2019/06/11

軽量か防水か遊び心か 『モバイルキーボード』スマホやタブレット用おすすめ5選

iPhoneやiPadなど、スマホやタブレット端末を使う人が増えるにつれ、PCだけでなく、キーボードをスマホやタブレット端末と接続する人も増えてきている。 特にフリック入力に慣れていない人や仕事などで長文を打つ人にとっては、キーボードがあると便利なもの。なかでもケーブル不要で使えるBluetoothキーボードは、持ち運びやすく接続も簡単なので、すぐにPCのように使える。

では、どんなキーボードを選べばいいのか。 携帯性や操作性、手入れのしやすさなど、さまざまなタイプから使用目的別におすすめのキーボードを紹介する。

目次

コンパクトで携帯性を重視したい人に!

携帯性を特に重視したいという人には、この「折りたたみ式Bluetoothキーボード IC-BK11」 がおすすめ。コンパクトに折りたためるタイプのモバイルキーボードだ。

IC-BK11 折りたたみ式Bluetoothキーボード 「IC-BK11」

折りたたみ式キーボードには縦折れと横折れ、2つのタイプがあるが、本機は横折れタイプ。折りたたみ時には細長く、コンパクトな長方形になる。

IC-BK11

折りたたみ式のキーボードでは入力作業の安定性が問われるが、横折れタイプなら、移動時や移動先での入力作業、また膝の上で作業するときでも安定感が高い。重量も161gと軽いので、カバンに入れっぱなしにしておいてもいいだろう。

IC-BK11

商品名/折りたたみ式Bluetoothキーボード IC-BK11
発売元/サウザンドショアス株式会社
価格/4,499円(税込)
サイズ/W220×D46×H16mm
重量/161g
対応OS/iPhone・iPadなどiOS、Androidスマートフォン・タブレット、WindowsPC、Mac

トラックボールで細かな作業も快適に!

たとえばExcelなど、PCであればマウスを使いたい作業をタブレットやスマホでこなしたい人には、こちらのトラックボール搭載のキーボードがおすすめだ。

TK-DC03BK スタンド付キーボード(トラックボール搭載)TK-DC03BK

キーボードでは珍しいトラックボール搭載のこのモデルは、小型ノートPCのキーボード部分だけを取り出したようなサイズ感。キーピッチ(隣接するキー相互の間隔)も十分に確保されており、快適な入力作業を実現している。

TK-DC03BK

トラックボールはAndroid OSのスマホ、タブレットで操作が可能。トラックボールが少し小さいので使いこなすには少々慣れが必要だが、「外出先でも入力作業が快適に利用できる」メリットは大きい。重量で約555gとモバイル用途としては少し重い面もあるが、その分安定したタイピングが可能となっているのだ。

TK-DC03BK

また本機は、単3電池1本で動作するほか、USB micro-B(microUSB)での給電も可能。またペアリング対象も、3台までのマルチペアリングと有線接続1台の計4台に対応し、ペアリング先をすぐに切り替えられる切替えスイッチがついている。なお、iOSのiPad、iPhoneでは通常の入力操作には対応しているが、トラックボールは未対応となっているのでご注意を。

商品名/スタンド付キーボード(トラックボール搭載)TK-DC03BK
発売元/エレコム株式会社
価格/17,280円(税込)
サイズ/W280×D200×H27.5 mm
重量/約555g(電池除く)
対応機種/Bluetooth(R)HIDプロファイルに対応したWindows PC/Android OS・iOS搭載機/Mac OS
対応OS/Windows 10、Windows 8.1/Android OS 4.1以降/iOS 9.0以降/Mac OS X 10.9以降

激薄&軽くて打鍵感もよし!

