TS デジカル情報部

2018/01/30

これをしないと詐欺やウイルスの危険性アップ! スマホのセキュリティ対策まとめ

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インターネットセキュリティ企業のトレンドマイクロ社のレポートによれば、2017年はサイバー犯罪によるスマホ被害が拡大した1年だったという。

ランサムウェアやさまざなウィルス、監視アプリなどから私生活に忍び込むサイバー犯罪者など、脅威は依然として身近にある。大事なスマホのデータを守るためには、個人レベルでのセキュリティ対策をしっかりしないといけないという時代になってしまった。

そこで今回は、誰もが今すぐできるセキュリティ対策を五カ条にまとめてみた。これだけで、おそらく多くの攻撃を防ぎ、被害を未然に防いでくれるはずだ。

一、OSはたえず最新のものにアップデートすべし

「BlueBorne」と呼ばれるBluetoothの脆弱性、つまりシステムの「穴」を狙ってハッカーがスマホに侵入するという記事を以前掲載したが、このときの対策がOSのアップデートだった。

この「BlueBorne」のように、iOSやAndroidなどのスマホのOSにセキュリティ上の問題が発見されると、それを一刻も早く解決すべく、メーカーの技術者たちは大奮闘する。そして提供されるのがOSの最新版なのだ。だから、常にスマホのOSを最新版にアップデートしておくことで、スマホをその時点でもっとも安全かつ堅牢な状態にしておけるというわけだ。面倒がっていてはいけません!

二、たとえ恋人の前でもスマホは常にロックせよ

スマホの盗難防止アプリなどを悪用し、相手のスマホを遠隔操作して盗撮したり、メールを盗み読むなどのストーカーまがいの犯罪は、知らぬ間に勝手にアプリをインストールされることから始まる。

だから、自分以外の人にアプリをインストールしてもらうなんていうのは絶対ダメ。たとえ恋人の前だろうと、自分以外の人にスマホのロックを解除させてはいけない。監視アプリの中にはアイコンも表示せず、姿を隠してしまうものもあるから、いったんインストールされてしまえば、自分がひそかに監視されていることにまったく気づかない。そんなの、怖いでしょ?

三、パスワードは複雑であればあるほどよし

さまざまなネットサービスやWi-Fiなどのネットワーク、あるいはスマホのロック解除など、パスワードが盗まれてしまえばサイバー犯罪者は悪事のし放題

これを防ぐにはただひとつ。複雑で長く推測されにくいパスワードにする以外にない。誕生日や名前、好きな歌手などをアレンジしたものは絶対にやめよう。

さらに、同じひとつのパスワードを使い回すのではなく、サービスごとに異なったパスワードにするのが理想的だ。と書くと、「めんどくさい」「覚えられっこない」という反論が聞こえてきそうだ。そこで利用してほしいのが、「1Password」などのパスワード管理アプリだ。サービスごとにIDとパスワードを自動で管理してくれるので、いちいち覚えておく必要がなく、超便利なのだ。

四、アプリを公式ストア以外からダウンロードするべからず

ウィルスを感染させたり、ワンクリック詐欺を働くような悪いアプリのほとんどが、公式ストア以外からダウンロードされたものだ。App StoreやGoogle Playといった公式ストアで提供されているアプリは、それぞれ安全であることがチェック済みのものだから、脅威となることはまずない。

ところが、「◎△見放題」とか「◎×プレイし放題」といった甘い言葉であなたを誘惑する悪いアプリの多くが、公式ストアではない怪しいWebサイトから提供されている。うまい話には裏があるのだ。その多くはあなたとあなたのスマホを危険にさらす可能性がMAXだ。アプリは必ず公式ストアからゲットしよう。

五、こまめなバックアップこそが最大の防御

ランサムウェアはスマホをロックして使えなくしたり、データを暗号化して人質にとる。最悪の場合、大事なデータを失ってしまうこともありうる

でも、あらかじめデータがバックアップされていればなんの心配もない。スマホを初期化してランサムウェアを消去し、そのあとにバックアップしておいたデータを戻せば、スマホはなにごともなかったように元通りになる。ハードウェアは壊れれば修理も交換できるが、思い出の写真はいったん失えばもう戻らない。iPhoneならiCloud、auユーザーなら「データお預かり」アプリなどを利用して、こまめにバックアップをしよう。

2018年にはこれまでになかった新しいサイバー犯罪が登場するかもしれない。どんな脅威が待ちかまえているか、それはまだだれにもわからない。だが、このセキュリティ対策五カ条を日々、きちんと守り続けさえすれば、きっとあなたの大事なスマホはいつまでも無事であり続けるはず。油断大敵、転ばぬ先の杖。被害にあってからでは遅いのだから。

文:太田 穣
取材協力:株式会社KDDI総合研究所 サイバーセキュリティグループ
窪田 歩・川端秀明

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