2018/06/11

ハロプロ・Juice=Juiceがケータイを語る 「ライブ後はグループLINEで反省会…」

ケータイとハロプロの歴史を振り返る

1988年、IDO(当時)からショルダーフォンが発売され、auケータイの歴史は始まりました。緊急時にでも連絡が取れるツールとしてコミュニケーションのあり方を劇的に変え、また当時は社会的地位の高い人たちのステータス(?)としても認知されていました。それが、たった10年後には“若者のコミュニケーションツール”へと進化していったのです。

ちょうどその頃にハロー!プロジェクトが誕生。のちに日本アイドル界の中核をなす一大ムーブメントへと発展します。

2018年、ショルダーフォン登場から30年を迎えたauと、20周年を迎えたハロー!プロジェクトがコラボレーション。ケータイの進化の歴史を現役ハロプロメンバー総勢46名と振り返る「auハロプロケータイ図鑑」を公開しました。

そこで「TIME & SPACE」では、全6回にわたって各グループの「ケータイ座談会」をお届けします。「ケータイとわたし」をテーマに、みっちりお話し聞いてきました。

今回はJuice=Juiceから宮崎由加さん、金澤朋子さん、梁川奈々美さん、段原瑠々さんの4名が登場!

マイ・ファーストケータイの思い出を語るJuice=Juice・宮崎由加、金澤朋子、梁川奈々美、段原瑠々、こぶしファクトリーの5人 座談会に参加してくれたJuice=Juiceのメンバーは、リーダーの宮崎由加さん、金澤朋子さん、梁川奈々美さん、段原瑠々さん(写真左から)

目の前に並んだ古いケータイたちや、過去のauケータイが一覧できる「auケータイ図鑑」ウェブサイトを見ながら徐々に振り返りモード。とくに宮崎さん「私が使ってたヤツ絶対、ある!」なんて気合いを入れてPCのディスプレイを凝視していますよ。

Juice=Juiceのマイ・ファーストケータイ

――宮崎さんのファーストケータイありました?

宮崎「これですね! 2006年かな。「Sweets pure by SANYO」……あ、違う! これ妹だ(笑)。ホントはこれがほしかったんですけど、妹がこれにしたから「じゃあ、私はもっと大人っぽいのにする!」って(笑)。」

2006年発売、宮崎由加の“妹”のファーストケータイ「Sweets pure by SANYO」 2006年発売、“宮崎由加さんの妹さん”のファーストケータイ「Sweets pure by SANYO

――お姉ちゃんだし?

宮崎「お姉ちゃんだし! ちょうどワンセグケータイが流行り始めて父が2台持ちし始めたんで「塾からの“帰るコール”したいから私が1台持っててあげるね!」って、奪ったんだった。」

――じゃあ大人っぽいというより、お父さんっぽいヤツですね。

宮崎「たしかホワイトの二つ折りで、開いた後に片方がクルって1回転するタイプでしたね。」

梁川「私も塾からの“帰るコール”きっかけでした。2011年、小学4年生のとき、水色のキッズ向けケータイ。」

――塾とか習いごとって、ケータイデビューの王道ですよね。

梁川「ですよねー。友だちもそれで持ち始めてたんですけど、ホントに親としか話してなかったです。友だち同士で通話したりメールしたりするようになったのは中学以降でした。」

金澤「私のケータイデビューは中1だったな。うちの家庭内ルールで「中学になったらケータイを与える」みたいなのがあって、それに則って支給されました(笑)。でも特にうれしいとかいう感じでもなかったですね。」

段原「えー、私はめちゃくちゃケータイほしかったですよ! 小2ぐらいから周りが持ち始めてて、待ち合わせの電話とかするのを見て「カッコイイなあ!」って思って。親にねだったんですけど、お姉ちゃんが持ったのが小4だったので「待ちなさい」って。それで小4になった瞬間に買いに行きました(笑)。」

スマホの電話帳って使わない? そして超マジメな活用法

――このお仕事なりのケータイの使い方とか、電話帳の使い方の注意点みたいなのってありますか?

アイドルならではのスマホの使い方を語る宮崎由加。電話帳は使わないというと金澤朋子、梁川奈々美、段原瑠々

梁川「そもそも電話帳使ってないです。登録してるの家族とマネージャーさんだけ。」

段原「私も登録しないです。」

金澤「通話もLINEのことが多いですね、私も。」

梁川「私、通話自体ほとんどしないです。」

●メンバーのスマホから
~宮崎由加~

Juice=Juice・宮崎由加のスマホ写真 海外公演でフランスに行った時のギャラリーラファイエットの天井です。街中がフォトジェニックでした。データフォルダにたくさん思い出が詰まっています(宮崎由加)

宮崎「でも、やなちゃん(梁川)、ママにはすごく電話してない?(笑)」

梁川「すごくしてる(笑)。」

Juice=Juice・梁川奈々美のお母さんへの電話頻度を指摘する宮崎由加と両者の話を聞く金澤朋子

宮崎「みんなで楽屋にいて、いきなりしゃべり出したって思ったらママに電話してて、静かになってまたしゃべり出したなって思ったら、またママだったり(笑)。」

――ほかのみなさんは、ママに連絡は?

