2018/06/22
ハロプロリーダー驚愕! アンジュルム『キッズ向けケータイ事件』って?
ケータイとハロプロの歴史を振り返る
1988年、IDO(当時)からショルダーフォンが発売され、auケータイの歴史は始まりました。緊急時にでも連絡が取れるツールとしてコミュニケーションのあり方を劇的に変え、また当時は社会的地位の高い人たちのステータス(?)としても認知されていました。それが、たった10年後には“若者のコミュニケーションツール”へと進化していったのです。
ちょうどその頃にハロー!プロジェクトが誕生。のちに日本アイドル界の中核をなす一大ムーブメントへと発展します。
2018年、ショルダーフォン登場から30年を迎えたauと、20周年を迎えたハロー!プロジェクトがコラボレーション。ケータイの進化の歴史を現役ハロプロメンバー総勢46名と振り返る「auハロプロケータイ図鑑」を公開しました。
そこで「TIME & SPACE」では、全6回にわたって各グループの「ケータイ座談会」をお届けします。「ケータイとわたし」をテーマに、みっちりお話しを聞いてきました。
今回は、アンジュルムから和田彩花さん、竹内朱莉さん、佐々木莉佳子さん、笠原桃奈さんが登場。
「わー“しもしも〜”だーっ! 現物初めて見た! 重っ(笑)」と竹内さん。目の前のショルダーフォンに興味津々。みんな思い思いに古いケータイを手におしゃべりスタート。笠原さんはベーシックなガラケーを眺めつつ「これお父さんとお母さんが使ってたよ」。佐々木莉佳子さんが「初代INFOBAR」を見つけて「ケータイで紅白ってすごいね! これ見たことある!」と叫べば、和田さんは「これとか普通にかわいいよね」と言いながら、手には2006年発売の「neon」。
アンジュルムのマイ・ファーストケータイ
竹内「私、このINFOBARのスマホ版を買おうか迷ってたよ。」
――INFOBARのスマホ版は、「A03」というのが2015年に発売されました。
竹内「ですよね? やっぱいいもんな、これ!」
和田「INFOBAR自体は最近じゃないんですか?」
――初代の発売は2003年ですね。
佐々木「私の生まれた年だ!」
和田「え? じゃあ私、9歳? 初めてケータイ持った年だ(笑)。群馬から東京のレッスンに通う時に買ってもらったんです。真っピンクのケータイを自分で選んだんですけど、その時に初代INFOBARも出てたんですね。」
佐々木「あ! じゃあ和田さんが初めてケータイを持った年に私が生まれて、ハロプロ入った年にかっさー(笠原)が生まれたんだ! それで今一緒に活動してるって、アンジュルムってなんかすごいグループだよね(笑)。」
笠原「私の最初のケータイは、小1で「mamorino」でした。キッズ向けのケータイ。」
一同「ふふふふふふふふふ(静かに笑う)。」
和田「でも(持つの)早いよね。」
――最近は小学校に入るタイミングで買うケースも多いみたいです。
笠原「紐がついてて、引っ張ると防犯ブザーになるんです。毎日ランドセルにつけてたな。そのあとがmiraieというキッズ向けのスマホで……。」
竹内「かっさーって、アンジュ入ったの12歳だよね? その後もしばらくキッズ向けのスマホだったね。」
一同「ふふふふふふふふふふ(静かに笑う)」
――ほかにキッズ向けケータイの経験者はいますか?
竹内「私も登録した3件にしかかけられないキッズ向けのケータイで、お兄ちゃんのお下がり(笑)。私がハロプロに入ったのをきっかけに、お兄ちゃんが普通のケータイに昇格して、私はキッズ向けケータイに(笑)。」
佐々木「あ、でも私もママのお下がりだったよ。黄緑のガラケーで、ママが使ってたのを写真を撮る専用に奪いました(笑)。」
――通話ができないように設定して?
佐々木「そうですそうです、カメラ専用。」
――では、自分の電話番号を初めて持ったのは?
佐々木「ハロプロに入ってからですね。」
和田「言うなれば習いごとと同じようなものだったので、レッスンが終わったら「今から帰るよー」の連絡は絶対みんなしますからね。」
笠原桃奈「キッズ向けケータイ事件」とは?
