2019/09/12

『Bluetoothスピーカー』はどれを選ぶ? シーン別におすすめモデルを紹介

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スマホやタブレット、あるいはPCとペアリングして、手軽に迫力のあるサウンドを楽しめる「Bluetoothスピーカー」。最近では多機能なモデルが続々登場し、屋外など気軽に使えるシーンもどんどん拡がっている。しかし、モデルごとにさまざまな特性を持っており、用途によって向き不向きもある。

そこでこの記事では、実際にBluetoothスピーカーを選ぶ際にチェックしておきたいポイントと、利用シーンに応じたおすすめモデルを紹介しよう。

Bluetoothスピーカー選びで気をつけたいポイント

手軽で便利なBluetoothスピーカーだが、選ぶ際に気をつけたいポイントがある。以下にまとめたので、自分の利用方法と照らし合わせて参考にしてほしい。

■利用シーン

どんな場所で利用するのかは、Bluetoothスピーカーを選ぶ重要なポイントとなる。アウトドアなど水がかかる場所での利用を考えているなら、防水性能は外せない。アウトドアでなくとも、たとえばお風呂で利用する場合、スマホが防水に非対応でも、Bluetoothスピーカーが防水なら、浴室の外にスマホを置き、浴室内ではBluetoothスピーカーで楽しむといった使い方もできる。

大勢が集まる場所で音楽を楽しむ、あるいはリビングなど広めの部屋の中央に設置するなら、音が全方向に広がる「360°スピーカー」がいいだろう。テレビや映画の音をひとりで楽しみたいなら、「ネックスピーカー」という選択肢もある。

■対応コーデック

音質にこだわる人が気になるポイント。Bluetoothスピーカーの音質は、スピーカー自身のハードウェア特性に依存するのはもちろんだが、それ以外にも使用する「コーデック(=音声を圧縮する方式)」によって大きく左右される。「SBC」や「AAC」といった単語を目にしたことがある人も多いだろう。

SBCは標準的なコーデックで、すべてのBluetoothスピーカーが対応していると考えていい。その代わり、音質にはあまり期待できない。AACは高音域の再現性が高く、遅延も少なめだ。そして、より高音質を期待するなら、「aptX」や「aptX-HD」に対応したものを選ぶといいだろう。これ以外にもソニーが開発した「LDAC」というハイレゾ対応のコーデックもある。

なお、これらのコーデックは、スピーカーだけではなく再生機器(スマホなど)も対応している必要がある。最近のハイエンドスマホはaptXに対応しているものも多いが、現状、iPhoneはAAC以外の高音質コーデックには対応していないので注意しよう。

■出力数

Bluetoothスピーカーに限らないが、スピーカー選びの目安としてわかりやすいのが「出力数(W数)」だ。音の大きさにも関わってくる重要な要素であり、一般的なBluetoothスピーカーでは5W~10W程度のものが多い。ワンルーム、あるいは自室で音楽を楽しむぶんにはこれで十分だろう。だが、リビングなどある程度、広めの場所で使うなら10W以上のものを選びたいところ。高音質をうたっているモデルのなかには、20W以上の出力を持つものもあるので、使用する場所に合わせて検討してほしい。

■スピーカー(ドライバーユニット)の数

出力数に10W+10Wという記載がある場合は、スピーカーを2つ搭載しているという意味だ。当然、スピーカーがひとつしかないものよりも、厚みのあるステレオ音を期待できる。

■「パッシブラジエーター」搭載モデル

小型モデルの多くは、スピーカーをひとつだけ搭載した「モノラルスピーカー」だが、そんななかで少しでも迫力ある音を楽しみたいなら「パッシブラジエーター」搭載モデルを選ぼう。スピーカーは振動版を電気的に振動させて音を出すが、パッシブラジエーターは電気的回路を持たず、筐体内部の振動を利用してスピーカーを動作させる。主に低音域の増幅・補強を目的としており、小型モデルでも低音の効いた深みのある音を楽しめる。

