2022/02/18
#ハタチが未来をつなぐぞ 新成人パフォーマーの素顔と未来への挑戦
たくさんの人と人、人とモノ、人と場所、そして人と可能性をつなぐ「ずっと、もっと、つなぐぞ。au」の一環として、多様なジャンルで活躍する新成人のパフォーマーとKDDIがコラボレーションした「#ハタチが未来をつなぐぞ」がスタートした。この取り組みは、2022年1月18日から約1カ月間、新成人のパフォーマーが5Gサービスとパフォーマーの可能性や未来を表現したダンス・スポーツ・音楽などのパフォーマンスを、順次動画投稿していくというものだ。
現時点(2022年2月18日)では、「#ハタチが未来をつなぐぞ」の特設サイトに15組のパフォーマーの動画が公開されており、これらの動画は5Gエリアが広がる鉄道路線の車内ビジョンで2月27日まで配信中だ。
この記事では、新成人パフォーマー20組のうち、まず9組の活動内容やハタチの素顔をお伝えしよう。
9組の新成人パフォーマーの情熱や素顔に迫る
「#ハタチが未来をつなぐぞ」に参加したパフォーマーは、世界大会出場経験者やプロとして活躍する人、各ジャンルの普及に向けて尽力する人など、それぞれのシーンで夢に向かって挑んでいる新成人たち20組。本企画で公開されている動画では、大阪音楽大学在学中の音楽プロデューサーで新成人のTatsunoshinが作曲した楽曲「ハタチが未来をつなぐぞ」にのせて、普段交わることの少ない、異なるジャンルの20組がパフォーマンスを通じてつながっていく様子を表現している。今回は9組のパフォーマーを紹介する。では、彼らの素顔や自身のパフォーマンスへの情熱についてお伝えしよう。
■HIPHOP DANCE/ReiNa
HIPHOPダンサーのReiNaさんは、15歳のときに海外のダンスバトル「Radikal Forze Jam」で優勝し、フランスのバトルクルー「CriminalzCrew」に初のアジア人メンバーとして選ばれるなど、いま世界的に注目されている新成人パフォーマーだ。ダンスチーム「RIEHATATOKYO」の創立メンバーであり、チームではアメリカの「Body Rock Junior」で準優勝を果たしている。
https://www.instagram.com/reina_queenme/
●ReiNaさんがシーンを盛り上げるために行っている活動や未来の展望とは?
「いままでは、海外で大会に出場したり、ワークショップを行ったり、アーティストさんに振り付けを提供したり、大会の審査員をさせていただいたりと、シーンを盛り上げるために世界中の人たちと交流してきました。ダンスを通して、さまざまな人種の方とつながることができ、あらためてダンスの素晴らしさを実感しました。
これからは私が経験してきたすべてのことを、ダンスを通して世界中に広めていきたいです。『ダンスって楽しい』と思ってくれる人がひとりでも増えていくことを願いながら踊り続け、日本のダンサーとして世界と日本をつなぐ懸け橋になりたいと思います」
●ReiNaさんの未来への挑戦
「私のいまの武器は “行動力”です。これまではたくさんの方々に支えられ、背中を押されながら生きてきましたが、これからは自分の行動が未来の自分を変えていくと思います。“一歩踏み出す”、その行動は簡単なものではないけれど、『それを乗り越えた先には素晴らしい景色が待っている』と、胸を張って言えるように頑張ります」
ReiNaさんのパフォーマンス動画はこちら。
■ダブルダッチ/RIKU
2本の縄を使って跳ぶ縄跳び「ダブルダッチ」に魅せられたRIKUさん。11歳からダブルダッチを始め、中学生の頃に関西大会優勝。18歳で全国大会U19のスピード部門で優勝し、U19の日本記録を更新した。現在は大学生プレイヤーであり、プロダブルダッチチーム「NEWTRAD(ニュートラッド)」のサポートメンバーとしても活躍。業界が注目する若手ホープである。
https://www.instagram.com/omame_riku.d.d/
●RIKUさんがシーンを盛り上げるために行っている活動や未来の展望とは?
