2019/07/05
カラフルで夢みたいな「映え」が約束された料理を作りたい!
もはや流行のワードを通り越し、一般的に使用されるまでになった「映え」という概念。
「今更何を…」とお思いでしょうが、我々もやっぱり「映え」たいんですよね…。
カラフルな料理を作って、めちゃめちゃ映えて、ウケたいんですよ。
SNSでカラフルな料理の写真をアップして、ウケたいっていってるんですよ。こちとら。
今回は、そんな薄暗い欲望を抱えた4人が「カラフル」・「映え」を重視した料理を作ります。
■メンバー
makino「まきのゆうき 甚だしく映えたい」
kato「加藤 著しく映えたい」
mongol「モンゴルナイフ 常軌を逸して映えたい」
takaya「たかや 映えたくて毎晩さめざめと泣いている」
■1人目 まきのゆうき
makino「虹を見ると100%の確率で「食べたら美味しいだろうな〜」と思ってしまうので、今回「ほぼ虹」を作ってみます」
takaya「30も半ばなのに、まだそんな夢見がちなこと思ってたんですか?」
makino「タイトルはこれです!」
kato「「虹のパンケーキ 〜虹みたいなパンケーキ〜」って、サブタイトル全く意味ないな」
makino「まずホットケーキミックスを使って生地を作っていきましょう」
makino「ダマにならないようによく混ぜて…」
makino「はいっ!出来ました。これを焼いていきます!」
takaya「出来たって何がですか…?筆洗った後の水…?」
makino「は?普通にパンケーキの生地だが?」
※食用着色料で色をつけました
mongol「カラフルだけど、食欲という面から見たらかなりマイナスですね」
makino「焼けば大丈夫だから安心して。ほら、生地流し込むよ!」
kato「スライムじゃん」
makino「パンケーキです
kato「だからスライムじゃんって。沸騰したスライム」
makino「焼き上がりました」
takaya「あ、焼き終わると普通にいい感じですね。甘い香りがするし」
kato「単体だと色がケミカルすぎるけど、重ねるとまともに見える」
mongol「カラフルな生地に、白い生クリームで飾り付ければコントラストが綺麗になるかも…」
makino「おっ!そのとおり!これから生クリームでデコレーションしていきます」
※皆様には後ほど出来上がりをお見せいたします
makino「こうやって綺麗にお化粧してさ…」
mongol「は?」
mongol「そんな色の生クリームあります??」
※生クリームも食用着色料で色を付けました
makino「できました!「虹のパンケーキ 〜虹みたいなパンケーキ〜」です!」
kato「クレイアニメ?」
mongol「クレイアニメだ」
takaya「クレイアニメですね」
kato「めちゃめちゃ鳥が逃げそう」
takaya「虹を見たことがない人が想像で作った虹のパンケーキ」
mongol「小学校に同じ配色の玄関マットありませんでした?」
makino「怒涛の勢いで色んなものに例えないでよ」
makino「ほら、カットすると…」
makino「断面もカラフル~~~~!!!!!!」
makino「完成~~~~~~~~~~!!!」
- 【料理のポイント】
-
やはり切ったときの断面図ですね。初めて見た時「何これ?」ってなりましたが、よく見たらいわゆる夢かわだったので良かったです。
これを作るために4色に染めたパンケーキの生地と生クリームをそれぞれ用意したのが死ぬほどダルかったので多分二度とやりません。いや、死ぬまでに一度はやるか…?果たして…?