宮崎「私もめっちゃします(笑)。「お家着いたよ」とか。あと、おじいちゃんとおばあちゃんがケータイ持つようになったのでよくかけてます。」

金澤「私はそんなに。ハタチ過ぎると親もそこまで心配……してないわけじゃないでしょうけど、まあ大丈夫かな。」

――ちなみにメンバー間ではどうですか?

金澤「ほぼ毎日会ってるので、改めて連絡取り合うことはあんまりないですね。」

宮崎「グループLINEで反省会するぐらいかな。」

金澤「ライブのあとに「今日はどうだったか」「ここミスしたので気を付けたい」「次回のMCはもっとこうしたい」みたいなことを送り合うんですよ。」

ライブやイベント後のLINEによる反省会について語るJuice=Juiceの面々。宮崎由加、金澤朋子、梁川奈々美、段原瑠々

――それは決まりごととしてやってるんですか?

金澤「はい。Juice=Juiceでは反省ノートを作っていて。ライブ後の、みんな気持ちが熱いうちにまずLINEで率直に意見を出し合って、最終的にログをノートにまとめるんです。それをみんなで回し読みします。」

●メンバーのスマホから
~金澤朋子~

Juice=Juice・金澤朋子のスマホ写真 Juice=JuiceのDVDマガジンを撮りに行ったときに出会った菜の花です! すごく綺麗で思わず写真を撮ってしまいました(金澤朋子)

――ノートに書く担当とかは決まってるんですか?

金澤「持ち回りですね。」

宮崎「るーちゃん(段原)は、めっちゃ字がきれいなんですよ。」

金澤「達筆系だよね(段原さんの字はこちらで見られます)。」

段原「うふふふふ。」

宮崎「宮本佳林ちゃんは完全コピーするし(笑)。みんなの発言を、句読点まで一言一句違わず。」

金澤「キャラが出てて面白いよね。それだけじゃなくて、自筆だから体温みたいなものも伝わってきて、ノートにするのはすごく意味があると思ってます。」

ハロー!プロジェクト内のグループLINEについて語るJuice=Juiceのリーダー宮崎由加。話を聞く金澤朋子、梁川奈々美、段原瑠々

グループ内での流行りアプリは? 段原さん天才説

――グループ内で流行っているアプリはありますか?

金澤「Juice=Juiceはみんな「人狼ゲーム」が好きですね。メンバーが2人増えて前よりも盛り上がるようになったんですけど、グループみんなでやる機会もなかなかなくて。最近は宮本佳林ちゃんに教わった、「人狼ゲーム」のオンライン対戦のアプリで遊んでます。」

宮崎「私はオンラインでオセロやってます。夜中とかでも必ず誰かしらと対戦できるので、退屈な夜にはいい! 勝つごとに級が上がっていくところにも、モチベーションがありますね。」

――それはつまり、2人ともオンラインで見知らぬ人と戦っているという……?

金澤「そうですね(笑)。」

宮崎「あ、はい(笑)。」

――見知らぬ相手も、まさかこの2人と戦ってるとは思ってないでしょうね。

段原「私、この前、スマホで動画をつくりました! 私たちの「Fiesta! Fiesta!」っていう楽曲の前奏だけを1分間のロングミックスにして。」

スマホを使った動画編集について語るJuice=Juice段原瑠々と感心する梁川奈々美

宮崎「あ、それ、私のバースデーイベントの企画で、私がつくる話だったんですけど誰かと対決したいと思って「Juiceだったら絶対、段原瑠々ちゃんだ!」ってお願いしたら、すごいのができてきて……。」

段原「撮影とか編集とかで10時間ぐらいかかって大変だったんですけど、なんか新しいスマホの遊び方見つけて、すっごく楽しかったです。」

宮崎「この子、天才です!(笑)」

●メンバーのスマホから
~段原瑠々~

Juice=Juice・段原瑠々のスマホ写真 海外公演でフランスに行った時、パリで車の窓から撮った写真。雰囲気のある建物の間から見えるエッフェル塔が、存在感があってステキです。本当にフランスは、どこ撮っても絵になるような、綺麗な街でした(段原瑠々)

やってくるケータイの未来。どんなライフスタイルで楽しみ、どんなグループでいたいか

――さて突然ですが、ケータイはこれから5Gの時代がやってきます。今の10倍、多くの人やモノにつながることが可能で、早さも20倍になって、ネットの向こうとこっちでの遅延がほとんどないという、次世代のモバイルネットワークですね。そんな時代が来たら、どんなライフスタイルが待ってると思いますか?

