2017/07/19

auのコラボケータイに歴史アリ! いくつ知ってる?

実は、auのケータイはコラボ好き♡ あんなコラボやこんなコラボ、覚えている人も多いかもしれません。今回は、特に記憶に残っているコラボモデルをピックアップしてみました。みなさんの投稿でつくる「みんなのケータイ図鑑」からも転載しているので、みなさんの写真も掲載されてるかも!? さて、みなさんはいくつ覚えていますか?

「キャラクター」コラボケータイ

auのケータイの“史実”において、最初に記録が残っているのがキャラクターとのコラボ。ディズニーからは世界中の人気者からのエントリーです。

■デジタルミニモ535G くまのプーさんモデル、ミッキーマウスモデル(1999年リリース)

「くまのプーさん」、ミッキーマウスとコラボしたこちら。番号キーを覆う、パカパカ開くフタの部分にそれぞれのキャラをあしらい、待ち受け&起動画面にもプーさんとミッキーがそれぞれ登場。液晶の感じが懐かしいですね。「エレクトリカルパレード」とか「ミッキーマウス・マーチ」の着メロも収録。オリジナルストラップも付属しました。

さらに同じ年、同じ機種でコラボされたのが、世界に誇るあのジャパニーズキャラクター・・・・・・、

■デジタルミニモ535G ハローキティモデル(写真下)

みんなのケータイ図鑑・HIMEKOさん投稿 ©1976,1999,2001,2002 SANRIO CO.,LTD.

やっぱり! 「ハローキティ」とのコラボモデルは、ミッキーやプーさんと同じ機種。同じようにフタ部分にキティちゃんをレリーフっぽくあしらいました。90年代後半からオシャレ芸能人などが次々キティちゃん好きを公言。大人が持つ、というブームとリンク。

最初のコラボは1999年ですが、その後、2002年にはC401SA(写真中)とa3014(写真上)という2機種とのコラボも実現。人気のほどがうかがい知れますね。

あと、こういうのもあります。筆者的にはこれ猛烈に欲しいのですが・・・・・・、

■W62P 島耕作ケータイ(2008年)

弘兼憲史原作の島耕作シリーズから「初芝五洋ホールディングス」の社長に就任した記念モデルとして発売。左が通常版、メーカーはパナソニックなんですが、そこに「HATSUSHIBA」ロゴを入れました。開発したメーカーは「初芝五洋ホールディングス」傘下の「初芝電気産業」という、細かい設定づけまでされてました!

それだけでなく本体にはオリジナルコミックや画像データをプリセット。初芝五洋ホールディングスの社章に主要キャラクター5人の社員証も付属するという超凝ったコラボモデル。

実はマンガとのコラボはほかにもあるんですが、それはのちほど別のくくりでご紹介します。

「アーティスト」コラボケータイ

日本の年間CD生産枚数が史上最高に達するのが98年、4億5717万枚。これ、2016年の約3倍の数です。90年代半ば以降の携帯電話の若者への浸透も相まって登場したのが、アーティストとのコラボケータイです。

■TT03「A-MODEL」(2000年)

「A」とは、もちろん「AYU」。ヒョウ柄が新鮮な浜崎あゆみモデルです。

実はこのモデル、結構機能面でもがんばっていました。「AYU」によるデザインなだけでなく、電源オンオフとかの操作に合わせてディスプレイにAマークを表示したり、AYUオリジナルPhoto壁紙とか10曲のヒット曲を着メロ化して収録したりとか、がっつり携帯電話の内容とリンク。ジャケットのポッケからこれ今出してもカワイイかも。

で、この翌年に発売されたのが、1999年に「20万人ライブ」を敢行して話題になったGLAY。

■C413S GLAY PHONE(2001年)

通常機種との外見の違いは、カラーと背面のGマーク、ダイヤルボタンのフォントぐらい・・・・・・なんですが、通信の時代をアピールするコラボ機能が満載でファンを驚かせました。

この電話だけでしかアクセスできない「GLAY PHONE専用コンテンツ」や、ライブチケットの先行販売、さらに「GLAYメール」も見られるなど、時代を先取りしてたんですね。

あと、超レア物件としては「ジョン・レノンモデル」。ダイドードリンコとのタイアップで、応募者に限定プレゼントされました。

■C309H ジョン・レノンモデル(2000年)

こちらは、ベースとなった通常機種のC309H。背面のバッテリーカバーにジョン・レノンのサインの刻印が入り、「イマジン」など10曲の着メロを搭載。電源オンオフ時にはジョンの写真やイラストがスクリーンに表示され、オリジナルスクリーンセーバーもプリセットされていたそう・・・・・・なんですが、すみません、編集部には画像も現物もなし。

写真のハムスター部分にジョンの顔を当てはめる想像をして味わってみてください。

さらには、同じ「アーティスト」というくくりでご紹介したい「コラボ」がこちら!