■2人目 モンゴルナイフ
mongol「水信玄餅から着想を得て、クラゲのようなゼリーを作ります。」
※「水信玄餅」とは山梨県にある金精軒で食べられる、寒天を固めて作った透明感のあるプルプルなお菓子。全く流通しておらず現地で食べることしか出来ない。
kato「右上にキウイがあるってことはフルーツゼリーってこと?」
mongol「使いません。これは普通に食べたいから買いました」
makino「そしたらバットの上にのせんなよ」
mongol「砂糖をたっぷり入れたゼラチンに色を付けていきます」
mongol「まきのさんと同じように食用着色料を使いますが、もっと繊細に少しずつ…」
mongol「ほら!キレイ!!」
takaya「淡くていいですね…」
mongol「冷やして固まったらブロック状にカットして」
mongol「これがめちゃくちゃ気持ちいい…」
mongol「キレイ…キモチイイ…」
kato「おかしくなっちゃった」
mongol「全部カットするとこうなります!」
mongol「宝石みた~い♡」
mongol「これに凝固剤のアガーを流し込んで…」
mongol「冷蔵庫で冷やします」
…数時間後
mongol「固まったようなので、それぞれ見ていきましょう!!」
mongol「これは色を付けないでつくったものです。ああ…最高…!!」
takaya「すっげ!澄み切った水滴みたいで綺麗…!」
mongol「これは青のゼリーとアガーを混ぜ、金粉をまぶしたものです」
makino「マジのクラゲみたい」
mongol「色にムラを作ることによって偶然の美しさ出ますね…」
mongol「こっちは淡~い色彩がグラデーションになっててオーロラのよう!」
mongol「完成です!!!!!」
- 【料理のポイント】
-
水信玄餅の再現は不可能だったので、アガーを使ってベースとなる透明感のあるゼリーをつくりました。そこにゼラチンを固めて作ったカラフルなゼリーを入れて固めて完成です。
透明感があって繊細な色合いが好きなのでやってみました。なんか儚すぎたので、食用のお花とか入れたら良かったかもしれません。
■3人目 たかや
takaya「“カラフルな生き物”といえばユニコーンを想像する人も多いのではないでしょうか。純白の肢体から生え出る極彩色のたてがみ。その幽玄な美しさには誰しも心を奪われます。そんな、可愛らしくも神秘的な幻獣『ユニコーン』をケーキにしました」
takaya「イメージとしてはこうなる予定です」
mongol「ハードルあげすぎないほうがいいのでは…?」
takaya「材料は…」
takaya「でっけえパンと」
makino「でっけえパン!?」
takaya「大量のお菓子です」
kato「もう終わりだ」
makino「さよなら」
takaya「まずは生クリームでパンを塗っていきましょう」
mongol「ユニコーンのどこの部分なの、これ…?ユニコーンの腫瘍?」
takaya「棒状のゼリーを配置して…」
makino「なにこれ???ヴィジョンが全然見えない」
takaya「『ねるねるねるね』で接合部を隠し…」
mongol「ねるねるねるねをこんな使い方してるの、たかやさんが初めてでしょうね」
takaya「無印良品の「ホワイトチョコがけいちご」を半分にカットすれば、耳になります」
kato「あ!本当だ。耳の外側の白い部分と、内側の赤い部分で耳に見えてくる!」
takaya「同じく無印良品の『ひとくちチョコクロワッサン』とコーヒーチョコで、目と鼻を入れてあげます」
makino「あ!やっとやりたいことが分かった。顔か…」
kato「なるほどね。イメージしてたユニコーンとは違うけど、見える!」
takaya「そして大事な「ツノ」は『カプリコ』のコーンで再現…。あとはチョコペンで「瞳」を入れてあげれば…」
takaya「ユニコーンの完成です!!!!!」
mongol「なんで?????」
mongol「なんで瞳の色、反転させちゃったの?」
kato「これ、敵キャラの目でしょ」
makino「討ち取った邪神の首を持ち帰ったようにしかみえない」
kato「理想と現実のギャップ、エグいな」
takaya「へへ…」
mongol「なんでそんな満足気なの?」
- 【料理のポイント】
-
たてがみが途中からゼリー→ゼリービーンズに変化しているのは「ユニコーンのたてがみが抜け落ちると、その毛は“虹の小骨”へと生まれ変わり、各地で虹が咲き誇る……そんな伝承があったらいいな」という僕の妄想を具現化したからです。
材料さえ揃えばあとは飾り付けるだけ。難しい工程は何一つありません。
インスタ映えという言葉も少し古臭くなってきた昨今ですが、やはり現代のSNSではまだまだ「映え」「可愛い生き物」「再現性」の3要素が重要視されます。