「僕は特に学生のシーンを盛り上げたいと考えていて、『学生ダブルダッチプレーヤーといえばこいつだ!』と誰もが思えるアイコンになれるよう日々活動しています。関西のプロチーム『NEWTRAD』からお声がけをいただき、学生プレイヤーとして活動しながら、プロチームのサポートメンバーとしても活動しています。 それがきっかけで自分をアピールできる機会が増え、少しずつ目標に近づけていると感じています。
最近でこそダブルダッチはメディアでの露出も増えて世間に認知されてきましたが、まだまだマイナースポーツです。これからは自分自身がインフルエンサーとなって、さまざまな人にダブルダッチの良さを広めていけるよう頑張ります!」
●RIKUさんの未来への挑戦
「『思いやりの心』を大事にしたい。ダブルダッチは3人以上が揃わないとできない競技で、密なコミュニケーションが必要な、究極のチームスポーツだと思います。中高生のときは上手くいかない時期がありましたが、もっと相手を思いやる気持ちが自分にあれば悩む時間も短く済んだかもしれません。なので、いまは『チームメイトを思いやる気持ちを忘れない』、これだけは常に心がけています」
RIKUさんのパフォーマンス動画はこちら。
■フリースタイルフットボール/Daikichi
サッカーのリフティングやドリブルなどでパフォーマンスを行う「フリースタイルフットボール」。Daikichiさんは12歳の頃にフリースタイルフットボールと出合い、2016年に当時最年少の15歳で「Asian Freestyle Football Championship(AFFC)」アジア大会のTOP16に、2018年には「Japan Freestyle Football Championship(JFFC)」日本大会でTOP8入りを果たす。現在は「Ball Beat Crew」に所属している若手注目のフットボーラーだ。
https://www.instagram.com/daikichi_zbbc/
●Daikichiさんがシーンを盛り上げるために行っている活動や未来の展望とは?
「フリースタイルフットボールでは年に一度、『JFFC』という日本大会が開催されます。僕は中学生のときから毎年参加していますが、そこで見た上位の選手のプレーに憧れて、さらに上を目指すようになりました。自分もこのような大きな大会に出場して第一線で活躍し、その姿を見てもらうことで、ほかの選手たちを奮い立たせたいと思っています。
まだシーン全体で人口が少ないフリースタイルフットボールを盛り上げるためには、いまよりも多くの人にこの競技を好きになってもらうことと、経験者以外の人にも影響を与えられる力が必要だと感じています。そのためにシーンのなかだけの評価にとらわれず、外にもアプローチするような活動にも力を入れていきたいと思います」
●Daikichiさんの未来への挑戦
「まわりからよく言われるのは『飲み込みが早い』ということ。それは新しい技をすぐに覚えたり、ブレイクダンスなどほかの要素を吸収したりして、自分のものにするスピードが速いからだと思います。いまは日本大会で優勝するという目標を果たすため、日々練習に励んでいます。現役の選手として大会に参加している以上、いちばんになりたいと強く思っています」
Daikichiさんのパフォーマンス動画はこちら
■BREAKING/BBOY KANTA
姉の影響で幼稚園の頃からブレイクダンスを始めたBBOY KANTAさん。2009年にキッズ仲間と「K.A.K.B(関西キッズブレイカーズ)」を結成し、その後、関西の老舗クルー「AIR REAL」や、関東のクルー「THINK TWICE」に、どちらも最年少メンバーとして加入。「音楽を感じ、ダンスで自分を表現する、人を笑顔にする踊り」をモットーに、勝ち以上に価値のあるダンサーを目指す。
https://www.instagram.com/kanta1211__official/
●BBOY KANTAさんがシーンを盛り上げるために行っている活動や未来の展望とは?
「中学3年生のときに初の海外でのダンスイベントで優勝して自信がつき、人生が変わりました。現在は自分よりも歳下の子たちが少しでもダンスの素晴らしさに気づけるように、去年からダンスイベントを開催しています。
ブレイクダンスのシーンを盛り上げるためにはもっと企業の方からのサポートが必要で、サッカーや野球のように全国の人がダンスに注目してほしいと思っています。そして、ダンサーにとって大事なのがファッション。そのためになにかできないかと考えて、2020年にアパレルブランド『?Why The Rush?』を立ち上げました」
●BBOY KANTAさんの未来への挑戦
「なにごとにも恐れず、自分のやりたいことを口に出して、引き寄せていきたい。それはイベントやアパレル、ダンスでの目標、すべてにおいてです。ダンスを中心にたくさんの出合いを増やし、ダンサーの価値を今以上に高めていきたいと思います」
BBOY KANTAさんのパフォーマンス動画はこちら
■バトントワリング/大黒愛美
4歳からバトントワリングを始め、 現在は「バトンチーム真」で活動している大黒愛美さん。 2017年にジュニア部門、2019年にシニア部門で日本代表選手に選出され、「WBTF インターナショナルカップ」「IBTFグランプリ大会」に出場してメダルを獲得した。「バトンを世界中に広めたい」という夢を掲げながら、大会やイベントに多数出演中だ。
https://www.instagram.com/amistagram_3/
●大黒愛美さんがシーンを盛り上げるために行ってきた活動や未来の展望とは?
