2015/10/20

スマホアプリ、容量を食っているのは......?

便利なアプリに、増え続ける思い出の写真。さらには、いつも持ち歩きたいお気に入りの音楽......。スマートフォンが生活に欠かせないアイテムというのは言わずもがなだが、活用機会が増えるほどに心許なくなってくるのがメモリーの容量だ。日々の生活で、スマートフォンのメモリーのストレージ容量はあっという間に減っていく。

大まかな目安として、スマホで撮った写真1枚はおよそ1.5〜3MB。CDアルバムは曲数にもよるが1枚60MBほどのデータサイズになる。こういったデータは小まめにチェックして、いらないものは削除。写真データはPCやクラウドで管理することで、スマホの容量負担は減っていく。

次にチェックしたいのが、アプリの使用メモリー容量。写真や音楽はある程度、データサイズは一律だが、アプリは千差万別だ。まずは自身のスマホでそれぞれのデータサイズを把握しておきたい。以下は、インストールする機会の多い主要アプリそれぞれのデータサイズだ。

アプリのデータサイズを一目瞭然で確認できる(写真はiPhone)

絶好のシャッターチャンス! ......と思ったらメモリーの容量オーバーで撮影ができない。そんなことにならないように使用メモリーはしっかりと管理したい

SNS系のアプリは、一般にかなり大きなデータサイズとなる。(※iPhoneの場合)

・LINE:213MB
・Facebook:166MB
・Skype:111MB
・Messenger:111MB
・Twitter:61MB
・Instagram:31.8MB

使用頻度が高いであろうLINEは、実はSNSアプリのなかでも群を抜いてデータサイズが大きいことが分かる。

続いて、定番アプリの容量を見てみよう。(※iPhoneの場合)

・Google:135MB
・Amazon:94MB
・YouTube:39MB
・Gmail:36.6MB
・Google Maps:29MB
・Yahoo!:15MB
・Dropbox:59MB
・NAVITIME:49MB
・クックパッド:34MB
・SmartNews:12MB

SNS機能も有することが多いゲームは多くの容量を使用するようだ。

・モンスターストライク:64.7MB
・クラッシュ・オブ・クラン:54.4MB
・白猫プロジェクト:97.2MB

アプリのデータサイズチェックと削除(アンインストール)は、iPhoneなら「設定→一般→使用状況→ストレージを管理」。Androidは「設定→アプリケーション→ダウンロード済アプリ」で簡単にできる。

日常生活に欠かせなくなったアプリだが、定期的にチェックして、ココぞという時にメモリーに空きがなくて困った......ということにならないように、しっかりとマネジメントしていきたい。

文:大場庸佑