■TWS(True Wireless Speaker)対応

前述のように、小型モデルの多くはモノラルスピーカーだが、同じ機種を2台利用することでステレオ再生が可能な「TWS(True Wireless Speaker)」に対応した機種も増えている。家では2台使ってステレオ再生、外に持ち出すときは手軽に1台だけ、といった使いわけも可能だ。


ここからは、実際に利用シーンに合わせたおすすめスピーカーを紹介しよう。

人が集まる場所なら「360°スピーカー」

Bluetoothスピーカーのカテゴリーとして、主流と言ってもいいほどに種類が豊富なのが360°スピーカーだ。スピーカーを中心に音が全方位に広がるため、どこで聞いても同じ音を楽しむことができる。屋内だけでなく、キャンプやバーベキューなど、人が集まる野外で使う際にも役に立つ。

・Bose「SoundLink Revolve+」
パワフルな音が特徴のコンパクトスピーカー。防水・防塵性能もあり、バッテリー動作も連続16時間と長いので、外に持ち出して使うのにも向いている。

Bose「SoundLink Revolve+」

商品名/SoundLink Revolve+
メーカー/Bose
価格/35,000円(税抜)

・ソニー「LSPX-S2」
有機ガラスを採用した独特なデザインが目を引く。この有機ガラス管の全面が振動して音を出すことで、クリアな音色が部屋中を満たしてくれる。また、キャンドルのような柔らかい光を演出することもでき、インテリアとしても楽しめる。キャンドルライトの設定なども、専用のスマホアプリから行うことが可能だ。

ソニー「LSPX-S2」

商品名/LSPX-S2
メーカー/ソニー
価格/オープン価格【参考価格:44,880円(税抜)】

アウトドアで便利な「防水モデル」

スマホとともに使うのであれば、気軽に外にも持ち出したいもの。そんなときは防水対応のBluetoothスピーカーが便利だ。アウトドアでの突然の雨にも耐えられる「IPX5」程度のものから、万が一、水没させてしまっても問題ない「IPX7」のモデルまで、その防水性能はさまざま。

・Ultimate Ears「BOOM 3」
Bluetoothスピーカーの場合、防水といっても生活防水レベルのものが多いが、Ultimate Ears(アルティメット イヤーズ)の「BOOM 3」は最長30分間水に浸しても問題ない「IP67」の防水・防塵性能を備えているのが特徴だ。また、水に浮く設計にもなっており、プールサイドでも安心して使うことができる。

なお、専用のスマホアプリに搭載されている「PartyUp」機能を使用すると、150台以上のスピーカーを同時に使うことが可能。さすがにひとりでは難しいが、友人も同シリーズを使っているなら、ぜひ試したい機能だ。

ULTIMATE EARS「BOOM 3」

商品名/BOOM 3
メーカー/Ultimate Ears(アルティメット イヤーズ)
価格/オープン価格【参考価格:22,880円(税抜)】

・Anker「Soundcore Motion Q」
手軽な価格ながら、こちらも最長30分間であれば、水に浸かっても操作可能(水深1mまで)なIPX7の防水性能を持つ「Soundcore Motion Q」。本体サイズも小さく、外に持ち運んで使うにはぴったりだ。さらに、2台のSoundcore Motion Qをペアリングすれば、ステレオサウンドも楽しめる。

Anker「Soundcore Motion Q」

商品名/Soundcore Motion Q
メーカー/アンカー・ジャパン
価格/4,629円(税抜)

持ち運びに便利な「小型高音質モデル」

小型で持ち運びに便利なスピーカーというと、どうしても廉価版のイメージが付きまとう。しかし、小型化と高音質を両立させたモデルも存在する。

・ソニー「SRS-HG10」
コンパクトな筐体ながら、ハイレゾに対応したワイヤレスポータブルスピーカー。さらに、低域を効果的に増強するパッシブラジエーターを2つ配置した「デュアル・パッシブラジエーター方式」を採用し、迫力あるサウンドを楽しめる。また、スマホアプリの「Music Center」を使えば、ワイヤレスマルチルーム機能に対応した複数のオーディオ機器を一括管理できる。

