TS デジカル情報部

2016/12/06

6歳からプログラミングを楽しく学べる知育玩具。小型ロボット「オゾボット」

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ピンポン玉よりやや小さい小型ロボットが、紙に描かれた線を読み取り自動走行する。かわいらしさがウリに思えるこのロボットは、2014年に米国Evollve Inc.によって開発された「Ozobot(オゾボット)」だ。ライントレースと呼ばれる機能を持ち、紙やタブレット上に描かれた線を読み取り走行する。そして、「OzoCode(オゾコード)」と呼ばれる、赤、緑、青を組み合わせたコマンドを読み取らせると、方向転換や一時停止、進行スピードの調整までをも命令することができる、本格的なプログラミングロボットなのだ。

デジタル世代向けの新たな知育玩具

進路が描かれた付属のシートを用いて遊ぶだけでも楽しいが、水性マジックなどでOzoCodeの組み合わせを自分で描き、その上を走らせて遊ぶというだけで、PCを使わないアンプラグドな環境でプログラミング教育を基礎から学ぶことにもつながる。そのため、デジタル世代といわれる現代の子どもたちにとっては革新的な知育玩具と言っていいだろう。

メーカー対象年齢も8歳前後で、実際にアメリカや韓国の学校では既に教育現場に導入された例もあるという。つまり、これまで敷居が高かったプログラミングへの入り口をグッと近づける学習教材としても大きな注目を集めているのである。

GoogleBlocklyを採用した「OzoBlockly」の追加で実践的なプログラミング環境を用意

2015年に開発された第二世代「Ozobot 2.0 Bit」では、Googleが提供する、ブロックを組み合わせるようにプログラムを構築するビジュアルプログラミング言語「GoogleBlockly」を採用した「OzoBlockly(オゾブロックリー)」が追加された。これにより、タブレットやPC上の専用アプリで作成したプログラムを色情報に変換して本体に読み込ませ、より複雑なプログラムを組むことができるようになったほか、アプリ内のJavaScriptプレビューモードでは、テキスト型のプログラミング言語に変換されるので、更なるプログラミング学習へスムーズに移行していけるような学習環境となった。

現在、キャスタリア株式会社が国内正式輸入販売代理店として、日本国内でもAmazonにて国内正規販売を開始。USBケーブルで簡単に充電できるので、購入後すぐに遊ぶことができるという手軽さも魅力だ。一緒に触って遊ぶコミュニケーションツールとして、既に子どもや孫向けのプレゼントに購入される方も多いとか。

積み木やブロックで想像力を伸ばすという時代はもう終わり。これからは、IoT時代に順応したこの「Ozobot」のような知育玩具が注目されていくだろう。

文:安東渉(EditReal)

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