2016/12/26

| 更新

2018/02/28

海外では賞金億超えの「eスポーツ」 ライセンス認定には『パズドラ』『モンスト』も

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「eスポーツ(イースポーツ)」とはエレクトロニック・スポーツの略であり、コンピュータゲームやビデオゲームで対戦する競技のこと。2018年2月、日本でも「日本eスポーツ連合」が発足し、話題になった。賞金付きの大会の開催も予定している本団体だが、なんとライセンス認定タイトルの中にはスマホの人気ゲーム『パズル&ドラゴンズ』や『モンスターストライク』も含まれているのだ。

「アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ(アジア室内競技・格闘技大会)」の実施競技には、フットサルや空手、ムエタイといった競技のほか、マインドスポーツ(頭脳スポーツ)としてeスポーツが入っている。日本ではコンピューターゲーム=スポーツという認識に疑問の声が多く上がっていることから“eスポーツ発展途上国”などと言われることもあるが、世界の認識ではコンピューターゲームはれっきとしたスポーツなのである。

下の動画をご覧いただきたい。アスリートの華麗な動きに酔いしれるように、プロゲーマーの美技に感嘆する実況アナウンサーや観客たちの様子はとても印象的だ。

さまざまなジャンルが存在

eスポーツといっても、ジャンルはさまざま。

■FPS(First Person shooter)
プレイヤーの1人称視点で展開されるシューティングゲームで、『Call of Duty』『オーバーウォッチ』などが代表的。

■RTS(Real-time Strategy)
リアルタイムに進行する時間のなかで、俯瞰視点で部隊などに指令を与えながら戦略的に戦うシミュレーションゲーム。上で紹介した動画がこのジャンルとなる。『StarCraft』『Age of Empires』などが代表的。

■MOBA(Multiplayer online battle arena)
味方プレイヤーと協力しながら敵軍の本拠地を破壊する対戦型戦略ゲームで、『League of Legends』『Dota2』などが代表的。

■格闘技系
プレイヤーがキャラクターを操作して1対1もしくは1対複数人で対戦するゲームで、『鉄拳』『ストリートファイター』などが代表的。

■スポーツ系
サッカーや野球、アイスホッケーやカーレースなどのスポーツをモチーフにしたゲームで、『ウイニングイレブン』や『FIFA』などが代表的。

■パズル系
パズルをコンピュータゲームでプレイできるようにつくられたゲームで、『テトリス』『ぷよぷよ』などが代表的。

ビックリするほど世界で盛り上がっているeスポーツ。特に盛んなのはアメリカと韓国で、賞金がウン億円という大会もあり、注目度も高い。

大会はゲームメーカーなどが主催するオンラインの予選にエントリーし、勝ち上がった選手が決勝トーナメントに出場。オンライン上での対戦は世界中に中継されるほか、大きなアリーナに出場者が集まり、ライブイベントとして盛り上げる場合もある。

日本でもライセンス発行がスタート

2018年2月、「日本eスポーツ協会」、「e-sports 促進機構」、「日本eスポーツ連盟」の3団体を統合した「日本eスポーツ連合」が発足し、話題になった。賞金付きの大会の開催やプロライセンスの発行、eスポーツ選手の育成などに取り組むという。

ライセンスは15歳以上で義務教育過程を修了している人を対象とする「ジャパン・eスポーツ・プロライセンス」と、13歳以上15歳未満でプロライセンス発行に値する人を対象とする「ジャパン・eスポーツ・ジュニアライセンス」がある。

ライセンスを取得するには、日本eスポーツ連合が公認している大会で優秀な成績を収めることと、指定された講習を受けること。そして、いちばん大切なのはプロゲーマーとしての資質を備えていることだ。

プロライセンス発行総数は53人6チーム。今後、東京ゲームショウなどで開催される日本eスポーツ連合公認大会でプロライセンスが発行される予定になっている。(2018年2月26日現在)

プロライセンスの発行によって、今後は大会の賞金が高額に設定されたり、さまざまな企業からスポンサーを受けるプロプレイヤーも増えてくるはず。メディアの注目も高まるだろう。

さらに、ライセンス認定タイトルのゲームのなかには『パズル&ドラゴンズ』や『モンスターストライク』などのスマホの人気ゲームのタイトルも含まれていることから、これからますます普及していくはずだ。

日本のeスポーツでどんなプロフェッショナルが誕生するのか。もしかしたらスポットライトを浴びるのは、あなたかも!?

文:吉田 努

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