「高校生のときに初めて国際大会の日本代表選手に選ばれたこと、さらにその国際大会に出場したことが、私の中でのターニングポイントでした。夢がひとつ叶ったと同時に、まだまだ成長できると感じました。
バトントワリングを世界中の人に知ってもらい、世界中のトワラーの夢である“バトントワリングをオリンピック競技にすること”に少しでも貢献したいです。そのためには、どんな人が見ても認められるような力が必要だと思います。これからは、誰もが認める選手、パフォーマーを目指して突き進みます」
●大黒愛美さんの未来への挑戦
「私にはなにごとにも恐れず挑戦する行動力と、常にポジティブな気持ちがあります。 『思い立ったら即行動!』をモットーに前向きに活動していきます」
大黒愛美さんのパフォーマンス動画はこちら
■BMX/工藤渓涼
仙台を拠点に活動するBMXライダーの工藤渓涼さん。並外れたバネを生かしたスタイルで、ジャンプ台や障害物といったセクションを飛び越える「ストリート」と、平らなアスファルトなどで回転したりバランスをとったりして技を繰り広げて技を競う「フラットランド」の垣根を超えて、前代未聞のトリックを行う。2020年、Instagramへの投稿がきっかけで、欧州最大のBMXメーカー「WE THE PEOPLE」からサポートされ、世界から注目を集めている。
https://www.instagram.com/keiryo_bmx/
●工藤渓涼さんがシーンを盛り上げるために行ってきた活動や未来の展望とは?
「自分はあまり遠征などには行かないのですが、東北各地のイベントでパフォーマンスをしたり、地元(仙台)で開催されているBMXスクールの講師を務めたりしています。まだほかの競技と比べるとマイナーなので、少しでも多くの人にBMXを知ってもらいたいです。そこから自分もやってみたいなと思う子どもたちが出てきて、将来的にはもっとプレイヤーが増えてほしいと考えています。
一方で、上手いだけでは今後のシーンは盛り上げられないため、自分から積極的に発信したり、技を磨いていくうえでBMXをやっていない人ともつながったりすることが、これからは大切になってくると思います。若い世代がもっと増えて、BMXがサッカーや野球のようにメジャーなスポーツになってほしいですね」
●工藤渓涼さんの未来への挑戦
「心がけているのは、1日1日を大切にして常に楽しみながら生活すること。そうすることで、すべてにおいてポジティブな考えになると思うので、練習にも活かせると思います」
工藤渓涼さんのパフォーマンス動画はこちら
■Tricking/Reiji(TOK¥O TRICKING MOB)
カポエイラなどの武術をベースに、ブレイクダンスなどの要素を取り入れたエクストリームスポーツ「トリッキング」。トリッキングパフォーマンスグループ「TOK¥O TRICKING MOB」のメンバーであるReijiさんは、己の肉体を最大限に使った自由な表現で技を披露し、世界チャンピオンを獲得。ワールドワイドに活躍し、トリッキング界を牽引する。
https://www.instagram.com/reiji_takahashi_ttm/
●Reijiさんがシーンを盛り上げるために行ってきた活動や未来の展望とは?
「2018年にトリッキングのアメリカ世界大会で一位を獲ったことがターニングポイントでした。何故なら世界一位になると、自分の行動に説得力が増すから。これまでシーンを盛り上げて行くために、さまざまな方向からトリッキングで活躍できるように工夫してきました。例えば、ダンスとトリッキングの構成で30分、15分、5分のショーケースをつくって日本各地で普及活動のパフォーマンスを行ったり、トリッキングにアクションを混ぜてアクション俳優として活躍したり。できることは全部やって、今後トリッキングを楽しむ子たちに少しでもつながればと思って活動してきました。
また、トリッキングのワークショップを開催するなど、一般の方にも触れてもらい、トリッカー(トリッキングやってる人)の人口を増やすことが大切。そのためにメディアに出る活動をし、SNSでも広めたりていきたいです。人口が増えるほどスターが生まれる可能性が高くなり、この人になりたいと憧れる人がたくさん出てきて、シーンが盛り上がるはず。その後にお互いがリスペクトし合うカルチャーなどと深くつながっていけば更にいいシーンになると思います」
●Reijiさんの未来への挑戦
「将来はアクション俳優としてのトリッキングの需要を高め、世界初の“トリッキングアクション俳優”になりたいです。さらに作品をつくって世界に行き、ハリウッドでもやっていけるレベルで活躍したい。もうひとつは、純粋にトリッキングが凄く好きなので、トリッキングとダンスを絡めてもっとたくさんのショーケースパフォーマンスを行って、その楽しさと素晴らしさを世に伝えて活躍したいと思っています」
Reijiさんのパフォーマンス動画はこちら
■グラフィックアート/Sora Aota
グラフィックアーティストのSora Aotaさんは、Twitterにアップした「Travis Scott」のファンアートをきっかけに、「Young Thug」などUSラッパーのアルバムのアートワークを手がけるなど、ヒップホップシーンで注目を集めている新成人だ。1台のiPadから生み出される独自のクリエイションが話題で、日本国内外での活躍の幅を広げている。
https://twitter.com/COMPLEXsmile
●Sora Aotaさんがシーンを盛り上げるために行ってきた活動や未来の展望とは?
