2015/10/26

ページ送りにサヨウナラ! Webページを自動で継ぎ足す裏ワザとは

Web上で、ページが複数あるときに、「次のページへ」ボタンをクリックするのが煩わしいと思ったときに重宝するのが、ブラウザ拡張機能「AutoPagerize」。このツールは、ページをスクロールするだけで、次のページを現ページの下部に継ぎ足して表示する便利機能だ。対応ブラウザはFirefox、Google Chrome、Safari、Operaの4つ。

最大にして唯一のメリット:マウスで下スクロール→次ページが自動追加

ごく単純なメリットだが、一度使うと便利でクセになる。「AutoPagerize」がただただ愚直にページを自動追加していくと、下スクロールに合わせて、ひたすら下へ下へと突き進む。

AutoPagerizeの本サイトより。マウスでスクロールするとプレロードしたページを追加していく仕組み。つまり、自動でどんどんページを継ぎ足してくれるということ

 「Yahoo! JAPAN」のニュース記事を例に取ってみよう。記事によっては2ページ以上にわたることがあるが、下のように2ページ目を読み込んで表示してくれるのだ。記事だけではない。Amazonなど一部サイトにも対応しており、マウスでスクロールするだけでページを追加してくれるので楽チン。

Yahoo! JAPANの記事をAutoPagerizeで読み込んだ状態。「page:2」の表示に注目を。記事を自動で継ぎ足してくれ

Amazonでもページの自動継ぎ足しをしてくれる欲しい物リストのページでも機能する。お気に入りのサイトで使え試してみよう

ただし、「AutoPagerize」は、読み込んだページの一部ボタンがクリックに反応しない、前出の検索ページが2ページ目以降に表示されてしまうなど、まだまだ改善の余地を残している。もし使い勝手の悪さを感じたら、後発の「Google Auto Next Page」というページ継ぎ足しツールを試したい。ただし、Amazonなどでページが継ぎ足されないなど、「AutoPagerize」と適用環境が多少異なる。

「Google Auto Next Page」の概要ページ。Chrome版のみならず、Firefox版もあるぞ

何でも「自動」というのは良い響きだ。Web上のページ読み込みにちょっとでもストレスを感じている人は、ページ自動継ぎ足し機能をぜひ一度お試しあれ。

文:桜井恒二