2018/08/10
一通の手紙からスタートした『浦ちゃんの家』堂々完成! 家の中を、360°画像でご紹介
浦ちゃんの家が完成したらしい!
好評をいただいているauの三太郎CMシリーズ、今夏のテーマは「みんなつくろう」。CMでは三太郎が浦ちゃんの家を作り、完成した様子を見ていただいています。
実はこの浦ちゃんの家をつくるきっかけは、三太郎CMのファンの女の子から届いた一通のお手紙でした。
これまでCMには松田翔太さん演じる桃ちゃんの家(縁側と庭のある瀟洒な日本家屋)や、濱田岳さん演じる金ちゃんの家(囲炉裏を中心とした和む田舎家)は登場したものの、浦島太郎の家が出てきたことはありません。
そこで届いたのが、こちらの手紙。
「かみさま
どうか うらちゃんのいえを
つくってあげてください。
よろしくおねがいします」
上の画像はCMに登場したものですが、手紙が届いたのは本当。で、それをもとに浦ちゃんの家をつくり始めたのも本当。
「みんなつくろう 浦ちゃんの家大ぼしゅう」を開始。デザインを公募したところ、おおよそ4,000通の応募がありました!
そしてこのたび、めでたく「浦ちゃんの家」が完成しました。
それがこちら!
気づきましたか? 浦島太郎だけに外観は「カメ」モチーフ!
上の写真はCMからの1シーン。今、その浦ちゃんの家がフジテレビで開催中の「ようこそ!! ワンガン夏祭り THE ODAIBA 2018」で展示されているのです。このイベントで見られる……どころか、お宅訪問できちゃうのです。
浦ちゃんの家を早速訪ねてみた
展示されているのは、フジテレビ本社屋1階の「フジテレビモール」。ゴツゴツした石組みの建物が非常に目を引きます。
玄関は石組みのアーチ。「カメ」のアタマにあたる。短いアプローチの先にはメインルーム。胴体の部分になります。
室内は外部から地続きの「砂」敷き。間取りは八角形のワンルーム。中心に焚き火が据えられ、周りをいくつかのスツール、というか切り株に囲まれている。いわばリビング&ダイニング。つねに魚が焼かれていますが、浦ちゃん一人で食べるにはちょっと多い。なるほど、三太郎メンバーの分も? こんなところからも浦ちゃんの優しさが見えたりします。
こちらは室内奥からエントランスを見た図。
浦ちゃんが恋い焦がれる乙ちゃんからもらった玉手箱が。キレイな織物の上に9箱飾られています。自然との共生を強く打ち出しているのに、ここだけはまるで神棚のよう。
こちらはいわばベッドルーム。Yの字型の木が浦ちゃんのベッド。新居完成以前からCMにも登場していた流木をベッドにしたみたいです。
籠や網など仕事の道具が雑然と置かれるなか、「カメ」が気になりませんか?
砂でできた親子のカメ。これ以外にも、室内には何匹かのカメがいます。素材は砂とは限らずさまざま。
……そうそう、よく見ると明らかに異素材のポールとボタンがありますね? 上の画像にも、上の上の画像にも。これを押すと浦ちゃんと乙ちゃんの楽しいトークが再生されます。
そしてもちろん、オーシャンビュー。浦島太郎の家、職住近接……というか、海と砂浜との共生。見事な職住一体。
で、こちらはいわばクローゼット。藍染のお洒落な着物と腰蓑(こしみの)と三線。浦ちゃんを構成する大事なアイテムたちが掛けられています。
室内は基本「お手を触れないでください」なのだけれど……
三線と
玉手箱と
そして釣竿。
と、積極的に「お手を触れてください」アイテムも用意されています。手にして浦ちゃん気分で記念撮影必須。
あと、三太郎キャラ勢揃いの記念写真コーナーも完備。うまく撮るポイントは顔の向きと角度です。
セリフの入ったフォトプロップスも用意されています。ぜひとも夏の思い出に。
「みんなつくろう 浦ちゃんの家大ぼしゅう」に集まったおよそ4,000通
今回の「浦ちゃんの家」のデザイン募集に関しては、Twitter、メール、郵送あわせて、なんとおよそ4,000通の応募がありました。
特設ウェブサイトでは、三太郎を始めCMに登場するキャラクターたちがそれぞれの賞を発表。さらに、今回のお台場のイベント会場で応募いただいた作品の一部を展示しています。
