2018/03/22

「OK Google!」 還暦を超えた父親に Google Home を使ってもらった

 Google Home と「はじめてBOOK」、会員カードを手に笑顔の地主親子

Google Home というものがある。「OK Google」と話かけることで、音楽を再生できたり、調べ物ができたり、予定を管理したりできるものだ。まるで未来の機械みたいだが、もう誰の家にも気軽に導入できるのだ。

ただ還暦を超えた人が、いきなりこれを使うのは難しいかもしれない。だって今までにはなかったものなのだ。しかし、使いこなせれば大変便利。そこで還暦を超えた父に Google Home を使ってもらおうと思う。

父、 Google Home に興味を持つ

2月のある日、福岡県・北九州に住む父から電話がかかってきた。

父(電話)「ぐーぐるほーむ? というのを使ってみたいんだけど」

地主「CMで流れたりしてるやつだね」

父(電話)「オーケー、ケイスケ、使い方を教えて

地主「本気で使いたいんだね!」

父は還暦を超えているけれど、スマホを使うなど新しい物が好きだ。ぜひ息子として Google Home を父にプレゼントしたいとは思う。思うには思うんです。

父が欲しがっている「 Google Home Mini 」 父が欲しがっている「 Google Home Mini 」

「 Google Home 」と「 Google Home Mini 」があり、機能的な違いはなく、マイクやスピーカーの性能に違いがあるようだ。父は「だったら Google Home Mini でいい」という結論に至り、私に使い方の説明を求めている。

筆者の地主が自室で困惑する様子 無理でーす!!!

父のお願いだから教えてあげたい。ただ私は「 Google Home 」も「 Google Home Mini 」も使ったことがない。というか、我が家にはテレビも冷蔵庫も掃除機もない。なんなら父のほうがその手のガジェットには詳しいくらいなのだ。

北九州に向かうフライト情報

とりあえず、

飛行機内での地主の顔アップ

北九州の、

下曽根の駅名標

実家のある駅に!

黄色い箱を持つ地主の父

そして、父です!!!

父、 Google Home Mini を設定する

Google Home Mini を使ったことはないけれど、父が欲しいというので、息子としてその願いを叶えるべく、北九州の実家にやってきた。実家だけど転勤族のため、この家には5回くらいしか来たことがない。必要な家電は揃っており、私の家より豪華だ。

リビングにて Google Home を開封する地主と父 父と Google Home Mini を開ける!

父が喉から手が出るほど欲しがっていた Google Home Mini は実家に届いていた。なぜ届いていたのか?使い方などを私が教えるのは難しいと思っていたので、キチンと手を打っていたのだ。父を喜ばせるためだ。抜かりはない。

父はauユーザーなのでauスマートサポートに加入してもらった。専任チームが24時間体制で懇切丁寧にサポートしてくれるサービスだ。そして、このauスマートサポートでは、 Google Home Mini のレンタルサービスを始めたのだ。今回の Google Home Mini もレンタルである。

 Google Home Mini を実際に触る父と地主 興味津々!

このサービス最大の魅力は「2週間のレンタルができる」という点だ。もちろん使い方を懇切丁寧にサポートしてくれるというのもあるけれど、今まで使ったことがない Google Home Mini だけに、「買ってみたけど、必要なかった」ということが発生するかもしれない。それを防げるのだ。

auスマートサポートのカードと加入特典の「はじめてBOOK」を持つ父 auスマートサポートに加入するとカードと本がもらえる!

 Google Home Mini を開けてビックリしたのだけれど、薄い説明書的なものが3枚入っているだけだった。これは父のような年代には難しいかもしれない。私も無理だけど。でも、レンタルした Google Home Mini にはオリジナルの説明書がついていた。これで父が設定していく。

説明書を片手に、 Google Home Mini を持つ父

説明書を見ながら、

 Google Home を設定する父と頭を抱える地主

設定する(俺、いらなくないか? と思っています)。

父「簡単だな。これなら誰でもできる。なんで来たの?

