TS デジカル情報部

2017/02/09

ソニーの本気を見た! ノイズキャンセリング×ハイレゾ対応のワイヤレスヘッドホン「MDR-1000X」

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iPhone 7からイヤホンジャックがなくなったことで、Bluetoothイヤホンやヘッドホンが再び注目されているが、「大好きな音楽を聴くのにBluetoothヘッドホンは音質的にイマイチ不安」なんて思っている人もいるかもしれない。

では、Bluetooth接続で、ハイレゾの高音質、なおかつノイズキャンセリング機能を搭載という、ソニーの本気が詰まったヘッドホンをご存じだろうか? それがこの、ハイレゾ対応のワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドホン、「MDR-1000X」だ。

ハイレゾとは「高解像度」の意味で、これまでCDやMP3などに収録しきれなかった音域まで収められた高音質音源のこと。MDR−1000Xは通常のBluetoothの最大約3倍の情報量を伝送できる「LDAC(エルダック)」というソニーの技術が採用されているため、ハイレゾ音源を高音質のままワイヤレスで再生できる。また、「S-Master HX」という高音質フルデジタルアンプ技術も搭載しており、まさに"生"のような臨場感で音源を楽しむことができるのも特徴だ。

CCDやMP3などの圧縮音源については、音質向上技術「DSEE HX」によって、元の音源を再生しながら分析してその特徴をとらえ、ハイレゾ相当に上位変換する機能もついている。

つまり、これまでBluetoothヘッドホンでは味わえなかった高音質の音源がバッチリ聞けて、なおかつスマートフォンなどに入れた普通の音源も、いままで以上の高音質で楽しめてしまうという、まさにスーパーヘッドホンなのだ。

ノイズキャンセリング性能と外音・多音取り込み機能の二面性

MDR-1000Xがすごいのは高音質だけではない。ヘッドホンの外側と内側に搭載された2つのセンサー(マイク)によって、用途や環境に応じてさまざまな機能がリスニングをサポートしてくれるという。

まずは業界トップクラスというノイズキャンセリング機能。装着後にNC(ノイズキャンセリング)ボタンを長押しすれば、パーソナルNCオプティマイザー機能が発動する。これは、試験信号音を再生することで、周囲の雑音や騒音だけでなく、頭の形や髪型、メガネの有無、装着時のズレなどを瞬時に検出し、ユーザーのリスニング環境に合わせて音を最適化してくれる。

また、逆に電車内や駅構内のアナウンス、友人との会話やコンビニでの会計など、周囲の音や声をしっかりと聞き取りたいときの機能も搭載。右側のハウジング全面を手で押さえれば、「クイックアテンション」という外音取り込み機能により、一時的に音量を絞って周囲の音を取り込むこともできる。

さらには、周囲の音をすべて取り込んで音楽と一緒に再生する「ノーマルモード」と、雑音は抑えつつ、アナウンスや人の声のみを取り込で音楽と一緒に再生する「ボイスモード」の2つのモードがある「アンビエントサウンドモード」という多音取り込み機能も搭載しているので、どんな場所で音楽を聴いていても、いちいちヘッドホンを外す必要がないというわけだ。

普通のヘッドホンとはここが違う!! ただ聴けるだけじゃない多機能性

このMDR-1000Xは通信要素もかなり充実している。ハウジング部のタッチセンサーコントロールパネルを使えば、Bluetoothでペアリングしたスマートフォンなどの音楽プレーヤーを操作でき、曲送り/巻き戻し、再生/一時停止、音量調節などが手元(耳元?)でできる。

また音源がスマートフォンであれば、着信の受信と終話、音声アシスタント機能の起動にも対応しており、ヘッドホンをしているだけでちょっとしたスマートフォンの操作もできてしまう。

そして、8台までの機器とペアリングできるマルチペアリングにも対応していて、音楽再生機器と通話機器それぞれ1台ずつに同時接続できるマルチポイントにも対応だから、音楽再生機器で音楽を再生しながら、スマートフォンにかかってきた電話に出てハンズフリーで会話することだってできるという。

連続再生時間は最大20時間(ノイズキャンセリング機能ON時)で、USB接続4時間で充電可能。付属のケーブルで有線接続もできる。本体のデザインは、快適性と高音質化を図った設計となっているとのこと。カラーはブラックとグレーベージュの2色で、ソニーストア販売価格は39,880円(税別)だ。

いま、売れ筋ヘッドホンのほとんどがBluetooth接続という時代。音良し、機能良しのMDR-1000Xは、これからのヘッドホンのマスターピース(傑作)といえるかもしれない。

文:安東 渉(EditReal)

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