ソニー「SRS-HG10」

商品名/SRS-HG10
メーカー/ソニー
価格/オープン価格【参考価格:24,880円(税抜)】

・Bose「Soundlink Mini II」
低音に定評があるBoseのコンパクトスピーカー。重さはわずか680gなので、気軽に持ち運べる。専用の充電クレードルがあり、充電が必要なときはそこに置くだけという手軽さも魅力だ。

Bose「Soundlink Mini II」

商品名/Soundlink Mini II
メーカー/Bose
価格/18,500円(税抜)

肩にかけて楽しむ「ネックスピーカー」

最近増えてきているのが、スピーカーを肩にかけてプライベートに音楽を楽しめる、いわゆるネックスピーカーだ。耳を塞ぐわけではないため、没入感という意味ではイヤホンやヘッドホンに劣るが、周囲の音を聞きとれるというメリットがある。また、身に着けて使用するため、部屋のなかで座る場所によって音が違うといったこともなく、移動しながらでも常に最適な音を楽しむことができる

・Bose「SoundWear Companion speaker」
Boseのネックスピーカー。豊かなサウンドを生み出す独自の音響技術「ウェーブガイド」を採用し、小型のボディながらも深みを持ったサウンドを実現している。また、他社製品が基本的に形状を変えられないのに対し、首や肩の形状に合わせて湾曲具合を微調整することが可能だ。

Bose「SoundWear Companion speaker」

商品名/SoundWear Companion speaker
メーカー/Bose
価格/32,000円(税抜)

・JVC“NAGARAKU”「SP-A10BT」
ネックスピーカーのなかでは安価なモデルだが、88gと軽量で連続約20時間のワイヤレス音楽再生が可能。また、高音質、低遅延で音声データを伝送できるとされるaptXに対応しているため、スマホとあわせて使用すると高音質なサウンドを楽しむことができる。

JVC「NAGARAKU SP-A10BT」

商品名/“NAGARAKU”「SP-A10BT」
メーカー/JVC
価格/オープン価格【参考価格:14,880(税抜)】

キャラもの? レトロ?「“変わりダネ”スピーカー」

音響機材としてハイスペックで質実剛健なデザインのものだけでなく、遊び心を感じることができる「変わりダネ」のスピーカーを紹介しよう。インテリアのアクセントとして、見た目のかわいさやユニークさから選ぶのもおすすめだ。

・RODY「RODY Bluetoothスピーカー」
イタリアで誕生した、馬をモチーフにした乗用玩具「RODY(ロディ)」のBluetoothスピーカー。生活防水対応に加え、最大10時間再生が可能。外見のインパクトからは想像できないが、内蔵ウーハーにより、低音の効いた音を楽しめる。

RODY「RODY Bluetoothスピーカー」 ©2019 LEDRAPLASTIC JAMMY

商品名/RODY Bluetoothスピーカー
メーカー/RODY
価格/6,800円(税抜)

・maxell「MXSP-BT90GD」
1980年代に人気を集めたカセットテープ「UD」(Ultra-Dynamic)シリーズをモチーフにした、maxell(マクセル)製のBluetoothスピーカー。レトロなデザインがかわいらしいだけでなく、3Wのスピーカーを2基搭載した本格派だ。3.5mmミニプラグを使って外部入力も可能なので、スマホからのBluetooth接続での音楽再生はもちろんだが、ゲーム機などでの使用にもおすすめだ。

maxell「MXSP-BT90GD」

商品名/MXSP-BT90GD
メーカー/maxell
価格/4,980円(税抜)

今回紹介したモデルだけでなく、さまざまなBluetoothスピーカーが発売されている。この記事を参考に、選ぶ際に気をつけたいポイントを確認しつつ、ぜひ自分の使い方にあったモデルを見つけてほしい。

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文:山本竜也

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