2020/10/19

最新auスマホ『AQUOS zero5G basic DX』とR5G/sense3 basic/sense5Gの特長を比較

2020年9月、「AQUOS zero5G basic DX(SHG02)」がauから発売された。また6月にはAQUOS zero5G basic DXと同じミドルクラスモデルの「AQUOS sense3 basic(SHV48)」、3月にはハイエンドモデルの5Gスマホ「AQUOS R5G(SHG01)」が発売されている。

同じ5GのAQUOSシリーズながら、それぞれどのような違いがあるのか。そして、ひとつ前のミドルモデルとの違いはどこなのか。2021年春に発売予定の「AQUOS sense5G(SHG03)」も交えながら、今発売しているなかではもっとも新しい「AQUOS zero5G basic DX」を中心にそれぞれの特長を紹介する。

AQUOS zero5G basic DX、AQUOS R5G、AQUOS sense5G、AQUOS sense3 basic

まずは本体スペックを比較

最初にそれぞれのスペックや仕様を比較してみよう。

                  
機種名 機種クラス 発売年月対応通信規格 画面 ディスプレイ解像度 本体サイズ 重量 カラー メインカメラ
有効画素数
静止画ズーム OS CPU バッテリー容量 電池持ち時間 内蔵メモリ(RAM/ROM) ワイヤレス充電 生体認証 防水 防塵
AQUOS zero5G basic DX ミドルクラス2020年 9月5G/4G 約6.4インチ
有機EL
フルHD+[2,340×1,080] 約75×161×9.0mm 約182g ブラック
ホワイト
約4,800万画素/約1,310万画素/
約800万画素
24倍 Android 10 Snapdragon 765 5G
Mobile Platform 2.3GHz/1+
2.2GHz/1+1.8GHz/6
4,050mAh 約110時間(4G LTE/WiMAX 2+エリア)
約105時間(5Gエリア)
8GB/128GB × 指紋/顔 IPX5/IPX8 IP6X
AQUOS R5G ハイエンド 2020年 3月5G/4G 約6.5インチ
Pro IGZO
クアッドHD+[3,168×1,440] 約75×162×8.9mm 約189g アースブルー
オーロラホワイト
約1,220万画素/約4,800万画素/
約1,220万画素/ToFカメラ
16倍 Android 10 Snapdragon 865 5G
Mobile Platform 2.8GHz/1+
2.4GHz/3+1.8GHz/4
3,730mAh 約120時間(4G LTE/WiMAX 2+エリア)
約110時間(5Gエリア)
12GB/256GB × 指紋/顔 IPX5/IPX8 IP6X
AQUOS sense5G ミドルクラス 2021年 春予定5G/4G 約5.8インチ
IGZO
フルHD+[2,280×1,080]約71×148×8.9mm(暫定値) 測定中 ライトカッパー
オリーブシルバー
ブラック
約1,200万画素/約1,200万画素
約800万画素
16倍 Android 11 Snapdragon 690 5G
Mobile Platform 2.0GHz/2+
1.7GHz/6(暫定値)
4,570mAh(暫定値) 測定中 4GB/64GB × 指紋/顔 IPX5/IPX8 IP6X
AQUOS sense3 basic ミドルクラス 2020年 6月4G 約5.5インチ
IGZO
フルHD+[2,160×1,080] 約70×147×8.9mm 約167g ライトカッパー
シルバー
ブラック
約1,200万画素 8倍 Android 9 Pie Snapdragon 630
2.2GHz/4+1.8GHz/4
4,000mAh 約170時間 3GB/32GB × IPX5/IPX8 IP6X
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2020年9月発売のAQUOS zero5G basic DX(SHG02)は、プロセッサとしてミドルクラスのなかでも上位モデルとなる「Snapdragon 765」を搭載する。RAMも8GB積んでおり、ひと口にミドルクラスといっても、ほかのAQUOS senseシリーズと比べると頭ひとつ抜けた性能だ。

さすがに、高性能なプロセッサ「Snapdragon 865」を搭載するハイエンドモデルのAQUOS R5G(SHG01)には及ばないが、SNSやブラウザ、動画視聴にちょっとしたゲームなど、普段使いにおいては十分なスペックといえるだろう。

