2020/09/18
うちの子が作った問題を解いてみろ!「超難問!!こどもクイズ」
テレビでやってたら、つい見てしまうクイズ番組。
プロが作ったクイズは、難しいながらも「ちょっと考えてみようかな」「答えが気になるな」と思わせるような工夫に満ちています。
カンタンすぎると面白くない。でも、難しすぎても答えられない……。そんな解答者のワガママに応えてくれる人々のおかげで、私たちもクイズが楽しめているのです。
例えば、現在auでは、20周年を記念したクイズ企画『au検定2020』を開催中。
こちらもまた、携帯電話のプロである『ケータイWatch』が監修しているだけあって、auケータイが歩んできた20年を振り返りながら楽しめる問題が満載です。
専門家の知識があればこそ、解いて楽しいクイズが作れるのでしょう。
しかし、楽しいクイズを作ることができるのは、なにもプロだけとは限りません。
例えば、子どもたちが無邪気な発想でオリジナルのクイズを作ったらどうでしょうか。
大人の常識に縛られない独創的な難問でありながら、子どもだったあの頃の気持ちに立ち返れば、誰でも正解にたどり着ける……。
そんな新しいクイズが生まれるのではないでしょうか。
そんな思いを胸に、今回は『子どもが考えたクイズを解く会』を開きました。皆さんも頭を柔らかくして解いてみてください。
クイズを出題するのはこちらの3人のパパ。彼らには、愛する我が子にクイズの問題を作ってきてもらいました。
解答者はこの3名。クイズは苦手ですが、子どもが作った問題なら知識がなくても太刀打ちできるだろうという甘い考えで参加しています。
それでは『超難問!! 子どもクイズ』スタートです!
まずは原宿からの出題。仕事中にもかかわらずこっそり会社の会議室にこもり、隠れて娘と電話している子煩悩なパパです。
原宿家の長女(4歳)
この歳にしてすでにひらがなカタカナを完全攻略しているため、パパは天才だと確信しているんだとか。
hara「今のうちから、MENSAの入会費を調べています」
そんな原宿家の長女が繰り出した子どもクイズはこちら!
シンキングタイムスタート!
oso「まさかオリジナルのなぞなぞが出題されるとは思いませんでしたね」
mon「近づくと花が消える? どういうこと?」
hara「子どもの気持ちになって答えれば自ずと正解が見えてくるはずよ」
愛娘のクイズに大人が頭を悩ませている様子を見てゴキゲンな原宿パパ。
hara「それじゃあ、みんなの答えを見ていこうか」
マンスーンの答え「ブルドーザー」
man「土を掘り返すイメージがあるので、単純な発想でこれじゃないかと」
hara「豪快な答えだなぁ。たしかに花は消えるだろうけど」
man「ブルドーザーって子どもウケしますし、素直に考えればこの答えしかないはず!」
恐山の答え「ゴミ収集車」
oso「花は公害に弱いので」
hara「うちの娘がそんなブラックなクイズを作るか」
oso「このご時世、環境問題に目を向ける子どもがいてもおかしくないでしょう」
モンゴルナイフの答え「象」
hara「これはどういうこと?」
mon「『花じゃなくて鼻でした〜』みたいなひっかけ問題なのかなと思って」
man「なるほど! いかにも子どもらしい発想って気がするね」
mon「4歳ならこれくらい自由な問題を作るんじゃないかと予想しました」
三者三様の答えが出揃いました。果たしてこの中に正解者はいるのでしょうか?
それでは、原宿パパから答えを発表してもらいましょう!
hara「『車は車でも、近づくと花が消えちゃう車ってな〜んだ?』正解は……」
hara「モンスターくるまです」
え???
自由だな〜!
