2018/06/05

「昔のケータイってツノが…」 ハロプロ・つばきファクトリーがマイケータイを語り尽くす

ケータイとハロプロの歴史を振り返る

1988年、IDO(当時)からショルダーフォンが発売され、auケータイの歴史は始まりました。緊急時にでも連絡が取れるツールとしてコミュニケーションのあり方を劇的に変え、また当時は社会的地位の高い人たちのステータス(?)としても認知されていました。それが、たった10年後には“若者のコミュニケーションツール”へと進化していったのです。

ちょうどその頃にハロー!プロジェクトが誕生。のちに日本アイドル界の中核をなす一大ムーブメントへと発展します。

2018年、ショルダーフォン登場から30年を迎えたauと、20周年を迎えたハロー!プロジェクトがコラボレーション。ケータイの進化の歴史を現役ハロプロメンバー総勢46名と振り返る「auハロプロケータイ図鑑」を公開しました。

そこで「TIME & SPACE」では、全6回にわたって各グループの「ケータイ座談会」をお届けします。「ケータイとわたし」をテーマに、みっちりお話し聞いてきました。

今回は、つばきファクトリー。小片リサさん、新沼希空さん、谷本安美さん、岸本ゆめのさんの4名(手前から順に)が登場。目の前に並んだ古いケータイたちと、「auケータイ図鑑」のウェブサイトに興味津々。早くも思い出話が弾みます。

PCで過去のauケータイが一覧できる「ケータイ図鑑」ウェブサイトを眺めるつばきファクトリーの小片リサ、新沼希空、谷本安美、岸本ゆめの 座談会に出席した面々。左から小片リサさん、新沼希空さん、谷本安美さん、岸本ゆめのさん。過去のauケータイが全部見られる「ケータイ図鑑」ウェブサイトでそれぞれの気になるケータイを探し中

「親の機種変後のケータイでおままごとしてた!」と岸本さんが口火を切ると、「うん、たしかに昔のケータイって“ツノ”がありましたよね」と新沼さん。「アンテナだよ」と小片さんは笑う。そして谷本さんは「全然、馴染みがなーい(笑)」。

そんな4人のケータイトーク、まずは人生最初のケータイとの出会いから。

つばきファクトリーのマイ・ファーストケータイ

新沼「小学5年生のときです! 小学生向けのファッション誌に載っていて、憧れて買ってもらいました。ちょうどお留守番も多かったので、それも理由に(笑)。」

岸本「私は小3かな。親と離れて行動し始める時期だったし。それ以前から、おままごと用に使ってたのは、写真が撮れたり着信音は鳴ったりするけど、致命的な欠陥があって……。」

谷本「なあに?」

岸本「通話できないこと(笑)。つながったらいいのになーっていっつも思ってたんです。」

小片「私は小1から。ダンスレッスンの帰りが遅くなるから。当時は友だちが誰も持ってなくて、いち早く手に入れて自慢したかったんです。」

――キッズ向けケータイですか?

小片「「そんな子どもっぽいのはヤダ!」って拒否してました。背伸びしてフツーのガラケーにしたんですけど、周りが誰も持ってないから誰とも話せなかった(笑)。」

谷本「私は中学1年で塾に通い始めたのがきっかけでした。」

――小片さんみたいなこだわりはありました?

谷本「いえ。型落ちした機種のなかでいちばん安いのでしたよ(笑)。」

岸本「私、あのニシキゴイみたいなモデル(INFOBAR)に憧れたなー。スマホにするときも、あの流れを汲む機種を検討したもん!」

Androidへの愛を熱く語る谷本安美。岸本ゆめのの補足説明を新沼希空も聞く

AirDropでメンバーたちが共有しているものとは

岸本「ガラケー時代って、赤外線楽しかったですよね。「私、今ケータイ使ってる!」っていう充実感を得るのに、友達と画像送りあったりして。」

小片「今はAirDropで自分たちで撮ったフリやフォーメーションの動画を共有しています。」

岸本「最初はSNSで送ってたんですけど、動画ってだいたい重いのでギガをすごく食っちゃうんですね。それでよく通信速度制限にかかってたので。最近はWi-FiのあるところでAirDropで共有するようになりました。」

