2016/01/06

すべてのオフィスワーカー歓喜! 肩こり解消系パーカー爆誕

"次世代のスマートデバイス"として、いま注目を集めている「ウエアラブルデバイス」。最近では、着用するだけで通話ができたり、発熱して温めてくれるなど、さまざまな種類の製品が登場している。そんななかでこのたび登場したのは、着用するだけで肩の凝りをほぐしてくれるというパーカー型のウエアラブルデバイス。オフィスワーカーにとって、とんでもなく嬉しいアイテムの登場だ。

そのアイテムの名は、「Aira(アイラ)」。1日の大半をイスに座って過ごすオフィスワーカーのために開発されたアイテムで、作業療法士の意見をもとに作られたそう。内部に搭載されているウエアラブルエレクトロニクスによって稼働する。

ユーザーは、専用アプリをダウンロードすれば、スマートフォンからマッサージの強さや種類などを選択できる。アプリから選んだマッサージ情報は、衣服に搭載されているマッサージシステムに送られる。マッサージシステムには人体の細部情報が組み込まれているので、凝り固まってしまった筋肉や上半身のツボをピンポイントで刺激し、ゆっくりと確実にほぐしてくれる。つまり、普段5,000円くらいかけて受けるマッサージを、たったワンクリックで、それもタダで受けられるというのだ。

オフィスワーカーにとって肩の凝りは大敵。肩が凝っていると、集中力を奪われ、ひどい時には頭痛、吐き気まで引き起こす。1日中パソコン画面とにらめっこした仕事終わりには、マッサージチェアに疲れた体を預けてしまいたいものだが、マッサージチェアは場所をとるし、結構高いお買い物。誰かにマッサージしてもらわずとも、普段からこんなにも見た目にはわからず、ひそかに凝りをほぐしてくれる「Aira」はオフィスワーカーの強い味方になるだろう。

製品化は今のところまだ未定となっているが、今年1月6日から9日にラスベガスで開催される国際家電見本市「2016 International CES」でなんらかの発表をするとのこと。これはぜひ注目したい。また同担当者は、このアイテムを最終的にはきちんと"洗えるもの"にして発売するとのこと。日本でもぜひとも発売してほしいアイテムだ。

文:小山田滝音