2017/08/22

スマホを40回充電可能! アウトドア向け最強モバイルバッテリー4選

ちょっと遠出して、大自然のなかでのキャンプやBBQ。自分たちで料理をつくったりお酒を飲んだりする時間は最高に楽しいものです。

ただし、アウトドアのレクリエーションといえば朝早くから出掛けることが多いうえに、地図アプリやSNSなどを一日中立ち上げっぱなし。気がついたら大事な場面で「スマホのバッテリーが切れた!」なんてことになりかねません。

そんなことにならないように、今回はアウトドアにぴったりなモバイルバッテリーを紹介します。

超大容量! 40回も充電できるモバイルバッテリー「PowerHouse」

まずはモバイルバッテリーのメーカーとして有名なAnkerから発売されている、120,600mAhというハンパじゃない容量の「PowerHouse」をご紹介。スマホなら40回・ノートPCでも15回充電が可能だ。※充電回数は目安です。

40回も充電できるモバイルバッテリー「PowerHouse」

4つの急速充電対応USBポートがあるので、自分だけではなく友だちの分のスマホも同時に充電できる。重さは5.14kgと、山登りに手で持ち運ぶにはちと重いが、クルマの中に1台置いておくだけで、さまざまなシーンで活躍しそうだ。※車内温度に注意してください。

40回も充電できるモバイルバッテリー「PowerHouse」

本体にはUSBポートのほかに、ACコンセント付き。さらにDCシガーソケットからも接続機器を充電できる。ACコンセントからはミニ冷蔵庫や調理器への給電も可能なので、屋外でキンキンに冷えたビールにありつけるというわけだ。

この容量なら、キャンプだけではなく災害などの非常時用としても十分に役に立つ。家や会社に一台用意しておいてもいいだろう。公式販売価格は64,800円(税込)。

多機能すぎ! ハンマーにもなる「ZVE 10000mAH 大容量モバイルバッテリー」

ZVEが販売しているこちらのモバイルバッテリーは、10,000mAhの容量で、出力ポート(1A+2.0A)を搭載しているためスマホを2台同時に充電ができる。それだけならよくあるモバイルバッテリーだが、こちらのすごいところはその多機能性にある。

ハンマーにもなる「ZVE 10000mAH 大容量モバイルバッテリー」

本体周囲にLEDランプが搭載されており、懐中電灯や、SOSの合図として使用することができる。裏面には三脚用ネジ穴があるので、自転車などにセットしてライトとして使うことなども可能だ。

ほかにも、電熱線ライター機能や、クルマの中に閉じ込められてしまったときに窓ガラスを割ることができる緊急救命ハンマー機能も付いている。さらに防水・耐衝撃機能付きと、アウトドア機能満載のモバイルバッテリーだ。価格は2,998円(税込)。

非常時の心強い味方「RAVPower ソーラーチャージャー (16W) RP-PC008」

RAVPower ソーラーチャージャー (16W) RP-PC008

「モバイルバッテリーそのものを充電するのを忘れた」というピンチなときに役立つのがRAVPowerの「RAVPower ソーラーチャージャー (16W) RP-PC008」。こちらはその名の通り、太陽の光をもとに充電をするというもの。使い方は簡単で、ソーラーパネルを開いてパネル全面に日が当たるように置いておき、USBケーブルでデバイスと接続するだけ。

RAVPower ソーラーチャージャー (16W) RP-PC008

SUNPOWER®️の ソーラーパネルの採用により、21.5〜23.5%という高い効率で太陽光を電気に変換するとのこと。2ポートそれぞれ2.4Aまで、合計3.2Aまで出力が可能。フル充電時にはスマホとタブレットを同時に充電ができるほど。また、iSmart出力自動判別機能が搭載されており、接続されたデバイスを自動的に検知し、最適な電流を送るので、効率よく充電ができる仕組みになっている。

ソーラーバッテリーはさまざまな場面で役に立つが、天候に左右されり、充電に時間がかかるといった特性がある。サブの充電器として上手に使いこなそう。価格は4,999円(税込)。

サイクリングついでにスマホを充電! 「チェーン式自転車USBダイナモチャージャー」

近年の自転車ブームもあり、自転車で遠出をする人も増えている。そんな自転車ユーザーのなかには、マップアプリをナビ代わりに使ったり走行記録のログを取ったりと、スマホをフル活用しているユーザーも多い。しかし、そのぶんバッテリーの消耗も激しく、スマホの内蔵バッテリーだけでは心許ない。

チェーン式自転車USBダイナモチャージャー

そんな問題を解決してくれそうなのが、サンコー株式会社が販売している「チェーン式自転車USBダイナモチャージャー」。本体を自転車のチェーンに取り付け、あとは自転車を漕ぐだけ。そのエネルギーを、USBで接続したスマホに充電してくれるという仕組みだ。

発電した電力はUSB出力できるので、スマートフォンやモバイルバッテリーなどさまざまなデバイスの充電ができる。エネルギーは自分の動力のみと地球にも優しい。ダイナモ式なので、充電効率が特別に良いというわけではないが、長期離を走るサイクリングでは役に立ちそうだ。価格は4,480 円(税込)。

チェーン式自転車USBダイナモチャージャー

モバイルバッテリーはアウトドアライフに必携のアイテム

移動中に音楽を聞いたり地図を見たり、おいしい料理の写真を取ったり、SNSをチェックしたりと、今や私たちの生活にスマホは必要不可欠。そんなスマホの生命線ともなるモバイルバッテリー。高性能のモバイルバッテリーを片手にアウトドアライフを満喫しよう。

文:岡本靖正