画面サイズ・ディスプレイ比較

AQUOSの画面サイズ比較

AQUOSシリーズといえば、やはりIGZOディスプレイが特徴として挙げられるが、AQUOS zero5G basic DXはシャープ独自開発の有機ELを搭載する。

ディスプレイサイズは約6.4インチで解像度は2,340×1,080ピクセル。IGZOではないが、IGZOと同様に毎秒120回の画面更新を行う120Hz駆動に対応する。さらに、表示間に黒画面を挿入することで240Hz相当の画面表示の状態変化を実現するハイレスポンスモードを搭載。対応しているアプリでは、動きの激しいゲームでも240Hz相当の表示で残像の少ないなめらかな画面表示を実現する。ハイコントラスト表示もでき、明暗差の大きい映像も自然に表示できるHDR10にも対応。

AQUOS zero5G basic DXのハイレスポンスモード ハイレスポンスモードにより、素早い描画でなめらかな表示ができるため、ゲームの操作性や操作感がより快適になる

同じくらいの画面の大きさである2020年3月に発売のAQUOS R5Gと比較すると、AQUOS R5Gはハイエンドモデルだけあって画面にはPro IGZOを搭載。約6.5インチ、3,168×1,440ピクセルと高精細なディスプレイで、120Hz駆動に対応するだけでなく、省電力化のためCPUと連動して必要なシーンでのみ120Hzで駆動し、停止中には最低1Hzまで落とせる「アイドリングストップ機能」も搭載する。また、AQUOS zero5G basic DX と同じくHDR10に対応するほか、ハイエンドモデルらしくAQUOS zero5G basic DX では非対応なDolby Visionにも対応している。

このことからも、ゲーム中心であれば240Hzで残像感がなく滑らかな表示が実現できるAQUOS zero5G basic DX、ゲームもするが、映画など動画視聴を中心に考えているなら、より高精細で美しい映像表現が可能なAQUOS R5Gがおすすめだ。

2021年春に発売予定のAQUOS sense5G は、AQUOS sense3 basicなど従来のAQUOSシリーズと同じくIGZOディスプレイを搭載。AQUOS zero5G basic DXやAQUOS R5Gのように120Hz/240Hz駆動には非対応だが、IGZOディスプレイは透過率が高く、そのぶんバックライトの消費電力を抑えられ、省電力に優れている。大容量バッテリーとあわせて長時間稼働が可能だ。画面サイズはAQUOS sense3 basicが約5.5インチ、2,160×1,080ピクセルで、今回紹介している4機種のなかではもっともコンパクト。AQUOS sense5Gは約5.8インチ、2,280×1,080ピクセルと少しだけ大きくなる予定だ。

本体サイズと重さ比較

AQUOSの本体サイズ・重さ比較

AQUOS zero5G basic DXは、約161×75×9.0mmで重さも約182gとやや大きめで、大画面化傾向にある他メーカーの機種と同レベルのサイズ感だ。ハイエンドクラスのAQUOS R5G も同じくらいの大きさで、高性能なディスプレイで動画やゲームを楽しむなら、ちょうど良いサイズ感といえるだろう。

一方、AQUOS sense3 basicとAQUOS sense5Gは、6インチ超の大画面化が進んでいる最近のスマホとしてはコンパクトサイズだ。背面の丸みとあわせて手になじみやすく、手の小さな人でも片手でスムーズに操作しやすいサイズ感だ。

AQUOS zero5G basic DXはトリプルカメラ搭載でAI機能も豊富

AQUOS zero5G basic DXは、ミドルクラスながら超広角カメラ、約4,800万画素の標準カメラ、光学3倍の望遠カメラというトリプルカメラを搭載する。カメラはすべて電子式手ブレ補正に対応。

AQUOS zero5G basic DXのトリプルカメラ

風景や集合写真はもちろん、夜景や望遠でのクローズアップ撮影まで、1台で幅広く対応できるのが魅力だ。もちろん、これまでのAQUOSシリーズと同様に、AIが最適な設定を行ってくれる「AIオート」に対応。シーンと被写体を検知し、ぴったりの設定で撮影できるので、カメラに不慣れな人でもきれいな写真を撮ることができる。さらに、動画撮影中に自動で適切な構図で静止画を撮影する「AIライブシャッター」や、自動で約15秒のショートムービーを作成する「AIライブストーリー」にも対応している。