目の前に揃った旧いケータイを次々触っていくつばきファクトリーの小片リサ、新沼希空、谷本安美、岸本ゆめの

思い出を蘇らせてくれる「Google フォト」。そして……

小片「私は最近機種変更したんですけど……。絶対iPhone Xにしたかったから、機種変する前からiPhone X用のスマホカバー買いました。「ケイト・スペード」のauのウェブサイト限定のやつ。お気に入りです!」

――ありがとうございます。

小片「機種変してから、できれば写真を本体にためておきたくないなって思って。今、実はカメラロールには30枚ぐらいしか入ってません。」

新沼「えーーーー。」

岸本「なんでそんなに消したいの?」

小片「iCloudストレージの容量を増やしたくないから。容量がなくなってくると「買い足しますか?」って言われるじゃない? あれが嫌で(笑)。だから「Googleフォト」使ってます。」

●メンバーのスマホから
~小片リサ~

小片リサのスマホ写真 2018年3月下旬に撮影した、浅草寺の横にある五重塔です。お花見をしに行き、桜を撮っていたんですが、五重塔の存在感と、夕日が差し掛かっている感じがとても綺麗だったのでシャッターチャンスだと思い撮影しました(小片リサ)

岸本「便利だよね。」

小片「すぐに「Googleフォト」にバックアップとったら、本体からバンバン写真消してます。だからいつも超軽くてサクサク!」

お気に入りのアプリについて語るつばきファクトリーの小片リサ

岸本「「Googleフォト」は私も前から使ってて、でも自分で使ってることを意識してなかったから、この前サプライズがあって。実は何年も前の古いケータイの画像も「Googleフォト」に自動的に上がってたみたいで、新しいスマホでログインしたら、どんどん古い写真が出てきて面白かった(笑)。」

谷本「まあ、私はAndroidなので容量を気にしたことないですけどね(笑)。本体がパンパンになってもSDがあるし、SDもより容量の大きなものに交換すればいくらでも増やせるし。Androidサイコーです!(笑)」

●メンバーのスマホから
~谷本安美~

谷本安美のスマホ写真 今年の春、家に帰る帰り道、桜が綺麗で、夜桜のいいショットを撮ろうと思って撮った写真です。とてもいい雰囲気に撮れたのでお気に入りです(谷本安美)

上京&レッスンは充電こそキモ!

――小片さんは東京出身ですが、谷本さんが北海道、新沼さんが愛知、岸本さんが大阪出身です。なにか上京した人ならではのケータイで気をつけていることってあります?

小片「地方から東京にレッスンに来るときって、ケータイの充電が切れないようにすごく気にしている印象がありますね。だから充電器とか絶対必須じゃないかな。」

新沼「新幹線は各車両の先頭か最後尾がマストですね! 全席にコンセントが付いてるから。あいだの座席だと、窓側にしかついてないからちょっとしんどい。」

谷本「私の場合、北海道なので、飛行機ではコンセントを差せないから、モバイルバッテリーはすごく大事。」

岸本「あと、希空ちゃんはポケットWi-Fiみたいなの持ち歩いてたよね?」

新沼「うん! 通信制限になっちゃう可能性もあるから。」

――レッスンが事務所で行われる場合、会社のWi-Fiにつなげられないんですか?

一同「つないでないです。」

新沼「私、前つないでもらってました! でも機種変してパスワードがわからなくなって……。」

――みなさんも会社のWi-Fiのパスワードを知らない?

一同「知らないです。」

岸本「ネット大事! でね、私、研修生時代に丸1カ月、東京滞在みたいなことがあったんですね。そのときは、大阪の実家にあった据え置き型のWi-Fiルーターをカバンに忍ばせて上京しました。」

家のWi-Fi環境を丸ごとカバンに詰めて上京した思い出を語る岸本ゆめの

――え! そのあいだは大阪の岸本家ではWi-Fiが飛ばず?

