2015/06/01

【検証】縁の下の力持ち! 『ニコニコ超会議2015』で人間Wi-Fiに突撃レポート

こんにちは。ライターのカツセマサヒコです。(写真左)

先日、幕張メッセにて「ニコニコ超会議2015」というイベントがあったことをご存知でしょうか? 2日間で会場来場者は15万人以上、ネット来場者数は794万人を超えたという、ネット好きなら名前くらいは知っているであろう一大イベントです。

このイベントにauは協賛企業として参加しており、「超プロレスリング」を全面的にサポートすると同時に「車載型基地局」と「人間Wi-Fi」を投入して、エリア対策を行っているんだそうです。


■「人間Wi-Fi」とは?
ちなみに人間Wi-Fiとは、小型のWi-Fiアクセスポイントの入ったリュックサックを背負ったスタッフを会場内に配置することで、イベント会場内のWi-Fi環境を人力で強化するという超ハイテクかつアナログなシステムの名前です。

毎年、この「人間Wi-Fi」のスタッフはイベントと連動したコスプレをするのですが、これが来場者にも好評なのだそうです。昨年は古代生物であるダイオウグソクムシとコラボした企画が話題を呼んだみたいだし、写真をいっぱい撮られたりもするらしい。


4月26日(日)「ニコニコ超会議2015」の2日目

こちらはイベントの当日、期待に胸が膨らんでいる僕の様子です。
取材日はとにかく快晴でした。

入場ゲート前には、auがサポートした「超プロレスリング」と「au Wi-Fiスポット」
の看板がデカデカと飾られていました。さすがau、規模が違う!

プレス用の受付カードをもらって、いざ入場です。

会場に入ると、すでにすごい人の数!

まずはこのなかから「車載型基地局」というのを探すことになりました。auの車載型基地局といえば、毎年ド派手なデコレーションが話題ですからね。今年もそのラッピングされた車載型基地局を見に行くことにします。

巨大ロボットやコスプレお姉さんを横目に幕張メッセを歩き回り、車載型基地局に到着。今回はどんなデコレーションがされているのでしょうか......!

これか。ふむ。

レスラー? 左下に描かれているのは?

スタッフさんに聞いてみたところ、今回のラッピングのテーマはauがサポートする「超プロレスリング」にちなんでDDT(Dramatic Dream Team)というプロレス団体だそうです。今回の「超プレスリング」にはDDTをはじめ、数多くのプロレスラーが参戦するとのこと。

そもそも、最近はプロレスが若い女性の間で大ブームらしいですね。「プ女子(プロレス好きの女子)」という言葉まで流行しているそうです。

試しに「プ女子」でツイート検索してみたら、女性アカウントがイケメンレスラーへの想いを悶絶する勢いでツイートしていて、世界はどこまでも広がっているのだなって思いました。

運転席にはこんなマネキンが座っていたんですが、
彼(?)も「ヨシヒコ」という名前の人気レスラーなのだそうです。
どうやってこれで試合してるんだろう......。

とりあえず屋内の車載型基地局の見学を終えて、さらにロケは進みます。

今度は屋外の基地局に来ました。
こちらでは4G LTEの電波を強化しているのだそうです!

当日の人間Wi-Fi衣装を着てみました。

着替えたところで、ちょうど人間Wi-Fi隊の現場責任者の方がいたので、話を聞いてみることにしました。

au 人間Wi-Fi隊のご担当である内藤正儀(ないとう ただのり)さん。
めちゃさわやか。

僕「コミケでも人間Wi-Fi隊が活躍していたと思うんですけど、コミケとニコニコ超会議で、何か違う部分ってあるんですか?」

内藤さん「ニコニコ超会議の方が、動員人数の割に回線が使われる傾向にあります。まだ、推測ですがニコニコのアプリの動画やゲームアプリのイベントなどもありますので、その辺りでの使用が多いんじゃないですかね」

僕「なるほど確かに。会場でも動画を見ている人を見かけた気がする」

内藤さん「あと、これはどちらのイベントにも言えるんですけど、お昼時はフードコートエリアに人が集まるので、Wi-Fiの使用量もグっと増えるんです。だから人間Wi-Fi隊も、フードエリアが手厚くなるように配置したりしていますね」