それらのポイントを全て抑えた、この『ユニコーン』。これこそがカラフルスイーツの“頂き”のはず……。
makino「これが“頂き”なわけねえだろ」
mongol「“虹の小骨”ってなに?」
4人目 加藤
kato「古今東西の「映え」を集結させた、最高の映えグルメを作らせていただきます。タイトルは…」
kato「これです」
takaya「なんか不安を煽るタイトルですね…」
kato「みんなスイーツ系だったけど、僕は違う方向でいこうと思います」
kato「彩りの豊かなピーマン、パプリカを炒めていきましょう」
kato「次は肉。肉の持つフォトジェニックさは皆さんご存知の通り…」
kato「この断面の美しさ…。野菜や肉の素材そのものが持つ「映え」を生かしてあげます」
makino「いままでの3人と全然違うアプローチだ」
kato「そして盛り付けると…」
takaya「どっから鯛のお頭でてきました???????」
kato「縁起もんだし、これも日本の伝統的な「映え」といえるでしょう」
makino「まあ見栄えはいいかもね」
kato「忘れちゃいけないのがこれ」
mongol「これって…カラコンですよね?」
takaya「何に使うんですか?」
kato「何ってカラコンなんだから「目」に使うでしょ」
kato「ほいっ!」
makino「「ほいっ!」じゃねえ」
mongol「だめですって!」
kato「なんでよ?カラコンとつけまは脱着可能だから、取り外せばお頭はあら汁にして食べられるし無駄にしてる訳じゃないでしょ?そもそも「飾り」という観点から見れば、鯛のお頭自体が「飾り」なんだから、日本の伝統的な食文化に感覚でケチをつけようっての?食材を無駄にせず見た目で楽しんで美味しく食べるんだから、どう装飾しようとこっちの自由だろ!?なあ!!!!!!!!私の言ってること間違ってますか!?!?!?!?間違ってるなら正しますけど!?!?!?!?」
mongol「こ、こわい…すみませんでした…」
kato「さらにバターで作ったパーマをかけ、金箔をかけてあげれば…」
kato「完成です!!」
takaya「目、ギンギンですけど大丈夫ですか?」
- 【料理のポイント】
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日本古来より「お頭付きの鯛」と言うのは将軍へ献上するような「映え」の最高峰です。それを使わない手はないでしょう。だって鯛のお頭だけならアラとして250円で買えるんだから…。(後でアラ汁にすると最高)
ただ、普通のお頭じゃあ最上の栄えには届きません。もっと栄えるようにカラコンとつけま、いっちゃいましょう。
さらに! とにかく栄える髪色、パステルヘアカラーをバターの間に挟んだ食紅で再現しました。バターやチーズをふわふわに削れる調理器具を使って、パーマも表現。なんだか鯛が可愛く見えて来ませんか?そこへ金粉を散らしたら完成! 古今東西の「映え」を結集させた嘘の生け作り…「虚作(きょづくり)」です!
…ということで4人の「映え」料理が出揃いました!
makino「集合すると絵の力、すごいな」
kato「異世界でごちそう振る舞われてるみたい」
takaya「でも美味い…」
mongol「全部味はちゃんとしてるから、食べるとギャップで笑っちゃう」
makino「このパンケーキ、えげつない色ですけど本当に何の変哲もないパンケーキでした」
(犬と狐のハンドサイン)
…最初の動機は不純でしたが、単純にみんなでワイワイ料理を作るのはいいものですね。今回は特に勝者を決めることはしません。
なぜなら、それぞれがオンリーワンの「映え」なのだから…。(作った料理はもちろん全員で完食いたしました)
さて、今回の記事なのですが、実は…
auの2019新モデル「AQUOS R3」ですべて撮影していました。
使用したのはauオリジナルカラーの「ピンクアメジスト」。なんとワイヤレス充電(Qi規格)にも対応しています。
更に「auのAQUOS R3」は最大表示可能色が約10億色という驚きの数値に加え、最大輝度も旧機種の2倍になり、ディスプレイが見やすくなっています。
上の旧機種と見比べても、下の「auのAQUOS R3」は色彩がハッキリと…!
更にカメラ性能が向上。新画質エンジン「ProPix2」を搭載しており、動き回る被写体でもブレずに撮影ができますよ。
記事の撮影がスマホで完結してしまう事からも分かるように、かなり高性能…。写真や動画にこだわる人なら「auのAQUOS R3」は見逃せないですね!
>>AQUOS R3 SHV44についての詳細はこちらから<<
「オススメ…ダヨ…」
冷蔵庫に保存してるうちに角がへたってしまったユニコーンもオススメ!!
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