子どもたちがクレヨンでガシガシ描いたと思しき力強いものから、明らかにプロなタッチとアイデアのものまで、眺めているだけでも楽しい。
せっかくなのでいくつかご紹介します。
まるで南の島の高級リゾートみたいなデザイン。テラスから直接釣り糸を垂らせるのが素晴らしい。で、正面にはライブステージ。屋根にカメと草があしらわれています。
カメモチーフで、釣竿と音楽は欠かせない。大事な玉手箱は金庫に収めるという思想。きちんとWi-Fiも飛んでいるのである。
こちらもやはり「カメ」。物件というよりは潜水艇です。ワクワクさせてくれる「亀号水陸両用借家」。
デザインのベースにあるのは「浦ちゃん」。遠く離れても迷うことなく家にたどり着くことができるように、みんなが「浦ちゃんの家」とひと目でわかるように。
衣装的にはボトムスに当たる「腰蓑(こしみの)」を建物のトップである屋根に持ってきた。
「カメ」ではなく「巻貝」。背後に配置したホタテっぽい二枚貝がソーラーパネルである点、エコロジーとビーチという立地に配慮しているのです。
京都・丹後半島突端の伊根町の伝統的建築、海に面した建物の1階部分が船着場になっていてそのまま海に出られる舟屋を模したデザイン。
日本家屋の上にカメが乗っかったような建築。屋根の機能を果たすカメは、強風などの際には脚を折り畳んで、建物を覆うようにカバーするのだとか。
およそ4,000通の応募作のなかから「外観がカメの形」「囲炉裏」「玉手箱」など、「浦ちゃんらしい」家のアイデアを採用し、今回の家が完成したのでした。うれしいことにみなさん、浦ちゃんのキャラとかライフスタイルをしっかり把握したうえで「こんな家だったら家主もゲストも楽しいだろうな」っていうイメージを絵にしてくれました。
浦ちゃんが歌う「お家をつくろう」
「いつも誰かが待ってる そんな場所になるといいな」
「いつも誰でも立ち寄る そんな場所になるといいな」
そんなふうに浦ちゃんがCMで歌う新曲「お家をつくろう」は、WEBでは60秒の特別版も!
■「おうちの歌」篇 Web特別版
ひとり浜辺で流木に抱きつきながら眠っていた浦ちゃんに新居ができ、好きな人や友達がいっぱい集まって笑顔があふれて今まで以上に人生が楽しくなる。ちなみにCM中の浦ちゃんの歌の作曲は秦基博さん。
テレビでau三太郎のコマーシャルを見ていた女の子が「浦ちゃんにもお家があったらいいのに」と考えて送ってくれた一通のお手紙が「みんなつくろう」というひとつの大きなCMキャンペーンのきっかけになり、このau三太郎、夏の新しいCMにもつながり、浦ちゃんの新居も完成したわけです。
浦ちゃんの家を360°画像でどうぞ
最後に、お台場で公開中の「浦ちゃんの家」、360°で撮影してきました。画面をグリグリ動かして、室内の気になるところを皆さんチェックしてみてください。
※ご覧の環境によっては正常に動作しないことがあります。
そうそう、こちらの映像ですが「TIME & SPACE」で会員登録していただければ参加いただけるコミュニティで、今年1月に募集した「そのアイデア、VRで映像化します」を参考に撮影しました。
いただいたご提案は「三太郎の世界に入りたい」というものでした。今回は浦ちゃんの家の中心に360°カメラをセット。室内をぐるりと自由に見ていただける映像を撮ってきましたよ! カメが何匹いるかぜひ探してみてください!
それは今回だけではなく、今後もできるかぎりみなさんの想いをどんどん実現していきたいと思います。「TIME & SPACE」に、ぜひともみなさんのご希望をお寄せください。
- 「ようこそ!!ワンガン夏祭り THE ODAIBA 2018」
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開催日時:2018年9月2日まで
会場:フジテレビ本社屋1F フジテレビモール(東京都港区台場二丁目4番8号)
入場無料
文:武田篤典
撮影:稲田 平
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