宮崎「私、なくした電話が戻ってきてほしいです。前にキャンペーンのとき、スマホを新潟に忘れてきてしまって。回収するには自分が行かなくちゃダメって言われたんです。5Gの時代になったらスマホが自力で私のところに戻ってきてくれたらなーって。」

金澤「えー(笑)、そういう話!?」

宮崎「部屋でも「スマホ!」って呼ぶと「ヘイ!」って手元に飛んできてくれるの! めっちゃよくないですか(笑)?」

一同「(笑)。」

金澤「映画館の4DXみたいな上映システムをケータイで実現できたら面白いなと思います。動画を見ながら、匂いとか風とかがスマホで体験できるの。」

未来の携帯電話のビジョンを語るJuice=Juiceの4人。宮崎由加、金澤朋子、梁川奈々美、段原瑠々

梁川「私はもうすでに今のケータイがすごすぎて、それ以上のイメージが湧かないですね。」

●メンバーのスマホから
~梁川奈々美~

Juice=Juice・梁川奈々美のスマホ写真 Juice=Juiceでの撮影の時に見つけた額縁で絵画風に撮影しました! 小道具使って写真を撮るの上手になりたいです(梁川奈々美)

段原「私も今、全然不便じゃないからなー。」

宮崎「……あ、充電減らないっていうのはどう?」

段原「いいですね! 電池はどんどんタフになってほしいです!」

――そんな未来にどんなグループになっていたいですか?

宮崎「去年7人になって、すぐにワールドツアーをさせていただいて、音楽もステージも日本と全然違う環境をみんなで乗り越えて絆がぐっと深まったと思うんです。ツアー先で“また来てね!”って言葉をたくさんいただいたので、またみんなで世界に行けたらと思います。」

段原「そうですね。ワールドツアーって私が入って2カ月とかでしたからね。そのあと、武道館でもやらせていただいて。どんどん夢が叶っていくんですけど、それって先輩たちがつくってくれた道筋の延長線上だと思うので「段原が入ったからこそ実現できた!」 っていうことをなにかやりたいと思います。」

梁川「それは私もすごく思う。グループ内ではとくに私は兼任させていただいているので、カントリー(・ガールズ)とJuiceのそれぞれで学んだことを、それぞれに生かし合えるようなことがしたいですね。」

金澤「やりたいこと、いっぱいあります! 7人で行けていない都道府県も海外の国々にも行きたいし。グループ内では「ここはリーダーだよね」「年下のコがやる方がうまくいくよね」とか、誰かに頼りがちなので、もっと積極的にやっていきたい。あと、みんなが個人個人の活動を充実させながら、その経験を持ち寄ってグループに生かせたら最強じゃないですか。そんなふうに動けることが目標ですね。」

Juice=Juiceの4人、宮崎由加、金澤朋子、梁川奈々美、段原瑠々

「auハロプロケータイ図鑑」ではハロー!プロジェクト全グループの撮り下ろしカット満載、今年の新モデルも含めたauケータイの一覧を見ることができますので、ぜひ楽しんでくださいね。

Juice=Juice最新情報

「Juice=Juice LIVE GEAR 2018 ~Go ahead SPECIAL~」開催中
6/16(土)三郷市文化会館 大ホール(埼玉)
6/24(日)日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール(愛知)
「Hello! Project 20th Anniversary!! Hello! Project 2018 SUMMER 〜ALL FOR ONE〜 / 〜ONE FOR ALL〜」が7/14(土)オリックス劇場(大阪)よりスタート

8/6(月)に「OTODAMA SEA STUDIO 2018」Juice=Juice単独ライブ決定! 詳しくはオフィシャルサイトをご確認ください。

auハロプロケータイ図鑑プレゼント企画(7月2日まで)

世界に1台! ハロプロメンバーのサイン入りのディスプレイカード付「INFOBARトランスフォーマー」を、ハロプロメンバー数と同じ46名様にプレゼント!

 

応募フォームに下記の合言葉をご記入の上、ご応募ください。

合言葉:スッペシャル!

応募はこちら

おもいでのケータイ教えてください!

TIME & SPACEのコミュニティでは、auハロプロケータイ図鑑にちなみ、みなさんが今まで使ってきた中で、おもいでに残るケータイを募集しています。

文:武田篤典
撮影:瀬谷壮士

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