通信のチカラ

2017/09/08

スマホの緊急地震速報って、どうやって鳴らしているの?

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9月1日の「防災の日」を受けて、9月は防災について改めて意識が高まる月。災害への対策について、いざという時にどのような対応をとればよいか、この機会に考え直したいところです。今回は、地震発生時、震度4以上の揺れが起こると一斉にお知らせする「緊急地震速報」について解説します。

地震の規模や震源地を予測し、みなさんのスマートフォン、ケータイにお知らせ

キュインキュインと、特殊な警報音で地震が来ることを教えてくれる、スマートフォン・ケータイの「緊急地震速報」。東日本大震災があった2011年3月11日以降、気にするようになった方も多いと思います。

地震は、P波と呼ばれる小さな揺れのあと、S波と呼ばれる強い揺れが来ます。緊急地震速報は、このP波をとらえ、自動計算で地震の規模や震源地を予測し、大きな揺れのS波が来る前にお知らせするというものです。

地震が起きることを検知し、地震の規模や震源地を予測するのは気象庁の役割。気象庁が、最大震度5弱以上と推定した地震の際に、気象庁とKDDIをつなぐ専用線を通って、KDDIのサーバーにその知らせが届きます。

次にKDDIのサーバーが、基地局に「震度4以上の強い揺れが起こると予想されるエリアにいる人たちに地震発生を伝えよ」と司令を出します。すると基地局が、そのエリアの人たちのスマートフォン、ケータイに緊急地震速報を配信。スマートフォン、ケータイが一斉に受信して、警報音、バイブレーションとともに、「○○で地震発生。強い揺れに備えてください (気象庁) 」という画面表示でお知らせする、という仕組みになっています。

大きな揺れが来る数秒から数十秒前と、可能な限り素早くお知らせしていますが、震源地に近い場所では、緊急地震速報が強い揺れに間に合わないこともあるので注意が必要です。

速報が届いたら、その場の状況に合わせて冷静な避難行動を取りましょう

緊急地震速報のあの独特の警報音は、各携帯電話会社共通の音。みなさまにしっかり注意を促せるよう、auでも、docomoでも、SoftBankでも、あの独特な音が使われています。音量は変えられませんが、必要に応じてマナー時には音をOFFにできます(注1)。

また、セキュリティを強化したお子さま用のauケータイ、mamorinoだけは、お子さまにもわかりやすいように「(警報音)地震です」と音声でお知らせするようになっています(注2)。

「わたしのスマホが鳴らない!」なんて場合は、受信設定がOFFになっているのかもしれません。各機種の緊急地震速報の受信設定をONにするのをお忘れなく(注3)。また、通話中は速報を受信できず、メールの送受信中やデータ通信中は受信できない場合もあるので注意が必要です(注4)。

(注1)Android™ スマートフォンをお使いのお客様は、au災害対策アプリにて音量の変更が可能です。

(注2)Android™ スマートフォン/iPhone(iOS 7以上)をお使いのお客様でも、「(警報音)地震です」と音声でお知らせします。

(注3)Android™ スマートフォン/iPhoneをお使いのお客様は、緊急速報メールHPをご確認ください。

(注4)au VoLTE対応端末は、通話中も緊急速報メールを受信します。(バイブレーションでお知らせします)

※この記事は、「Technology Point」掲載記事の再掲載版です。

文:TIME & SPACE編集部

※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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