僕「時間帯によって配置も変えるってことすか。かなり緻密なんですね」

内藤さん「あと、これまで何度か人間Wi-Fi隊を運営してわかったことなんですが、Wi-Fiを自動接続に設定しているユーザーは、Wi-Fiスポットに入ると自動的にスマホが電波をキャッチするんですよ。でもイベント中のお客さんは移動していることが多いから、スポットの範囲からすぐ離脱してしまいます。こうした人たちよりも、実際にWi-Fiを使ってネットに繋ごうとしている人たちを優先して接続できるようにできないか検討しています

僕「そもそもそんなにいっぺんにWi-Fiって接続できるものなんですか?」

内藤さん「今の仕組みなら、1つのスポットに最大100端末くらいは繋げますよ」

僕「100端末! すごいですね! うちの会社なんて6人でも繋がらないときがあるのに」

こうした大規模イベント時における電波環境の整備って、予想していたよりも複雑なようです。縁の下の力持ちって意味では、本当に大切な存在なんだろうな。

僕もイベント派遣のアルバイトをしたことがあるけど、あれも似たような苦労がありながら達成感もあったし、華やかな場にこそ、そういうのが必要なのかもしれないですね。

せっかくなので、会場内も散策しつつ、人間Wi-Fi隊を探してみることにしました。

会場内をよく見ると「ウォーリーを探せ!」っぽく立っているので、
見つけるだけでゲームみたいでおもしろい。
この日は20名近く配置されているらしい。

道を聞かれて答えている人間Wi-Fi隊の人を発見。対応が律儀。

さっそく聞いてみます。

僕「1人で立っているのが基本的な仕事になると思うんですけど、苦痛じゃないですか?」

Wi-Fiスタッフ「そうですね、でも、写真撮ってくれって言われたり、道聞かれたり、電波のこと聞かれたりするので、意外とやることは多いです」

僕「え、そうなんだ。女の子と写真撮ったりしました?」

Wi-Fiスタッフ「何度かしました(笑)」

僕「めっちゃ嬉しそうじゃないすか」

会場のいたるところに人間Wi-Fi隊の人がいましたが、皆さん「基本的には退屈だけど、でも会場の雰囲気や、お客さんとのやりとりを楽しんでいる」という声が多かったです。どんな仕事にも言えるかもしれないけれど、退屈なことのなかに、おもしろさを見つけられることってすごく大事なのかも。

ちなみに人間Wi-Fi隊は「ドラゴンレーダー」というアプリを搭載したスマホを持っています。このアプリで、各人間Wi-FiのWi-Fiスポットに接続している人の数やどこらへんにいるのかがリアルタイムでわかるらしい。屋内なのにこれができるってすごい。

さらに会場内を歩いていると、au WALLETカードがあれば昼食が半額になることが判明。

早速、これを使って半額チケットをゲット。

さらにチケットを引き換えて、ハンバーガーを購入できました!
貧乏にはうれしい!

昼飯後は、auがサポートしている「超プロレスリング」を見学することになりました。

ガチなプロレスリング......これがニコニコ超会議の実力か!

試合前にパワポでプレゼンすることで有名な
スーパー・ササダンゴ・マシンの試合が見れました。

近くで見ると臨場感がヤバい。

あと、さっき運転席にいたヨシヒコはガチで強い。写真は投げられているように見えますが、ヨシヒコが技をかけてます。静止画では伝わりにくい彼の強さは、ニコニコ動画などの動画サイトで「ヨシヒコ」と検索して、試合動画をチェックしてみてください。

僕「案外プロレスっておもしろいっすね」

ディレクター「でしょ? リング上がってみたくなったでしょ?」

僕「いや、痛いのはイヤなので、さすがにそれは......」

ディレクター「そんなカツセさんに、ステキなイベントが当選しました!」

僕「なにその不自然すぎる流れ。あとなにそのテンション」

ディレクター「汗まみれのレスラーにハグと床ドンをしてもらえるイベントです!」

僕「汗まみれ......」

ディレクター「プ女子にとってみれば涙ものだよ!」

僕「僕はプ女子じゃないので......」

ディレクター「大丈夫、絶対君ハマるから!」

ああああああああーーー!!

ううううううううーーー!!

おおぉおおぁあああっーーー!!!!

アーッ!!!!

こうしてニコニコ超会議ロケは終了となりました。

この後も「au超プロレスリング」には、アイドルや芸能人も多数出演したりして、とても華やかだったそうです。

でもそんな華やかな舞台の裏にも、人間Wi-Fi隊のような人たちが足を棒にして支えていることがわかって、励ましを受けることとなりました。

皆さんも、今度こうしたイベントに参加したときは、ぜひ人間Wi-Fi隊の応援をお願いしますね。

文:カツセマサヒコ 撮影:安井信介

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