地主「auスマートサポートがこんなに行き届いていると知らなかったから、、、。そもそも Google Home Mini は実家に届いていたわけだしね、、、なんで来たのかな、俺、、、。」

父「この説明書があれば誰でも設定できるし。電話でも聞けるんでしょ?」

地主「聞けるね。聞けちゃうね。なんで僕が来たのか疑問は残るよね」

父「いま初めて息子って必要ないんだな、と思ったもんね

地主「否定できないよね」

 Google Home Mini を設定する父とヒマそうに眺める地主 俺、ヒマ!
「あと少しで完了です」という表示のスマートフォン

設定が、

設定完了直後の Google Home Mini を覗き込む地主親子

完了しました!

父「設定できた! 簡単だな!」

地主「懇切丁寧に説明してある説明書があるからね。auスマートサポートがこんなに便利と知っていたら来なかったね」

父「驚くほど、息子の知識が必要ないもんね」

地主「そもそもその知識もないわけで、なんで来たのかな、、、」

父「住所の設定を間違えたけど!」

地主「なんで!」

父「自分のGoogleのアカウントに入っている住所がそもそも違った。これどうやって変えるの?」

地主「俺の出番だ!!! 検索して調べようか?」

父「思い切って電話しちゃおう!」

地主「俺の存在理由が!!!」

auスマートサポートに電話する父と横に寄り添う地主 電話で聞きます!

auスマートサポートに思い切って電話した。ネットで調べると解決に近い答えは出てくるけれど、ピンポイントでこれ! という解決方法が出てこない時もあるので、父の年代にはちょうどいいのかもしれない。

通話を終了する父とヒマそうな地主 電話して解決!(俺、ヒマ)

電話をするとわかりやすく解決してくれた。いや、電話の声は私には聞こえなかったけれど、遠隔操作や電話での説明などを駆使して住所を変更できた。というか、父がしていた。私は東京、父は北九州でいつでも直接説明できるわけではないので、このサービスは便利だ。

父「なんで来たの?」

地主「なんでだろうね、僕より早く確実に問題をクリアできている」

父「息子って必要ないな、って今日2回目の感想が持てた」

地主「向こうはプロだしね」

父「すごいな、すぐに解決する!」

地主「 Google Home Mini に聞く手もあったね!」

父「確かに、もう解決したから違うこと聞くよ」

地主「「オーケー、グーグル」と言ってからね」

父「オーケー、グーグル、北九州空港への行き方

Google Home Mini「ここからクルマで北九州空港へ行く場合……」

地主「オーケー、グーグル、ストップ!!!!」

父「なんで止めるの!」

地主「まだ帰んないから! 使いこなしてるな!」

 Google Home Mini を使う父と頭を抱える地主 すべてが息子より賢い!

父、 Google Home Mini を使いこなしたい

 Google Home Mini の設定などが終わった。ちょっとしたトラブルも私に電話をかけて解決するのではなく、auスマートサポートに電話したことで、めちゃくちゃスムーズに終わった。明け方の首都高くらいスムーズだった。すでに使いこなしている感もあったけれど、父待望の Google Home Mini だ。

 Google Home Mini に話しかける父 話しかける

父「オーケー、グーグル、明日の天気は?」

Google Home Mini「明日の北九州の天気は最高気温13℃、最低気温10℃で晴れ時々曇りでしょう」

父「すごい、賢い。めちゃくちゃ賢い!」

地主「いちいちスマホを触らなくてわかるのはラクでいいな」

父「オーケー、グーグル、1,000-29は?」

Google Home Mini「1,000-29=971です」

父「賢い。小学生時代の恵亮より賢い」

地主「今だって暗算では無理だよ、子育ての問題じゃないかな? 僕が悪いんじゃなくて」

父「いや、佑亮(弟)はできるから子育ての方法としては間違ってなかった!」

地主「オーケー、グーグル、助けて」

Google Home Mini「すみません、よくわかりません」

父「賢いな!」

 Google Home Mini の反応に笑う地主親子 思わず笑っちゃうよね!