■Art Editions Yayoi Kusama(2009年)

上から「私の犬のリンリン」、「ドッツ・オブセッション、水玉で幸福いっぱい」、「宇宙へ行くときのハンドバッグ」。「IIDA」シリーズから出た草間彌生モデルです。「IIDA」はそもそも、「au design project」の一環で、さまざまなデザイナーとのコラボモデルをリリースしてきましたが、草間彌生さんはアーティスト。草間彌生ワールド全開の超個性的なモデルとして、当時、鮮烈な印象を与えました。ちなみに上2点はそれぞれ100台限定で100万円、下は1,000台限定で10万円でした。

「クルマ」コラボケータイ

そもそものケータイそのものが、自動車電話の流れを汲むものですしね。かなり初期から自動車メーカーとのコラボケータイはありました。

2000年の、あゆのヒョウ柄と同じ日に予約受付開始されたのがこちらの「跳ね馬」!

■TK-03 フェラーリモデル

ボディのフェラーリレッドは、レッドですけど上品ですね。で、フタには跳ね馬のエンブレムを小さくオン。オリジナルネックストラップも付属しました。

さらに、かなり時代は下って限定的に発売されたトヨタ自動車とのコラボモデルも。

■トヨタケータイ TiMO W44T II(2006年)
■LEXUS W44T III(2007年)

まずすみません。これ、画像がありません。こちらはベースになったW44T。ディスプレイ部を裏返して折り畳める2軸ヒンジ採用のモデル。

で、前者は全国のトヨタディーラーと、トヨタが統括するケータイショップ「PiPit」だけで発売されたモデル。後者は、レクサス店でレクサスの新車を購入したものだけが買えるという、さらにレアなモデル。前者には「トヨタ」のロゴとCIが刻まれ、後者には「LEXUS」のロゴとCIが刻まれていました。「Ⅱ」「Ⅲ」と名付けられているように、それぞW44Tのセカンドモデル、サードモデルだったのです。

「その他いろいろコラボ」ケータイ

コラボといえば、そもそも本体に特別なカラーやデザインがあしらわれていたり、特殊なコンテンツが入っていたりするものでした。それを「買ってから」自由にチェンジできる「フルチェンケータイ」が発売。専用のカバーで外観を変え、インターフェイスやコンテンツもその世界観に合わせて変えられる「フルチェンケータイ」が、2008年にリリース。

で、「その他いろいろコラボ」が登場したのでした。以下、ずらっとご紹介しますよ!

■フルチェンケータイ(2008年)

上段左から、「よしもと」「FIFA CLUB WORLD CUP JAPAN2008」、「IDEE」、映画「007慰めの報酬」。
下段左から「COACH」「阪神タイガース」「広島カープ」「北斗の拳」「鹿島アントラーズ」。

この「フルチェンケータイ re」を買ってショップに持っていけば、上のような各種コラボカバーを装着してもらえたわけです。それだけでなく、それぞれのコラボオリジナルの待ち受けなどのコンテンツも設定してくれました。

「おまけ付きコラボ」ケータイ

スマホの時代に入って、デザイン自体がシンプルになり、本体そのものの色や形ではなく、カバーとかスタンドとか、周辺のアイテムでコラボ感を出すようになってきたのが、最近の潮流。

というところでたとえば

■au×ISETAN INFOBAR Special Package(2015年)

INFOBAR A03本体はそのままに、広島の上質な家具メーカー「マルニ木工」の天然木製スタンドと、「ミナ・ペルホネン」のブック型カバーをセットにした新宿伊勢丹とのスペシャルパッケージに、同じく「ミナ・ペルホネン」のオリジナル壁紙をプリインストール。限定100セットが発売10分足らずで完売しました。

■Galaxy S7 edge Injustice Edition(2016年)

ゲーム「Injustice: Gods Among Us」とコラボモデルで、もちろん「バットマン」モデル。背面にゴールドに輝くバットマーク。で、バットマンのボディスーツを思わせるカバーに、バットラング(手裏剣)。黒一色のGEAR VR360も付属。これも国内では100セット限定で、auオンラインショップでもあっという間に完売!