――キッズ向けケータイだとウェブサイトは自由に見られませんよね。
笠原「ムービーの撮影と、撮ったムービーを見たりはできるんですけど、ネットはそんなに……。ほとんどのウェブサイトは見られないみたいです。」
――なるほど、やっぱりキッズ向けケータイといえば、笠原さんが詳しいんですね。
笠原「………………(笑)。」
一同「ふふふふふふふふふ(静かに笑う)。」
和田「アンジュルムでは、リハの動きやフリの動画にをネットにアップして、リンクをメンバーにメールで送ってるんです。もちろん、そこには「家で見て、ちゃんと予習しようね」っていう意図が込められてるじゃないですか。」
竹内「うん(笑)。」
佐々木「だよね(笑)。」
笠原「………………(笑)。」
和田「それでリハの当日、桃奈がどう見ても練習してないことがわかったんです。それで私、怒ったんですよ。「動画を見てきてないよね! それでいいと思う?」って。」
――けっこうリーダー感出しつつ、キツめですね。
和田「はい(笑)。そしたら桃奈が「キッズ向けケータイだから、インターネットで動画が見られないんです。ゴメンナサイ」って(笑)。」
竹内「もう、しょうがないっていう(笑)。それ以上怒れない(笑)。」
和田「むしろ、なんか愛おしいような、微笑ましいような感じになっちゃって(笑)。」
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●メンバーのスマホから
~笠原桃奈~新曲の握手会の時、熊本から帰る飛行機から街と空を撮ったんです。真っ暗な空のなか、日が落ちかけている時間だったので、きれいな写真が撮れました(笠原桃奈)
グループ内で、スマホはどんなふうに扱われているのか。
――今はみなさんスマホですか?
笠原「おかげさまで私もiPhoneになりました。お父さんのiPhone 7を奪ったんですよ。お父さんがわざわざ予約してたブラックを。……お父さんって私に甘いので、そこに付け込みました(笑)。」
竹内「キッズ向けケータイからiPhone 7ってどんだけジャンプアップやねん(笑)。」
佐々木「私なんてまだ6Sやのに!(笑)。」
――スケジュールのお知らせとかはどうなってるんですか?
和田「常日頃の連絡はメールに一斉送信ですね。でも、そこにまつわる補足とかはLINEでちょい足し的に書きますね。」
竹内「今、到着しました! みたいな個人レベルの連絡はLINEで。オフィシャルのインフォメーションはメール、みたいな使い分けですね。」
――そのLINEで個人的なやり取りとかはありますか?
和田「あ、この前お休みの日にメンバー全員でディズニーランドへ遊びに行ったんです。その時には、マネージャーさんに“お休みありがとうございます!”って動画を撮って送りました。」
竹内「メンバーとマネージャーさんとのグループLINEがあるので、次々に自撮りして送りました。」
――事務所→メンバーはメールで、メンバー間の連絡はLINE中心みたいな。
和田「そういう感じですね。」
佐々木「あと同期のグループラインとかはありますよね。」
和田「そこでけっこうやり取りはしますけど、グループごとにメンバーの変動もあるので古いLINEのグループがそのまま残りつつ、新しいのができてたりぐちゃぐちゃなんです。」
佐々木「うん、意識してないグループに入ってたりもするし(笑)。」
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●メンバーのスマホから
~竹内朱莉~愛犬の誕生日の時の写真です! めちゃくちゃ可愛い瞬間が撮れたのでお気に入りの1枚です!(竹内朱莉)
深掘り! さらなるケータイ面白エピソードの深層へ
――笠原さんのキッズ向けケータイ事件以外に、面白エピソードはありますか?
竹内「やっぱり桃奈じゃない? 集合時間に来なくて、みんなが「桃奈、大丈夫?」ってメッセージ送ったら「てか、そちらは大丈夫ですか?」って、謎の心配された事件。こっちはみんな集合してるから、遅れてる桃奈を心配してるのに(笑)。」
笠原「あ、私が集合時間を勘違いしてた時ですよね(笑)。」
竹内「「なにを言ってるんだろ」と思ったよね(笑)。「こっちはもちろん大丈夫だよ、みんな集合してるから。桃奈あと何分で着く?」って送ったら、返信が「私と世界の時間が違っていて……」って(笑)。」
笠原「言葉の選び方がヘタなんですよね(笑)。時間を勘違いしていたので慌ててなかったところに、ちょうど室田(瑞希)さんから電車が遅延しているという情報が入って、てっきり室田さんから「かっさーの電車は大丈夫?」って聞かれたと思ったんです。」
竹内「違うよ。かっさー以外みんな集合してたもん。」
――なるほどなるほど、まず時間を勘違いして遅刻して、さらにメッセージの内容を勘違いして答えたと。
笠原「ああ! やっとわかってもらえました! 「私と世界の時間が違っていて」っていうのは、単に私が時間を勘違いしていたっていうことを言いたかっただけなんです……。」
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●メンバーのスマホから
~和田彩花~2018年1月頃、東京都庭園美術館で行われた『装飾は流転する』展で見た作品です。窓から入り込んだ光が作品に明暗を作っていて、きれいだったのでその部分を撮影しました(和田彩花)
やってくるケータイの未来。どんなライフスタイルで楽しみ、どんなグループでいたいか
――さて突然ですが、ケータイはこれから5Gの時代がやってきます。今の10倍、多くの人やモノにつながることが可能で、早さも20倍になって、ネットの向こうとこっちでの遅延がほとんどないという、次世代のモバイルネットワークですね。そんな時代が来たら、どんなライフスタイルが待っていると思いますか?