oso「想像以上にルール無用だった」
man「こんなのパパでも解けないでしょ」
hara「近づくと花が消えるんだから。答えはモンスターくるましかないよね」
mon「子どもクイズむずぃ〜〜〜!!」
4歳児の大胆な発想に翻弄される大人たち。いつも通りの考え方では、正解にたどり着けないことがわかってきましたね。
子どもクイズはこんな感じで進みます。
続いては二児のパパである永田からの出題。
恥ずかしがって他人には絶対に家族の写真を見せないため、みんなから「本当に子どもは実在するのか?」と都市伝説みたいな扱いをされていましたが、この度ようやくその存在が確認されました。
永田家の長男(6歳)と次男(4歳)
naga「永田家は、6歳になる長男にクイズを作ってもらいました」
man「これは難しいな……。まず、お子さんが車のことをどれくらい知ってるかが分からないし」
oso「ベンツとかフェラーリとか、具体的な車種はまだ知らないでしょうしね」
mon「子どもが好きな乗り物を考えたら、選択肢は絞れそうだけど……」
先ほどの「モンスターくるま」の例もあり、かなり慎重になっている解答者たち。それでは彼らの答えを見てみましょう。
マンスーンの答え「ワンボックスカー」
naga「子どもの答えにしちゃ渋すぎない?」
man「漠然とした『でっかい車が好き』というイメージでこう答えたと予想しました」
モンゴルナイフの答え「ユンボ」
naga「ショベルカーでいいだろ」
mon「私の弟が子どもの頃ユンボ好きだったんですよ。少なくとも『はたらくくるま』という方向性は合ってる気がします」
※ユンボは株式会社ニッケンの商標です。
恐山の答え「ミニクーパー」
oso「Mr.ビーンが乗っていた車です。私自身が幼少期に夢中で見てましたし、好きな車と言えばコレでしたから」
naga「なるほど。自分の子ども時代を思い返して答えを導き出したってことね」
oso「ちなみにお子さんはMr.ビーン好きですか?」
naga「見たことないと思う」
oso「じゃあ絶対ハズレじゃないですか」
回答は割れましたが、たしかにどれも童心がくすぐられるようなチョイスのように思えます。果たして正解は……?
naga「長男が好きな車は……」
naga「ベンツです」
車種知ってた〜!
naga「長男は6歳だからね。いい車が何かくらいはもう知ってるよ」
man「4歳はモンスターくるまで、6歳はベンツか……」
oso「このクイズ、出題者の成長段階も加味して答えないと当たりませんね」
続いての出題者はかんち。
息子が買ったばかりの65インチ液晶テレビをぶっ壊してしまい「パパに怒られる!」と泣いていた時も、血の涙を飲んで「怒ってないよ」と告げた真の漢です。
かんち家の次男(4歳)と長男(6歳)
パパのWEB会議中によく突撃してくるので、会社の同僚はみんな顔見知り。可愛い〜。
何やらタブレットを取り出したかんちパパ
kan「うちは動画形式のクイズを用意しました」
モニターに映し出されるかんち家の次男
mon「かわいい……」
oso「手に持ってるのはレゴブロックですかね?」
kan「その通り! 皆さんには、このレゴブロックが何なのかを当ててもらいます」
son「これはなんでしょうか?」
mon「なんだろ? 人型に見えるけど……」
oso「4歳ということは原宿さんの娘さんと同い年ですね」
man「モンスターくるま世代ってことか。一筋縄じゃいかなそうだ」
横から見るとこんな感じ
mon「造詣が細かいな〜。4歳ってもうこんなセンス持ってるんですね」
oso「背中に何かパーツのようなものがありますね。ランドセルかな?」
man「本人もまだ持ってないのに、ランドセルは作らないような気がするけど」
恐山は、スケッチブックに模写して思考を巡らせていました。いくらロジカルに考えても子どもクイズは正解にたどり着けないのですが……。
モンゴルナイフの答え「ナマケモノ」
mon「これを見て最初にイメージがわいたのがナマケモノでした。子どもクイズは直感が大事なので、この答えに賭けます」
マンスーンの答え「おさるのジョージ」
man「いつも見てるアニメのキャラクターを作ってみたと予想します」
kan「マンスーンもモンゴルナイフも、これはおサルさんだと思ってるんだね」
man「なんとなく皮膚っぽい色が多めだし腕も長いので、そんな感じがするんですよね」
恐山の答え「のび太」
oso「私もアニメのキャラだというのは同意見です」
naga「のび太を作るのに赤いブロック使うかな?」
oso「この際、色は関係ないと思うんです。大事なのは形なんじゃないかと」
oso「のび太は射撃が得意なので。腕から伸びてる部分は二丁拳銃を表しているんじゃないでしょうか」
hara「あぁ〜。宇宙開拓史のときとかね」
oso「せっかくのび太を作るなら、劇場版のカッコいいシーンを見て作るんじゃないかと」
hara「ギラーミンを倒したときとかね」
oso「いやに詳しいな、この人」
果たして、このレゴブロックは何を表しているのでしょうか?