そしてコラボは「モノ」から「コト」へ

おかげさまで今年も出揃いました、auの夏モデル。

・・・・・・と、こちらにもなんとコラボモデルが登場なのであります。今回、約20年にわたるコラボ史を振り返ってみたわけですが、これ、全然「過去の歴史」などではなく、まさしく現在進行形!

ご好評をいただいている通常の2017夏モデルに加えて,これから2タイプが登場します。

■TORQUE® G03 HELLY HANSEN LIMITED

耐海水性能を特長とし、タフネス仕様にますます磨きがかかった「TORUQUE®」と、世界中のヨットセーラーが愛してやまない創業140周年の世界的防水ウェアブランド「HELLY HANSEN」との親和性の高いコラボ。ヨット好きならグッときますよね。

さらに、「TORQUE® G03 HELLY HANSEN LIMITED」には、購入者限定キーホルダー付き。

鍵などをつけて水の中に落としても浮き上がる「フローティングキーホルダー」を、TORQUE®とHELLY HANSENのロゴを乗せて制作。光を反射する素材で、緊急時に役立つ笛付き。これが今回のコラボに乗っかることで、一層強まる“海感”よ!
※浮力は35gまで。
※同梱は1商品です。

また、HELLY HANSENアスリートであり、日本を代表する海洋冒険家・白石康次郎さんとのセーリング体験。昨年11月、単独・無寄港・無補給の世界一周ヨットレース「Vendée Globe」に挑戦したヨット「Spirit of yukoh」に乗れるかも!

7月24日12:00 より、auオンラインショップにて300台限定で予約開始です。

auオンラインショップページ

■ete×AQUOS R

「ete」といえばシンプルな美しさに遊び心を加えた20~30代女性に人気のジュエリーブランド。auオリジナルカラーのライトゴールドの本体に、ピンクベージュ×オレンジのレザー仕様のオリジナルスマートフォンケースに、大人っぽい落ち着いたビジューのオリジナルイヤフォンジャック、オリジナル壁紙、マーブル模様のスタンドをセット。スマホって毎日持つものだし、部屋に置いてるときでもずっと気になるものだから、ちょっとでも華やかだったり、女子の「好き」が加味されてると嬉しい。だから、持ってかわいくインテリアとして置いてもかわいい生活に彩りを添えるパッケージを実現。

期間限定で、東京・原宿の「AQUOS R Concept Gallery」に、ete×AQUOS Rブースを出展します。コラボモデルの展示のほか、AQUOS Rで撮影したフォトギャラリーも見られます。モデルは人気インスタグラマーの星玲奈さん。星さんが作品の中で着用したeteのジュエリーを展示するほか、彼女が撮影した作品をInstagramに投稿いただく予定。会場で星さん投稿のInstagramの画面を提示すると、会期中毎日先着75名様にコラボ記念グッズをプレゼント。こちらは8月上旬より、auオンラインショップで100台限定で予約開始。

ete×AQUOS R

コラボならではの「おまけ」もさることながら、そのモデルを手にしてどんな「コト」を体験できるのかにも目配せするのが今後のコラボレーションの潮流なのかもしれませんね。

片やゴリゴリのアウトドアブランドで、一方は女子の日常に寄り添うステキブランド。まったく世界観が違うのに、ケータイとがっちり組んで、いい塩梅に仕上がってます。どちらも個数限定での販売となるので、ゲットしたい方はお早めに。

で、最後にみなさんにお願い。

コラボを振り返ってみたものの、TIME & SPACE編集部に昔のコラボモデルの画像が結構なかったりするのです。なので、今回ご紹介したなかでも「自分もまだ持ってるよ!」や、「こんな珍しいのあるよ!」というみなさん、あなたの投稿でつくる「みんなのケータイ図鑑」にぜひとも投稿お願いします。

あなたの投稿でつくる「みんなのケータイ図鑑」

投稿していただいた写真は、また別の機会に改めてご紹介させていただきますよ!

文:T&S編集部

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