2018/08/02

手作りスマホケースの作り方「クロスステッチ」と「デコパージュ」にチャレンジ

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自分の好きなデザインやキャラクターのスマホケースがあったら最高だ。とはいえ、そんな製品にホイホイと出会えるものでもない。市販のスマホケースでも良いものはあるが、いつも持ち歩くものには、こだわりを見せたいもの。

そこで今回は、自分の好きなデザインをスマホケースに施すことができる方法を2つ紹介したい。どちらも必要なものは身近でそろえられるので、あとは少々の根性と集中力さえあれば大丈夫。「ないならば 作ってしまえ すまほけす」だ。

ケース背面の通気穴を利用した「クロスステッチ」

クロスステッチの手作りスマホケース

まずご紹介するのは「クロスステッチ」。

クロスステッチとは、刺しゅうの縫い方のひとつで、クロス形に糸を通して模様を作っていく技法のこと。メッシュ状のスマホケースに、このクロスステッチで好きなデザインを施してしまおうというわけだ。

手芸をやったことがないという人でも大丈夫。単純作業の連続なので、覚えてしまえば比較的簡単に作ることができる。

クロスステッチの材料一覧 クロスステッチの材料一覧

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【用意したもの】
・刺しゅう糸50色……800円
・ソーイングセット……500円
・スマホメッシュケース……980円

総費用:約2300円
所要時間:約15時間
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必要なのは、以上のアイテム。どれもネットショッピングで購入することができる。

■基本的には「×」を繰り返していくだけ

デザインが決まったら、裁縫スタート。

ケースの裏面から針を通してクロスを作っていこう。

クロスステッチの縫い方

これで1ステッチ(クロス1つ分)。ドット絵でいうところの1ドットとなる。これを繰り返してデザインやキャラクターを描いていく。

クロスステッチの縫い方 数字の順番で針を出し入れすればクロスができあがる

上記の順番で、各穴の対角線上に針を刺していこう。クロスの上にくる線をどちらにするかを統一しておけば、綺麗な仕上がりになる。

1ステッチ終わったら隣にまた1ステッチという要領で縫い進めていく。線を表現するときに、2列分のクロスを使うことで線を太くするなど、絵柄に応じて工夫しよう。

1列分のステッチを使ったクロスステッチの縫い方 1列分のステッチを使った例
2列分のステッチを使ったクロスステッチの縫い方 2列にすることで太い線になる

刺し終わりの際は、裏面に針を出して、裏側の縫い目に数回糸を通して固定してから糸を切る……というやり方が本来なのだが、クロスステッチ初心者ならば、玉結び、もしくは裏面に糸を通したら適当なサイズに糸を切って、2本の糸を片結びして止めてしまっても問題ない。

 クロスステッチの手作りスマホケース 刺しゅう独特のあたたかみがあり、手触りもいい

注意点としては、ケースがやわらかい材質の場合、強く引っ張るとケースが変形して、せっかく作ってもスマホがうまくはまらなくなってしまうことがある。あまり強く引っ張らないように縫っていこう。

デザインはネットでお好きなものを

どんなデザインにするかが思い浮かばない場合は、「クロスステッチ 図案」とネット検索すれば、無料で提供されている数多くの図案を閲覧できる。そのなかから好みのデザインが見つかるだろう。

オリジナルの図案を作成する場合は、方眼紙を利用するといい。方眼の1マスを刺しゅうの1ステッチとして色を塗りつぶして図案を描きおこそう。あとはその通りに縫い進めれば失敗しない。

クロスステッチの下絵として方眼紙に描き起こした「スイカ」 下絵として方眼紙に描き起こした「スイカ」

また、テレビゲームなどの「ドット絵」も参考にできる。ドット絵の1マスを刺しゅうの1ステッチとして縫っていけば、ドット絵の通りに再現できる。写真や画像をドット絵風に変換できるWebサイトも存在するので、お気に入りのイラストを刺しゅうする際は、利用してみてほしい。キャラクターものも、スマホケースに刺しゅうして個人で楽しむぶんには問題ない。

