなかったり、見当違いの解答をされては、問題が未解決なまま、悶々としちゃいます。
ではこの『Apple サポート』アプリはどうなのでしょう。たとえばiPhoneのディスプレイにヒビが入って修理したいとき、まずは、「お客様の製品」のなかのiPhoneをタップします。
すると、8つの項目が。
修理なので、そのなかの「修理と物理的損傷」をクリックし、「ディスプレイにひびが入っている」を選択。すると持ち込み修理可能な店舗が検索できます。
リストから自分の家の近くをクリック。
するとその店舗の地図が表示されます。
修理したい機器を選び、当てはまる症状をタップするだけで、そのトラブルにあった解決方法へと導いてくれます。そのほか、チャットや電話での問い合わせもできるようですね。
今度は「電源が入らない」という症状を選んでみます。すると、いちばん下の画面に推奨記事が出てきました。
タップしてみると、短時間で修理が済むよう、事前に自分自身でできることが紹介されています。推奨記事があることで、わざわざネットで検索する手間も省けますね。
自分が所持している製品以外のサポートも
『Apple サポート』アプリでは、所持している製品以外にも、別の製品やサービスに関するサポートも確認できます。
たとえば、『Apple Music』を解約したいと思ったとき、「別の製品に関するサポート」から「iTunesとApple Music」→「Apple Music」→「メンバーシップと請求」と選択していきます。
すると、推奨記事に解約方法を発見。
今自分が抱えている「困った」を、言葉にして伝えることなく、合ったもの選択していくだけで問題を解決することができるようです。
電話するのも、ネットで検索するのも面倒という方へ
『Apple サポート』の公式アプリを使えば、Apple製品に関する「困った」を解決するための方法が手軽に確認できます。電話するほどでもないけど、かといって「なんて検索していいのかわからない」、そんな疑問を瞬時に解決してくれるかもしれません。
個人的には、たとえばデジタル系が苦手な友人とか実家のご両親にダウンロードをオススメする、なんていう使い方もいいかもなぁ〜と思いました。いずれにせよ、無料の公式アプリなので、来たるべきそのときに備えてダウンロードしておいて損はないでしょう。
文:吉田祐基