佐々木「衛星中継って、受け答えに多少のタイムラグあるじゃないですか。「ではニューヨークから伝えていただきましょう」…………「はい、こちらニューヨークです」的な。それが瞬時にサクサクつながるイメージ?」
竹内「ヤバッ!」
佐々木「えー。文明が進みすぎてコワいっす!」
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●メンバーのスマホから
~佐々木莉佳子~この写真はフランスで撮ったものです。階段の手すりの下にちょこんと書いてあって、なんかすごくかわいいなと思ったので撮りました!(佐々木莉佳子)
――そんな5Gの時代に期待することや、アンジュルムとしてその未来をどんなふうに生きていきたいかをお伺いできますか?
和田「実は私の場合、今でも戸惑いがあるんです。十分に情報量が多い気がしていて。それを処理して、そこに自分はどう思うかをきちんと表明するのが難しくなってきているんですよね。」
竹内「あー、そうなんだ。」
和田「うん、だから実際1回情報を遮断してみたの。ケータイを切って、LINEも開かないようにして。」
佐々木「すごいね!」
和田「5Gの速さや機能はきっとみんなにすごくいい未来をもたらしてくれるはずで、とくに災害とかの帰宅困難時には絶対役に立つと思う。単純に繋がりやすくなるわけでしょ? それは受け取りつつ、流されないように自分を見据えていたいなと思いますね。」
佐々木「なんか私も、時代が進みすぎるとコワイなって思えてきた(笑)。なので、決めました! 5Gになっても日本の心を忘れず生きていきたいな、と。技術が進化することでどんどん消滅していくこともあるだろうけど、たとえば「手紙」とか「文字」とか、ずっと残していきたいと私は思いますね。」
笠原「便利になる裏側に危険もあるって。小学生の時に、ネットって誰でも好きなように書き込みができるから、「便利だけど危険」っていうことを学ぶ特別授業とかがあって……。」
佐々木「ええええええ! 」
竹内「すげえええええ!」
笠原「そうなの。便利の裏側には、いろいろ気をつけないといけないことが出てくるので、気をつけてもっと上手に便利に使っていきたいですよね。ただでさえ“スマホばっかりいじってる世代”って見られるから、適度な距離感を持って扱っていきたいと思います。」
竹内「桃奈すごいね(笑)。」
笠原「ありがと(笑)。」
竹内「私は動画とか見るのが好きなんですね。スムーズな時はいいけど、通信環境が悪い時はイライラしちゃって。シンプルだけど、5Gになったらそれがなくなるといいな。」
――実験で体験しましたが、もうびっくりするぐらい早いですよ。
佐々木「「ヒュン、バシーン!」な感じ(笑)。」
竹内「5GになったらWi-Fiでなくても、モバイルでスムーズにピュンピュンいくんだろうな。今からすごく楽しみ。」
佐々木「その早い通信速度にマッチした曲とかムービーとかをつくって発表できるアンジュルムでいられればいいよね。」
笠原「そう思います。」
竹内「うーん、どういうのがいいんだろうね? 5G時代のアンジュルム。」
和田「それはおいおい、これから考えていけばいいよ。」
竹内「じゃあ、ケータイの通信もアンジュルムもどんどん発展していく! ということで(笑)。」
「auハロプロケータイ図鑑」ではハロー!プロジェクト全グループの撮り下ろしカット満載、今年の新モデルも含めたauケータイの一覧を見ることができますので、ぜひ楽しんでくださいね。
- アンジュルム最新情報
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6/29より、アンジュルム初のアジアツアー決定!
6/29(金)韓国、6/30(土)香港、7/1(日)台北で開催!! 詳しくはオフィシャルサイトをご確認ください。
- auハロプロケータイ図鑑プレゼント企画(7月2日まで)
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世界に1台! ハロプロメンバーのサイン入りのディスプレイカード付「INFOBARトランスフォーマー」を、ハロプロメンバー数と同じ46名様にプレゼント!
応募フォームに下記の合言葉をご記入の上、ご応募ください。
合言葉:スッペシャル!
- おもいでのケータイ教えてください!
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TIME & SPACEのコミュニティでは、auハロプロケータイ図鑑にちなみ、みなさんが今まで使ってきた中で、おもいでに残るケータイを募集しています。
文:武田篤典
撮影:TIME&SPACE編集部
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