ドット絵の犬 ドット絵の犬

シンプルな作業の連続なので、複雑にみえるデザインも時間をかければ作ることができる。図画・工作の心得がない筆者は、帰宅してからの2時間を使い、1週間ほどで完成までこぎつけた。

 編集部で作ったクロスステッチの手作りスマホケース 編集部で作ったクロスステッチの手作りスマホケース

クロスステッチケースの魅力はなんといってもスマホというデジタル機器に、刺しゅうという手作業を施すことによる、ナイスな「ミスマッチ」感。忙しい仕事の合間にスマホを握れば、立体的な糸のやわらかい手触りでほっこりすること請け合いだ。

材料を貼って塗るだけで作れる「デコパージュ」

デコパージュの手作りスマホケース

次に紹介するのは「デコパージュ」を利用した方法だ。

デコパージュとは、絵柄のついたペーパーナプキンなどの薄紙を専用の糊を塗って家具などに貼りつけ定着させる手芸のひとつ。貼って塗るだけで作れるので、小さな子どもでも簡単かつ安全にトライできる。

デコパージュ材料一覧 デコパージュ材料一覧

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【用意したもの】
・マリメッコのペーパーナプキン……250円
・デコパージュ専用剤……100円
・ハケ……300円
・スマホ用クリアケース……300円

総費用:約950円
所要時間:約4時間
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一式はすべてネットショッピングで購入可能。今回、スマホケースの絵柄となるペーパーナプキンは北欧ブランドの「マリメッコ」に。デコパージュ専用剤は100円均一ショップで購入した。

①ペーパーナプキンをケースより少し大きくカットし、柄の位置を調整する

絵柄が決まったらペーパーナプキンの上にスマホを置いて調整する

絵柄が決まったら、スマホケースより少し大きめにカットして、ケースに貼り付ける柄の位置を調整する。

ちなみに、デコパージュはペーパーナプキンじゃなくても可能だ。コピー用紙や布、写真やマスキングテープでも、デコパージュ液で定着するものであれば素材として使える。使う材質によってやり方が少しづつ違うので、ネットなどで調べてみよう。

②ペーパーナプキンを絵柄のある1枚にはがす

ペーパーナプキンの絵柄部分以外をはがす

位置を調整したら、ペーパーナプキンを裏面にして、白い薄紙をはがそう。ペーパーナプキンは紙が2重、3重になっていて、1枚1枚はとても薄いので、破らないように慎重に。

③専用液をスマホケースに均等に塗り、ペーパーナプキンを貼る

デコパージュ専用液をケースに塗りペーパーナプキンを張り付ける

スマホケースの表面に薄く均等にデコパージュ専用液を塗り、ペーパーナプキンを貼り付けていく。しわが寄りやすいので、塗り貼りは少しずつ進めていくと失敗せずに貼り付けることができる。

側面部も忘れずに貼り付けたら、今度はペーパーナプキンの表面にも専用液を塗りつけて、1時間ほど陰干しにして乾かす。完全に乾いたら完成! ……と言いたいところだが、デコパージュは重ね塗りをすることでより丈夫に仕上げることができる。

このとき、乾きが甘いまま重ね塗りをすると、紙が破れる原因になるので、必ずよく乾かしてから塗るべし。スマホケースなら3回ほど重ね塗りすればいいだろう。

 編集部で作ったデコパージュの手作りスマホケース 編集部で作ったデコパージュの手作りスマホケース

デコパージュの魅力は、既成のプリントやアイテムを、そのままスマホケースにできてしまうところ。自分の好きなキャラクターやデザイン、ブランドロゴなどをデコパージュすれば、スマホにより一層愛着が湧くはずだ。

大切な人へのプレゼントにも

子どもにスマホを持たせているご家庭は、夏休みの工作がてら手作りスマホケースを提案したら、楽しんで作ってくれるかもしれない。また、カップル間のプレゼントにもいいだろう。これからは、手作りマフラーならぬ手作りスマホケースの時代が来るかもしれない。

文:こてざわ

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