パソコン周辺機器メーカーの老舗として知られるバッファローだけに、携帯性、操作性、運用性、信頼性と、すべてのレベルが高く、PCよりもタブレットやiPadをメインに使用しているという人にもおすすめできる本格派がこちら。

BSKBB500BK バッファローの「BSKBB500BK」

最厚部で約6mm、最薄部では4.5mmという薄さと、重さ約152gという軽さを実現し、携帯性の高さも随一。

BSKBB500BK

極薄のボディには、スマホなどにも使われているリチウムポリマー電池が内蔵。充電式で電池交換が無用なのもうれしいところ。

BSKBB500BK

極薄の設計だが、1.2mmのキーストロークが確保されたパンタグラフキーで、しっかりとしたキータッチになっている。とくに文字入力をする機会の多い人には、こういった操作感のよさは重要なポイントになるだろう。

商品名/BSKBB500BK
発売元/株式会社バッファロー
価格/オープン(参考価格:3,130円)
サイズ/W233×D125×H6mm
重量/約152g
対応OS/Android 4.1以降、iOS 8以降、Mac OS X 10.9以降、Windows7以降

水やホコリに強い耐水タイプ

防水機能のついたスマホやiPhoneが増えているが、こちらはモバイルキーボードでは希少な耐水タイプ。

KEYS-TO-GO KEYS-TO-GO

本機は丈夫な耐水性カバーで覆われているため、「うっかり飲み物をこぼしてしまった」などの水濡れトラブルの心配は不要。また、カバーのおかげでキーボード内にゴミやホコリが溜まる心配がないため、気兼ねなくバックに入れておくことができる(ただし、本体横の電源ボタンや電源ポート部分は耐水ではないのでご注意を)。

KEYS-TO-GO キーボード面に水がかかっても大丈夫
KEYS-TO-GO

タイピングの音が非常に静かで、薄型ながら打鍵感も適度にあり、入力作業自体も滑らか。ファンクションキーにはiPhone、iPad、Apple TVなどiOS固有のショートカットが割り当てられるなど、使い勝手も申し分のない一品だ。

商品名/KEYS-TO-GO
発売元/株式会社ロジクール
価格/9,590円(税込)
サイズ/W137×D242×H6mm
重量/180g
対応機種/すべてのiOSデバイス

バックライトで遊び心も!

ブッキーメカニカルレトロ ブッキーメカニカルレトロ

バックライトを装備して、打鍵するたびにキーボードが光るド派手仕様なこの「ブッキーメカニカルレトロ」。パリピ御用達のモバイルキーボードかと思いきや、実はバックライトは実用性の高さもかね揃えている。暗所での作業に強いのだ。

ブッキーメカニカルレトロ

見た目はタイプライターを思わせる丸形キーが特徴的なキーボード。このキーボードは押下圧が高く、いわゆる「カチャカチャ」という打鍵音が特徴的だ。

ブッキーメカニカルレトロ

暗い場所でもキー配列の確認が容易になるバックライト機能の点灯パターンは16パターン。作業中の気分をあげるもよし、つけっぱなしにしておけば暗所での作業がはかどる。

そのサイズや重量から携帯性はあまり高くないが、バックライトのギミックは楽しく、メカニカルなキーボードの打鍵感が好きな人には軽やかなキータッチが心地よい。ぜひモバイルキーボードとして活用したいところだ。

商品名/Bookey Mechanical Retro(ブッキーメカニカルレトロ)
発売元/JTTオンライン
価格/5,980円(税込)
サイズ/W288×D100×H37mm
重量/約556g
対応機種/Windows7以降、MacOS 10.11以降、Android OS4.4以降、iPhone、iPad(iOS 9以降)

「何を求めるか」で変わるモバイルキーボード選び

スマホ・タブレットがノートPCの代用となるシチュエーションも増えつつあるなか、PC作業に慣れている人など、フリック入力よりもキーボード入力のほうが使い勝手がいいという人も多い。今回紹介した5つのキーボードはキーストローク、モバイル性能はさまざま。ぜひ、自分にぴったりなモバイルキーボードを見つけてほしい。

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文:のび@び助
撮影:TIME & SPACE編集部