2017/10/26

「盗れねえ…」 カフェの離席時にPCを守る『TRENE(トレネ)』が盗難防止に最適

カフェやファミレスにPCを持ち込む人は多いですよね。適度な緊張感があって作業が捗るのはいいんですが、ひとつ問題が。トイレや電話などで離席するとき、PCなどの荷物をどうするか、です。

テーブルにPCを置いていくのは不安だし、かといってトイレのたびにごそごそと荷物をまとめて丸ごと持っていくのもスマートじゃありません。そんなちょっとしたお悩みを解消するグッズが登場したのでご紹介したいと思います。

ありそうでなかった! 加速度センサーを使った見守りデバイス

そのグッズとは、株式会社キングジムの「TRENE(トレネ)」。この商品は、10月11日よりクラウドファンディングサイトMakuakeにてプロジェクトを開始したところ、なんと開始当日に目標金額を達成し話題になりました。

TRENE(トレネ) サイズはΦ40×29mm、重さ18g

一見すると、ホテルのフロントなどに置かれているペン立てのように見えますが、加速度センサー(モーションセンサ)とLEDライト、ブザーを搭載しており、動きを感知すると「TRENE」本体が音と光で周囲に警告を発するというわけです。

スマホとBluetooth連携して異変を通知

使い方はとてもシンプル。「TRENE」を自分のスマートフォンとBluetoothで連携させたら、PCやカバンなどの大切な荷物の上に置くだけ。

TRENE(トレネ)

専用のスマートフォンアプリをダウンロードすると、まず持ち主が荷物から離れたかどうかを自動的に判断してくれます。もしも席から離れた状態で「TRENE」が置かれた荷物が何者かによって動かされると、「TRENE」に搭載している加速度センサーが感知。アラーム音とLEDの光でまわりの人に知らせてくれるという仕組みです。

またアプリでは異常を検知する距離(最大10m)や、センサーの感度レベル(3段階)、アラーム音の大きさ(3段階)などを設定可能。本体の充電は約2時間、連続駆動時間は約20時間とのこと。

TRENE」のステイタス確認中のアプリ画面 「TRENE」のステイタス確認中のアプリ画面

席に戻れば「TRENE」が持ち主のスマートフォンを検知し、見守りは自動的に終了します。現在はiOSのみ対応(2018年リリース予定)ですが、キングジムはクラウドファンディングの状況次第でAndroid版の開発も視野に入れているそう。

備えあれば憂いなし。外出先で仕事をするための必需品になるかも!?

予定の販売価格は6,800円(税抜)。Makuakeでは、10%オフの6,610円(税込)で予約購入でき、正式な発売日は2018年2月下旬頃を予定しています。

小さなボディで離席時に荷物を見守ってくれる「TRENE」

小さなボディで離席時に荷物を見守ってくれる「TRENE」。ノマドワーカーの筆者も、これで安心して仕事ができそうです。

文:岡本靖正