岸本「そうですね(笑)。やっぱり私がいちばんネット使ってたので。東京の滞在先に設置してました(笑)。あのときはみんなゴメン!」

●メンバーのスマホから
~岸本ゆめの~

岸本ゆめののスマホ写真 2018年4月にメンバーの小片リサちゃんと休憩時間に撮った写真です。2人が写るチェキ、それを撮っている自分とピースするリサちゃんの手が鏡越しに写っているのが好きです(岸本ゆめの)

やってくるケータイの未来。どんなライフスタイルで楽しみ、どんなグループでいたいか

――さて突然ですが、ケータイはこれから5Gの時代がやってきます。今の10倍、多くの人やモノにつながることが可能で、早さも20倍になって、ネットの向こうとこっちでの遅延がほとんどないという、次世代のモバイルネットワークですね。そんな時代が来たら、どんなライフスタイルが待ってると思いますか?

小片「会話できる機能がいいですね。AIとかでケータイともっと仲良くなりたい。検索だけじゃなくて、普通の会話もしたいですね。」

新沼「私は、お家を出るときに電気やエアコンをよく消し忘れるので、外から操れるといいですね。」

岸本「今、カメラで写せば英語が翻訳されるアプリとかありますよね? その方言版があるといいなー。あと動物版。ケータイに鳴き声を聞かせることで翻訳できる機能とか。私、人生の目標のひとつが「鳥と友だちになる」なんですよ。映画とかに出てくる青い鳥とケータイでおしゃべりできたら楽しいだろうなー。」

谷本「ケータイを持っただけで毎日の健康状態がセルフチェックできるみたいな機能があればいいなと思います。」

――今みなさんから出た将来像、実現してるのもありますよ。

一同「すごーい。」

●メンバーのスマホから
~新沼希空~

新沼希空のスマホ写真 2016年1月1日に初詣に行った時の写真です。東京タワーと増上寺がいいアングルで撮れたのでお気に入りです。ちなみに谷本安美ちゃんと行きました(新沼希空)

――そんな未来にどんなグループになっていたいですか?

岸本「グループとしても、岸本個人でも欠かせない存在になりたいですね。歌う人もアイドルもたくさんいて、そのなかでまず「知ってもらう」が目標。「つばきファクトリーっているよね!」って思われたいし、「つばきには“きしもん”が必須だよね!」「ハロー!プロジェクトには“きしもん”がいなくちゃ!」って思われる存在が目標です。」

谷本「毎日毎日進化を繰り返すようなグループになりたいです。ケータイも発売のたびに新機能が追加されますよね。それで注目される。そんな、好きになってもらえるポイントがどんどん増えていくようなグループが理想です。」

新沼「私の目標は「アイドル界の主役になること」なんです。「アイドル」を想像したとき、いちばんに名前が出るようなグループになりたいです。あと、ぜひ広告とかにもどんどん起用していただきたいです(笑)。」

将来のビジョンを語るつばきファクトリー・小片リサと新沼希空

小片「ハロー!プロジェクトの先輩にはワールドツアーを行ったグループもあって、私たちもそんなふうに世界の人に知ってもらいたいです。そのためにはまず、日本のみなさんに知ってもらうこと。小さなところからコツコツと、「知らない人がいない」っていうグループになること。みんな知ってて、誰からも応援されるグループになりたいです。」

つばきファクトリー

「auハロプロケータイ図鑑」ではハロー!プロジェクト全グループの撮り下ろしカット満載、今年の新モデルも含めたauケータイの一覧を見ることができますので、ぜひ楽しんでくださいね。

つばきファクトリー最新情報

7月18日に4th Sg「デートの日は二度くらいシャワーして出かけたい/純情cm(センチメートル)/今夜だけ浮かれたかった(曲順未定)」が発売! 各地でリリースイベントを開催予定。詳しくはオフィシャルサイトをご確認ください。

auハロプロケータイ図鑑プレゼント企画(7月2日まで)

世界に1台! ハロプロメンバーのサイン入りのディスプレイカード付「INFOBARトランスフォーマー」を、ハロプロメンバー数と同じ46名様にプレゼント!

 

応募フォームに下記の合言葉をご記入の上、ご応募ください。

合言葉:スッペシャル!

応募はこちら

おもいでのケータイ教えてください!

TIME & SPACEのコミュニティでは、auハロプロケータイ図鑑にちなみ、みなさんが今まで使ってきた中で、おもいでに残るケータイを募集しています。

文:武田篤典
撮影:瀬谷壮士

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