2016/12/19

【世界のドローン49】2時間以上のロングフライトが可能なガソリンエンジン・ドローンが登場

宅配や救急救命、農業など、いろいろなシーンでの活躍が期待されるドローンだが、ローター式の場合、飛ばしやすさや飛行中の安定感はあるものの、最長でも30分程度しか飛べないのが大きな課題になっていた。

それに対し、MMS Drone社が開発しているプロ向けドローン「MMS-001」は、ガソリンエンジンタイプのクワッド型ドローンで、バッテリータイプよりもはるかに長い2時間以上の連続飛行ができるように設計されている。水素エネルギーやソーラー電池で動くドローンもあるが、あえてガソリンエンジンを選ぶことで技術的な問題を解決し、開発コストも抑えられるという。

特徴は、なんといっても16kgという最大離陸重量。ガソリンならではのパワーで荷物を運ぶペイロードは、最大4kgの重量を持ち運ぶことができる。パワーがあるということは飛行そのものも安定させられるということで、これまた一般のドローンと違って、天候を気にせずいつでも飛ばすことができる。

操縦は普通のドローンと同じように簡単で、あらかじめ登録したルートを飛行させるモードや、自動帰還モードがあり、マニュアルモードではGPSを使って正確なコントロールができる。フロントとボトムに2台のカメラとLCDモニターを搭載しているから、飛行中の周囲の様子もリアルタイムでモニタリングでき、万が一トラブルが起きた場合、落下して破損したり、事故を起こしたりしないよう、パラシュートも搭載されている。

写真提供:www.mmsdrone.com
写真提供:www.mmsdrone.com

プロ向けのため、仕様などあまり多くの情報は公開されていないが、宅配や農業、建造物のチェックといったニーズに合あわせたオプションが用意されており、そのほかのカスタマイズにも対応するという。現在、開発済みの機体をテスト中で、2017年初頭に発売が予定されている。

スペック

MMS Drones

サイズ:サイズ:1,193x1,193x530mm
重量:約16kg
飛行速度:最高時速60km
飛行時間:2時間以上

文:野々下裕子

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