son「せいかいは……」
son「おすもうさんでした〜」
全員不正解!
man「頭部の三角形は力士のマゲを再現してたってことか!」
oso「めちゃくちゃなように見えて、ちゃんとヒントはあったんですね」
mon「だとしても、なんで腕を長くしちゃったの? サービス精神???」
kan「伸びている手は突っ張りを表現してるらしいです」
あぁ〜! なるほど〜!!」
naga「それを聞くと力士にしか見えないな。両国の駅に飾ってあってもおかしくない」
oso「子どもながらに表現力すごいですね。クリエイティブだな〜」
hara「うちの子も」
え?
hara「うちの子が作ったやつもクリエイティブだから。見てほしい」
oso「クイズじゃなくて自慢大会になりつつある」
hara「それでは皆さんに、娘が作った人形の名前を当ててもらいます」
mon「人形の名前? 難易度高すぎません?」
hara「いいから見てくれ」
幻の逸品を目にした鑑定士軍団か?
mon「なんだろ。雪だるまみたいな形ですね」
man「緑色か〜。この色合いだけでもだいぶヒントになりそうな……」
oso「でも、今までの傾向をみると色がそのまま答えに繋がってるとは限りませんよね」
さすがにヒントがないと苦しい
hara「ぴったり当てなくても、ジャンルが合っていれば正解ってことにするからさ」
oso「ちなみに、娘さんが一番好きなディズニープリンセスって誰ですか?」
hara「ラプンツェルですね。娘もプリンセスになりたくてずっと髪の毛を伸ばしてます」
mon「かわゆ……」
その後も、娘さんの好きなアニメや、お気に入りのおもちゃなど、あらゆる角度からヒアリングしてヒントを探っていました。果たして、正解に辿り着けたのでしょうか?
マンスーンの答え「シャーピシャーピちゃん」
man「可愛い語感がするオリジナルの単語を使ってそうだな〜と思いまして」
hara「マンスーンの中で可愛い言葉なんだね。シャーピシャーピって」
man「そう言われると恥ずかしいですね」
モンゴルナイフの答え「クラゲちゃん」
mon「オリジナルの名前を作り出すことはまだできないんじゃないかな。可愛いものの名前をそのままつけてそう」
hara「モンゴルナイフの中で可愛い生き物なんだね。クラゲって」
mon「クラゲは可愛いでしょ」
恐山は解答に自信があるらしい
oso「私は、原宿さんがこれをあえてクイズとして出題したという背景から答えを予想します」
mon「子どもクイズで出題者の意図を読むなんて……」
oso「わざわざこの場に出してきたということは、クイズにするだけの意味がある答えだと思うんです」
恐山の答え「パルプ」
oso「『子どもの造語が既存の言葉と偶然一致した』パターンだと予想しました」
※パルプ……紙の原料となる繊維のこと
oso「子どもはパ行が好きというイメージもありますし、紙で作った人形の名前が偶然パルプだった。そんなほっこりユーモラスな日常の一幕をクイズにしたのではないでしょうか」
この中に正解者はいるのか!?
hara「正解は……」
hara「ママの会社の人」
え?
誰???
man「実在の人物を作っているとは思わなかった」
oso「奥さんの会社の人ってこんな感じなんですか?」
hara「どうなんだろ? 俺も娘も会ったことないから分からないな」
man「イマジナリー同僚〜〜〜!」
最終問題はかんちパパからの映像問題です。
son「『ま』からはじまるおやさいはなんでしょう?」
man「『ま』から始まる野菜……? 豆?」
mon「あ〜。なんかそれっぽい!」
oso「厳密には野菜じゃないけど、それくらいの誤差はありそうですね」
son「ヒントは、ハンバーガーです!」
ハンバーガー???
