2015/06/22

【検証】バスピローに抱かれて...... 入浴中もスマホを手放せないアナタに

浴槽にスマートフォンを持ち込んで、インターネットや電子書籍、映画を楽しむのは快適だが、そもそもスマホをどこにセットするのかが悩ましいところ。防水面での心配もあるし、手持ちスマホは長時間に及ぶと腕が疲れてくる。浴槽には丁度いい角度でスマホをセットできるような場所がないのだ。

そんな時、スマートフォン専用パスピローを活用してみてほしい。その名も、「お風呂でもちょっと持って手!」。

「お風呂でもちょっと持って手!」は、バスピローにアームが付き、その先端にスマートフォン用の防水カバーが装着されているというアイテム。顔の前の丁度いい距離にスマホをセットでき、快適にスマートフォンを操作。腕への負担も減らすことができるという。

そんなわけで早速購入。

準備といえば、バスピロー部分とアーム部分を付属の空気入れで膨らませるだけ。力もほとんど不要で、女性でも手軽に膨らますことができる。スマートフォンをカバーの中に入れてアームに取り付けたあと、アームとバスピローをセットすれば完了! アームは10〜40cmまで伸縮可能だから、顔の前のちょうどいい距離に調節できる。

では失礼して、入浴してみよう。

スマートフォンにカバーがあるので画面の反応が心配だったが、まったくストレスなく操作することができた。なるほどこのガジェットは、忙しい朝の入浴時に、というよりも、休日の午後、auビデオパスで観る映画を吟味してから、ジュースを用意し、できれば音楽を聴けるような環境に風呂場をセットアップした上で、長丁場の半身浴を楽しむために使いたくなるガジェットだ。

もちろんインターネットや電子書籍も楽しめるが、操作が必要になる分、腕に負担が掛かり、このガジェットの魅力を生かし切ることはできない。オススメは、操作をせずに観れる映画などをチョイスすることだ。顔の前の丁度いい距離にスマホをセットしたら、あとはピロー部分に頭をあずけて完全に脱力。これはなかなか快適だ。

また、入浴中だけでなく、ベッドの上で寝転がりながらの使用もアリだ。こちらでもオススメしたいのは、やはり操作が少なくて済む映画などの動画観賞。写真のように仰向けのまま、ムリな姿勢を取らずに楽しめる。寝落ちした瞬間に、手からスマホがすべり落ちて頭に激突するなんていう事故の心配もない。

「お風呂でもちょっと持って手!」は、同Webサイトから2,480円で購入可能。入浴中や寝転がりながらのスマートフォン操作にイマイチしっくりきていない人は、ぜひ試してみてはいかがだろうか。

文:小山田滝音