2016/04/06

集めたチリを"吸い取ってくれる"ゴミ箱が楽チン

提供:BRUNO

家の掃除をするとき、ほとんどの人は電気掃除機を使うだろう。だが、重い掃除機を引っ張りだすのが億劫だったり、大きな音が気になって夜遅い時間に使えないといった理由で、ついつい掃除をサボりがちになってしまうという人も多いのではないだろうか。

床の上を奇麗にするだけなら、ほうきを使って床を掃く方がずっと手軽だ。掃除機よりもずっと軽いし、音もしないので時間も選ばない。問題は掃き集めたゴミやホコリの集め方で、ちり取りを使っても細かいゴミが残ってしまう。

美容院や理髪店など、ほうきを頻繁に使う店には、壁にバキュームの口が設置されていることがある。掃き集めた髪やゴミをそこに集めれば、ちりとりを使わなくてもゴミが処理できるのだ。

提供:BRUNO

こんな便利機能を家庭でも活用できるのが「bruno」。"世界初"の掃除機機能付きゴミ箱で、通常価格249ドルのところを、現在179ドルで予約販売中だ。下の部分についている掃除機にゴミを履き入れることができ、上の蓋を開ければ普通のゴミ箱としてゴミを捨てることができる。重い掃除機を引っぱり出さなくてもいつでもほうきで掃除ができ、ちり取りですくい切れない細かいゴミにイライラしなくなる。

スマホ(iOS/Android)アプリと連動して、中にセットしたゴミ袋がいっぱいになったり、予備の袋がなくなってきたら知らせてくれたりする。そのうえ、ゴミの日も教えてくれる。将来的には、勝手に注文してくれるようになるそうだ。

ちなみに、auもスマホアプリと連動してゴミの日をお知らせしてくれるスマートゴミ箱「Dust bin」を販売している。「掃除」「ゴミ出し」のように、快適な生活のためには大事だけれども、つい億劫で忘れがちなことを助けてくれるこのガジェットには注目したい。

文:信國謙司