AQUOS zero5G basic DXのAI動画カメラ機能

カメラ機能を見ても、2020年3月発売のハイエンドモデルAQUOS R5Gの性能が高い。4つのカメラを搭載し、望遠カメラ、超広角カメラ、標準カメラ、そして被写体との距離を測るToFカメラに対応。AQUOS zero5G basic DXは標準カメラが4,800万画素だが、AQUOS R5Gでは超広角が4,800万画素となっており、8K動画撮影にも対応。また、望遠と標準レンズが光学式手ブレ補正に対応しているのもAQUOS R5Gの特徴だ。光学式の手ブレ補正は、電子式手ブレ補正よりも画質の劣化が少ない。ハイエンドモデルらしく、カメラ性能に関しては、AQUOS R5Gのほうが一段上にあると考えていいだろう。

2021年春発売のAQUOS sense5Gは、約1,200万画素の標準カメラに約1,200万画素の121°超広角カメラ、約800万画素の光学2倍望遠カメラというトリプルカメラになる予定だ。被写体やシーンを自動判別するAIオートも進化しており、夜景認識時には自動でナイトモード撮影を行うことができるようになる。

AQUOS sense3 basicは約1,200万画素のシングルカメラだが、AIオートやAIライブストーリーを利用できるなど、基本機能は充実している。

大容量バッテリーを搭載するAQUOSシリーズ

バッテリーに関しては、有機ELを搭載したAQUOS zero5G basic DXが、SNSやメール、ウェブブラウズといった使い方であれば、4Gエリアで約110時間(約4.6日)、5Gエリアでも約105時間(約4.4日)という電池持ちを実現。

IGZO PROを搭載するAQUOS R5Gは約120時間(5Gエリアでは約110時間)。標準IGZOのAQUOS sense3 basicが、170時間(約7日)と今回紹介している4機種のなかではもっとも稼働時間が長い。

AQUOS sense5Gは2021年発売ということもあり、まだ電池持ちについては測定中となっているが、今回紹介している機種のなかではもっとも大容量のバッテリーを搭載する予定だ。

スマホ初心者も安心!「かんたんホーム」を搭載

AQUOSシリーズ共通の特徴だが、通常のホーム画面のほかに、大きなアイコンで表示される「かんたんホーム」を搭載している。

AQUOSシリーズに搭載されているAQUOSかんたんホームの画面

名前のとおり、スマホ初心者でも簡単に使えるようになっており、アイコンやフォントサイズが大きく見やすくなるほか、輝度やコントラストも調整し、文字などがはっきりと表示することが可能だ。また、よく電話をかける連絡先をホーム画面上に登録できるので、いざというときにも複雑な操作をすることなく発信できる。フィーチャーフォンからの乗り換えなど、スマホの操作は複雑で心配だと感じる人も安心して使えるはずだ。

さらに、AQUOS zero5G basic DXにはGoogleアシスタント専用のアシスタントキーが搭載されている。Android 10のナビゲーションメニューに慣れていなくても、Googleアシスタントを簡単に呼び出し可能だ。

そのほかの機能について

・防水防塵

4機種すべて共通のIPX5/IPX8・IP6X相当の防水防塵

・おサイフケータイ®

AQUOS sense3 basicのみ、おサイフケータイには対応していない。ほか3機種は共通で搭載。

・認証方式

AQUOS sense3 basicは顔認証のみ、ほか3機種は指紋認証と顔認証の2つの認証方式に対応。

・ワンセグ/フルセグ

AQUOS R5Gは、ワンセグ/フルセグに対応。ほか3機種は非搭載。

ハイミドルなCPUを搭載し、240Hz相当で駆動するディスプレイなど、ハイエンドスマホにも見劣りしないAQUOS zero5G basic DX。4眼カメラで8K動画も撮影できるAQUOS R5G。コンパクトでスマホ初心者にも扱いやすいAQUOS sense3 basic。そして、そのsenseシリーズで初の5GとなるAQUOS sense5G。人それぞれの“どういうスマホがほしいか”に対応できるほど、AQUOSのなかでもラインナップが揃っているといえるだろう。本記事を参考に、ぜひ自分にあった端末を選んでほしい。

文:山本竜也

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