父「ほかにはどんなことができるの?」

地主「やっと役に立つ時がきたね! 「オーケー、グーグル」と言ったあとで「お米10kgをショッピングリストに追加」と言っておけば買い忘れを防げたり、ヒマな時に「なぞなぞ出して」とか、Google Play Music やSpotifyを登録しておけば音楽を聴けたりもする」

父「小さい画面で入力する手間がないからいいね!」

地主「確かに、むしろ父さんとかが使うべきものかもしれないね」

父「電気消したりはできないの?」

地主「できるけど、それは連動する電球とかを買う必要があるっぽいよ」

父「そうなのか、来てるね、未来!」

地主「英語とかも教えてくれるらしい」

父「オーケー、グーグル、こんにちはを英語で?」

Google Home Mini「すみません、よくわかりません」

父「わからないって!」

地主「なんでだ? オーケー、グーグル、こんにちはを英語で?」

Google Home Mini「すみません、よくわかりません」

父「わからないって。恵亮も英語わかんなかったもんね。テストで14点とか初めて見た」

地主「グーグルと僕を比べるのやめて!」

父「でも、グーグルは世界的な企業なんだから、恵亮が今グーグルと並べたわけだよ

地主「複雑!

auスマートサポートに再び電話する父と聞き耳を立てる地主 電話します!!!(今回は聞き耳を立てました)

 Google Home Mini に「こんにちはを英語で?」と何回か聞いたけれど、答えは決まって「すみません、よくわかりません」だった。本来なら教えてもらえるはずなので、またスマートサポートに電話をすることにした。

父「すみません、 Google Home Mini に「こんにちはを英語で?」と聞いても「すみません、よくわかりません」となってしまって」

au スマートサポート「それはお困りですね」

地主「あのね、「こんにちは」は英語で「ハロー」だよ

父「そういうことじゃないから! うるさい、あ、すみません!」

au スマートサポート「「こんにちはを英語で教えて?」と聞いたらどうでしょう?」

地主「ハローだよ、ハロー! 父さん、ハローだよ!」

父「だから、うるさい! すみません、聞いてみますね!」

au スマートサポート「はい、聞いてみてください」

父「「オーケーグーグル、こんにちはを英語で教えて?」」

Google Home Mini「ハロー」

父「おぉ、答えてくれた!!!」

au スマートサポート「よかったです、また何かございましたらお電話してください」

父「ありがとうございます!」

地主「「こんにちは」は英語で「ハロー」だよ」

父「だから、そもそも知っているし、 Google Home Mini でも解決したから!」

地主「 Google Home Mini より早かったことを評価して欲しい!」

父「うるさい!」

通話を終了する父とそれを見つめる地主 Google Home Mini に勝ったと思っています!

 Google Home Mini は優秀だけど、はっきりとした発音していなかったり、言葉遣いで反応しなかったりする場合もある。ただ、今後はバージョンアップも重ねていき、ユーザーのニーズに合わせてどんどん賢くなっていくはずだ。たぶんそのうち息子より賢くなるだろう。ハローの発音も Google Home Mini のがよかったし。

 Google Home Mini の反応に笑顔の地主親子 かなり満足なようです!

私はこのまま帰ったけれど、父はその後も Google Home Mini を使った。電話で聞いたところ、「楽しい」とのことだった。定年して特にスケジュールはないけれど、なんか楽しいと言っていた。新しいものが好きな父にはいいかもしれない。自分からスマホに買い換えたくらいだから、こういうのが好きなのだろう。とりあえず喜んでくれてうれしい。

訪問から一週間後、 Google Home を楽しむ父 一週間後に送られてきた写真、楽しそう!

聞けばいいというラクさ!

父がスマホを買った時も「使い方を教えて」と言われたけれど、東京と北九州で離れているので苦労した。もちろん息子として教えたい気持ちはあるけれど、隣で教えるわけではないので難しい。そういうのを解決してくれるのが、auスマートサポートだと思う。しかも専用のチームが24時間、365日対応してくれるそうだ。父も楽しそうなので、本当によかった。

 Google Home Mini と「はじめてBOOK」、会員カードを手に笑顔の地主親子 私も楽しかった!

Google、 Google Home 、 Google Home Mini 、Google Play Music は、Google LLC の商標です。

文:地主恵亮
撮影:有賀誠文

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