2018/11/08

iOS 12で便利になったiPhone「写真」アプリ 検索しやすくなった新機能を解説

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9月21日にiPhone XSの販売が開始された。そのひと足先にリリースされた「iOS 12」ではさまざまな機能がアップデートされているが、そのなかでも、特に使いやすくなったと評判なのが、標準の「写真」アプリだ。

標準の「写真」アプリの主な機能といえば、iPhoneで撮影した写真が自動的に保存される場所。パソコンでいうところの「保存フォルダ」のような役割だ。そのため、撮影をするほどに写真が溜まっていき、その量は膨大になっていく。

iOS 12の「写真」アプリは、そんな膨大な量の写真のなかから見たい画像を探したり、SNSに投稿しやすくなったりと、非常に便利になっているのだ。

そこで、iOS 12の「写真」アプリがどこまで進化したのか、今回は「検索」機能を中心に、その詳細と便利ポイントを実際に使いながら解説していこう。

iPhoneのホーム画面

アプリのメニューが刷新! 新たな機能が加わった4つのメニュー

iOS 12の「写真」アプリで大きく変更となったのがメニューだ。

iPhoneのiOS 11とiOS 12の写真アプリ画面 左:iOS 11の写真アプリ画面 右:iOS 12の写真アプリ画面

前バージョンのiOS 11では、画面最下部のメニューが「写真」「メモリー」「共有」「アルバム」の4つのタブで構成されていた。それがiOS 12では、「メモリー」と「共有」がなくなり、「写真」「For You」「アルバム」「検索」の4つに刷新されている。

これまでは、「写真」「アルバム」タブ内にあった写真・ビデオの検索機能が独立し、さらに「For You」という新たな機能が登場したのだ。では、それぞれの機能を説明していこう。

実は進化している! シンプルに使いやすくなった「写真」タブ

まずは「写真」タブ。撮影した写真を表示するための基本モードともいえるのがこの「写真」タブで、撮影した日時順にそのまま次々と写真が追加されていく。

この「写真」タブの見た目はそれほど変化がないものの、iOS 7から続いていた「モーメント」「コレクション」「年別」の名称がなくなり、すべて「写真」に統一され、シンプルになった。

また、iCloudの機能として使用していた「iCloudフォトライブラリ」は「iCloud写真」として「写真」と同一化され、「iCloud写真共有」も「共有アルバム」に単純化されるなど、シンプルに「写真」にアクセスできるようになった。

iPhoneのiOS 12の写真アプリ画面

思い出の写真をまとめて、動画にしたり、友達と共有したりできる「For You」

続いて、新たに加わった「For You」タブ。こちらは「写真」アプリ内に保存されている写真を、場所や期間ごとに自動的にソートしてくれたり、アルバム内の写真を自動認識して、共有や加工の提案をしてくれる新機能だ。

iPhoneのiOS 12の写真アプリ画面

「For You」のなかの「メモリー」は、撮影された場所や日時、写真の種類など、保存されている写真をテーマごとに自動分類してまとめられている。さらに、簡単なスライド動画と写真の一覧に加えて、そこに写っている人物や撮影地、その他の関連写真などまで表示してくれる。

iPhoneのiOS 12の写真アプリ画面

自動で作成されるスライド動画は、動画の長さやテーマ、表示フォント、BGM、写真の枚数などをユーザーが編集することができ、そのまま誰かと共有したり、SNSなどにアップすることも可能。

そのほかにも、共有や編集のために写真を自動選別してくれる「おすすめの写真」や、アドレス帳に登録された人物と写真をメッセージで簡単に共有できる「共有の提案」など、いままで溜まっていくだけだった思い出の写真が、さまざまな形で楽しめるようになっているのだ。

iPhoneのiOS 12の写真アプリ画面

「アルバム」は、いままで以上に使いやすくなった!

前バージョンでも写真を探すのに便利だった「アルバム」は、デザインや並びが改良されて、さらに使いやすくなっている。

iOS 11では、下のほうに位置していた「マイアルバム」が最上部に表示されるようになり、iCloud写真共有(共有アルバム)を有効にして利用している場合は「共有アルバム」がその下に表示される。

iPhoneのiOS 12の写真アプリ画面

そして、これまでもあった「ピープルと撮影地」の下には「ビデオ」「セルフィー」「Live Photos」など、カメラの撮影モードやファイル形式で自動分類されたアルバムが表示されるようになった。

iPhoneのiOS 12の写真アプリ画面

以前と同じ名前なので、あまり変わっていないと思われがちだが、この自動分類機能はアップデート後に筆者が特に使いやすくなったと感じている機能のひとつなので、これまで気にしていなかった人は、ぜひ確認してみてほしい。

見たい、使いたい写真は「検索」を使って素早く見つけられる!

最後に紹介する「検索」は、文字どおり写真を検索できる機能だ。

前バージョンでも評判だった、被写体の顔を検知して写真を探し出す「ピープル」「撮影地」に加え、「赤ちゃん」「食べ物」といった写真に写っている人やモノ、ロケーションやイベント、日付など、写っている要素を自動的に画像解析して、それぞれをカテゴリー分けしてくれるようになっている。

iPhoneのiOS 12の写真アプリ画面

また、上部にある検索窓にキーワードを入力することで、見たい写真を素早く見つけられるようになっており、あらかじめ分類されていなくても、そのキーワードに関連する画像を瞬時にピックアップしてくれる

キーワードは条件を追加して絞り込むこともできるので、いつのどの写真……という詳細がわからない場合も、簡単に写真を探し出すことができるのだ。

iPhoneのiOS 12の写真アプリ画面

検索によってピックアップされた写真は、枚数や撮影日なども表示されるので、まとめて写真を見たい場合や、何枚かの候補を出したい、確認したいというときにも役立つはずだ。

iPhone「写真」アプリがあれば写真を十分に楽しめる

ここまでは、撮影して溜まっている写真を探し出す方法をメインに紹介してきたが、そのほかにも、撮影されている写真を加工する画像編集機能などもかなり向上している

また、「メッセージ」「メール」「iCloud」をはじめ、「Facebook」「Instagram」「LINE」といったSNSへの共有や公開ももちろん簡単。つまり、この「写真」アプリだけあれば、ほかの写真関連のアプリをダウンロードしなくても、十分に写真を楽しむことができるのだ。iPhoneユーザーでiOS 12にアップデートした人は、まずは「写真」アプリを有効活用してみることをおすすめする。

文:安東 渉(EditReal)

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