「自分には絵を描くことしかないと思っていたので、とりあえず絵を描き、SNSなどのツールを使って、いろんな人の目に届けばいいなと思いながら活動してきました。 Twitterに投稿した絵を見てくれた方から仕事の依頼をいただくようになって現在に至りますが、何事もやってみることだなと感じています。
今はSNSの時代になってきていますが、今回の『#ハタチが未来をつなぐぞ』のように、これからは誰かと一緒になにかを生み出していくことが大事だと思います。争いがなく、お互いをリスペストしていけるような場面をつくっていきたいです」
●Sora Aotaさんの未来への挑戦
「自分自身、昔から絵を描いていましたが、自分からコンタクトを取らず、発信せずに待っていたばかりの時期があり、それではなにもつながりませんでした。なので、やろうと思ったことはまわりの目を気にせずに、行動を起こしていきたいと思います」
Sora Aotaさんのパフォーマンス動画はこちら
■アカペラ/ハイスクール・バンバン
ハイスクール・バンバンは貫代実津季さん、西村愛菜さん、中杉天音さん、古橋息吹さん、RUSYさんの、東海エリア出身の男女混成5人組アカペラグループだ。2019年放送のテレビ番組「アカペラ日本一決定戦 全国ハモネプリーグ」に出演して準優勝となり、SNSなどで大きな話題に。5人の個性がせめぎ合うボーカルワーク、ソウルフルなグルーヴ、アカペラとは思えない前衛的な構成が魅力で、YouTubeをメインフィールドにしながらライブなど精力的に活動中。メンバー5人中3人が新成人だ。
https://twitter.com/hsbb_staffs
今回はグループを代表して古橋息吹さんにコメントをいただいた。
●ハイスクール・バンバン古橋息吹さんがシーンを盛り上げるために行ってきた活動や未来の展望とは?
「アカペラと聞くと、ゴスペルのような荘厳なものを想像する方も多いと思います。でも実際は個性を前面に打ち出すこともできるのだということを、自分たちの歌を通して伝えていきたいと考えています。
いまはSNSが主流の時代なので、SNSを活用して多くの人を巻き込みながら、僕たち5人でアカペラの存在を世に広めていきたいです」
●ハイスクール・バンバン古橋息吹さんの未来への挑戦
「ハイスクール・バンバンがアカペラにおいて型破りであるように、自由な発想力を武器にさまざま場面で柔軟な発想を持って、いい方向に進んでいこうと思います。そして、音楽に多彩な要素から向き合って、エンターテインメントを変えていきたいです」
ハイスクール・バンバンのパフォーマンス動画はこちら
5Gがつながる鉄道沿線でパフォーマーの動画が見られる!
「#ハタチが未来をつなぐぞ」に登場しているパフォーマーの動画は、5Gエリアが広がる鉄道路線の車内ビジョンで順次配信されている(2022年2月27日まで)。鉄道路線はJR東日本、JR西日本、西武鉄道、小田急電鉄、東武鉄道、東急電鉄だ。ぜひとも多彩なパフォーマーの勇姿をチェックして、5Gがつながる未来を感じてほしい。
これからも多様なパートナーとつながり、ワクワクする未来へ
今回は、新成人9組のパフォーマーの、情熱や等身大の素顔を紹介した。残り11組のパフォーマーは次回紹介するので、お楽しみに!
今後はもっと5Gのエリアが広がり、たくさんの人と人、人とモノ、人と場所、そして人と可能性をつなぐことができるだろう。KDDIはこれからも多彩なパートナーとともに、ワクワクする未来社会を創造していく。
文:TIME&SPACE編集部
※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。