2022/10/20
気候変動問題に取り組むスタートアップとの連携
持続可能な未来を目指すため、世界中で取り組みはじめているカーボンニュートラル。KDDIでも2030年度までにCO2排出量を実質ゼロにすることを目指し、さまざまな取り組みが始まった。
その取り組みのひとつが、基地局への再生可能エネルギーの導入だ。2022年3月に出資したスタートアップの「エネコートテクノロジーズ」とともに、これまでの太陽電池の常識をくつがえす「薄くて軽くて曲がり、さらに曇りや室内でも発電する」というフィルム型の次世代太陽電池「ペロブスカイト太陽電池」の研究を加速させ、スペースが限られた基地局への導入を検討する。
このカーボンニュートラル実現におけるパートナー企業との連携に関し、KDDIでスタートアップとの連携を担当する柏木はこう語る。
「気候変動問題は世界的な課題で、1社だけで解決できるものではないと考えています。カーボンニュートラル達成には、あらゆる企業との連携とイノベーションが必要です」
「KDDIはこれまでさまざまなビジネスにおいて他業種との連携を推進してきましたが、この脱炭素領域においてもそのノウハウを生かし、カーボンニュートラルに貢献したいという思いから、2021年11月、気候変動問題に特化したファンド「KDDI Green Partners Fund」を設立しました」
「特に現在は再生可能エネルギーなど、エネルギー・テック領域では研究開発が活発化しています。すぐれた技術をもつスタートアップに対し、資金を提供するだけではなく、KDDIの持つ通信ネットワークやIoT、AIなどの技術を提供し、存分に活用いただくことで、スタートアップの成長に寄与し、社会のカーボンニュートラルに貢献したいと考えています」
―――KDDIは、24時間365日、通信を安定して提供することで、お客さまの「当たり前」を守り抜き、カーボンニュートラルの取り組みを通じて、豊かな未来へのバトンをつないでいく。
※この記事は2022年6月22日の記事を再編集したものです。