2015/11/10

【世界のドローン21】紙飛行機ドローンで、VRなパイロット体験を

画像提供:PowerUp Toy社

紙飛行機のように飛ばすタイプのドローンはこれまでにもいろいろあったが、PowerUp Toy社が開発する最新の紙飛行機型ドローンのPowerUp FPVは、高度なパイロットシステムを搭載している。最高時速20マイル(時速約32km)のスピードで、10分以上連続飛行できる本体の上部に乗せたビデオカメラを使い、本格的なパイロット気分が味わえるのだ。

搭載されたビデオカメラは30フレームのライブストリーミング動画が撮影できる(画像提供:PowerUp Toy社)

既存のヘリタイプのドローンの場合、安定した映像を撮影できる位置にビデオカメラが設定されているが、PowerUp FPVは自分がドローンに乗ってコントロールしているような気分になれるよう、あえて本体の上にカメラを設置し、迫力ある映像が撮影できるようにしている。カメラの角度は360度視界を変えられるようになっていて、飛行中の映像はスマートフォンにリアルタイムでストリーミングされる。

ポイントは、その際にコントロール用アプリでVR(バーチャル・リアリティー)ビューに切り替えることができ、ハコスコやGoogleカードボードなどの簡易VRビューアーを使って映像を見ると、まるで本物のコックピットに座っているような感覚が味わえるようにしている点だ。

ハコスコやGoogleカードボードなどの簡易VRビューアーを組み合わせれば、さらにパイロット気分を味わえる迫力ある立体的なフライト動画が楽しめる(画像提供:PowerUp Toy社)

本体の素材はカーボンファイバーとナイロンフレームで補強されており、独特の滑空感が出るよう設計されている。紙飛行機型のボディながら、ジャイロセンサーやGPS、3軸コンパスなど、既存のドローンが持つ高度な機能もきちんと備えていて、Wi-Fiで300フィート(約92m)の距離までコントロール可能。自動で帰還するオートパイロット・モードまで備えている。こうしたハイレベルな機能をフルに使った、ハイレベルな飛行テクニックを楽しめるコントロールシステムが搭載されているから、スマートフォンやゲームコントローラーを使って本格的な運転が楽しめる。さらにアプリには、最近話題になっているYouTubeやFacebookのVRコンテンツとして撮影した動画を投稿できる共有機能も用意されているという。

同社では以前にも、パイロットの視点からコントロールできる紙飛行機型のドローンを開発しており、今回はドローントップメーカーのパロットからもサポートを受ける形で新型の開発に力を入れている。クラウドファンディングのKickstarterで11月からキャンペーンを実施し、価格は199ドルで来年から発売する予定だ。

紙飛行機の手軽さで、爽快に空を飛ぶパイロット気分を楽しみたい人は、来年の発売前にぜひキャンペーンサイトをチェックしてみてほしい。

スペック
PowerUp FPV
※現時点でサイズ等の記載はなし
最高飛行速度:時速約32m
飛行時間:10分以上/550mAh リムーバブルリチウムバッテリー
その他の機能:GPS、3軸コンパス、ジャイロセンサー、2.5および5GHz Wi-Fi対応ほか

文:野々下裕子

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