mon「ヒントのおかげでより難問になった」
kan「パパからヒントを出すと、答えは『息子が大好きな食べ物』ですね」
oso「野菜なのに好きな食べ物ってことですか? 全く想像がつかないな」
恐山の答え「マスタード」
oso「ハンバーガーに使われていて、かつ『ま』で始まる具材がこれくらいしか思いつかなくて……」
naga「たしかにヒントには合ってるけど、マスタードを野菜っていうかな?」
oso「元はタネなので。何とかそれで許してほしい」
マンスーンの答え「麻」
man「かんちさんって辛いもの好きですよね。背伸びしてパパの好みに近づこうとしてるんじゃないかな」
hara「ハンバーガー関係ないじゃん」
man「たしかにそうなんですけど……。かんちさんは料理するタイプなので、自家製ハンバーガーを作ってたりしません?」
kan「さすがに麻婆バーガーは作ったことないな」
モンゴルナイフの答え「マックポテト」
naga「あ〜! ありそう!」
mon「童心に帰って考えたらこの答えに辿り着きました! これはもらった!」
hara「『ま』から始まる・ハンバーガー・子どもが大好き。全てのヒントがつながる完璧な答えだ」
kan「それでは正解発表いきましょう!」
son「せいかいは……」
son「たまごやき〜!」
ルール無用かい!!
kan「『ま』で始まる、みたいなルールは、まだよく理解できてないみたいです」
naga「たしかにうちの子も4歳の頃は、しりとりとかできなかったもんなぁ」
man「ヒントのハンバーガーは一体なんだったの……?」
kan「次男はハンバーガーも卵焼きも大好きなので、どっちも同じジャンルだと思ってるんでしょうね」
mon「かわいい〜〜!」
正解者ゼロで終わるのも収まりが悪いので、早押し形式のおまけ問題を用意しました。
naga「今から次男が描いた絵を見せるので、それが何かを当ててください」
直感を頼りにとにかく単語を並べる3人
man「電車!」
oso「寿司!」
mon「筆箱!」
naga「ダメダメ! 全然違う!」
oso「駐車場ですかね。車が並んでるところとか?」
naga「違う違う!」
man「携帯電話にも見えるなあ。アンテナみたいなのが描いてあるし」
mon「あ〜分かる! なんかINFOBARみたいな色合いだし……」
naga「ちょっと待った。今なんて言いました?」
mon「え? INFOBARみたいだなって」
正解!!
mon「うそ!! ホントに!?」
※INFOBAR…2003年にauが発売したデザインケータイ
naga「息子に『これ描いて』と頼んで描いてもらいました」
oso「自分が生まれる前のケータイを描いてるなんて予想できないでしょ」
naga「『携帯電話』で正解にするつもりだったのに、まさか機種まで当てられるとは思ってなかったな」
naga「ちなみに6歳の長男に描いてもらったINFOBARがこちらです」
man「ちゃんと特徴とらえてる! 4歳と6歳ってこんなに違うんだ」
mon「子どもの2年ってすごいんだなぁ……」
昔INFOBARユーザーだったから正解できたらしい
ということで!
無事、正解者が出たところで、子どもクイズは終了!
子どもたちに問題を作ってもらうと『解けなくてもなんか楽しい』という不思議なクイズになることが分かりました。不正解してるのに誰も悔しがらないクイズ大会なんて初めて見たかもしれません。
正解できるかどうかよりも、問題を解いている時間が楽しい。それこそがクイズの醍醐味なのかもしれませんね。
※現在、プレゼントの応募は終了しております。
もっと歯応えのあるクイズが解きたいあなたへ!
現在、au20周年を記念したクイズ企画『au検定2020』が実施中です!
auの方も、auだった方も、auでない方も。誰でも挑戦できるのでチェックしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、上級問題に全問正解すると、抽選で1名様に金ピカのINFOBARトロフィーが当たるんだとか!
先ほどは『問題を解いている時間が楽しい』とかカッコつけたこと言いましたが、結局これが一番ですよね。
正解したら何かもらえる。それこそがクイズの醍醐味なのかもしれません。
子どもクイズほど難しくはないので、皆さんもぜひチャレンジしてみてください!
最後に、かんち家の長男にオリジナルのau検定を作ってもらいました。
「ジュースとかお菓子がいっぱい出てくる!」
mon「子どもクイズのコツが掴めてきたかも! これくらい素直な答えでいいと思う」
oso「私も同じような方向性ですね。何かが出てくるという機能を考えたんじゃないでしょうか」
「水が出てくる」
naga「ただの故障じゃねえか」
「うんちのやつ」
man「最後は、子どもらしい無邪気な下ネタで締めてほしいな」
果たして、子どもが考える「20年後のケータイの新機能」とは……?
虫無しのボタンを押したら
毒がある虫が世界から消える。
フリーダム!!
以上、『超難問!!子どもクイズ』でした。
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