2022/09/22

au公式アプリ「My au」が読み上げ機能への対応を強化 KDDIのアクセシビリティの取り組み

「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる」をビジョンとして掲げるKDDIは、高齢者や障がい者、心身に制約のある方などすべての人が安心して快適に暮らせるよう、さまざまな取り組みを進めている。すべてのお客さまのスマホ利用をサポートする「アクセシビリティ」への対応もそのひとつだ。

My auアプリ

そんななか、auの公式アプリ「My au」アプリは2022年8月、画面上のメニューや文章を音声で読み上げる「スクリーンリーダー」機能への対応を強化した。本記事では、具体的にどのような改善がなされたのか、紹介しよう。

視覚に障がいがある方にも使いやすく

「My au」アプリとは、毎月の請求金額やポイントの確認、支払い方法の変更、機種変更の申し込みなどの手続きがすべてスマホで行えるほか、エンタメ、au PAY、金融・保険、でんき、インターネットなどさまざまなサービスを展開する、auの総合窓口となるアプリだ。

「My au」アプリ 「My au」アプリ

このたび対応を強化したスクリーンリーダー機能は、画面上のメニューや文章を音声で読み上げるもので、視覚障がいのある方のスマホ利用をサポートするアクセシビリティ機能のひとつ。iOSでは「VoiceOver」、Androidでは「TalkBack」として標準搭載されている。

下の動画は「My au」アプリのスクリーンリーダー機能をわかりやすく紹介したものだ。音声をオンにしてみてほしい。

このように、スクリーンリーダー機能を使用すると画面上のメニューや文章を音声で読み上げてくれる。より正確に読み上げられるように対応を強化したことで、視覚に障がいのある方も「My au」アプリの各種機能が使いやすくなった。

利用者の声をアプリの改善に反映

「My au」アプリがスクリーンリーダー機能への対応を強化したことの狙いとは。それによって利用者にどのようなメリットがあるのか。「My au」アプリを担当するKDDI DXデザイン部の岸田智美とブディマン ステファニーに話を聞いた。

――「My au」アプリがスクリーンリーダー機能への対応を強化することになった経緯を教えてください。

岸田「「My au」アプリは、auサービスの窓口として多様なお客さまが日常的に接する媒体です。一方で、例えば障がいのある方など、ご利用される方によって得られる情報やサービスに差がありました。私たちはこのような差をできる限りなくし、ひとりでも多くの方が「My au」アプリを通じてauサービスを快適にお使いいただける環境にしたいと考えていました。」

KDDI DXデザイン部 岸田智美 KDDI DXデザイン部 岸田智美

ステファニー「日頃からお客さまの声に耳を傾け、そのフィードバックを「My au」アプリの改善につなげているのですが、アクセシビリティの改善を求める声も少なくありませんでした。

特に多く寄せられたのは、スクリーンリーダー機能の改善のご要望です。実際、以前までの「My au」アプリのスクリーンリーダー機能は、画面下部のタブやデータ利用量の数値がきちんと読み上げられないなどの問題点を抱えていました。そこで、対応強化に着手したのです。」

KDDI DXデザイン部 ブディマン ステファニー KDDI DXデザイン部 ブディマン ステファニー

視覚障がいのある方々による機能検証

――「My au」アプリのスクリーンリーダー機能の対応を強化するうえで特にこだわったポイントは?

ステファニー「日頃からスクリーンリーダー機能を利用している視覚障がいのある方々から直接意見をうかがい、それをアップデートへ反映させたことです。今回のユーザーテストでは、KDDIの特例子会社の従業員のみなさんといっしょに検証を行いました。」

「My au」アプリのスクリーンリーダー機能のユーザーテスト
「My au」アプリのスクリーンリーダー機能のユーザーテスト 「My au」アプリのスクリーンリーダー機能のユーザーテスト

岸田「まず、普段のスマホの使い方を教えていただきました。例えばある方は、iPhoneでNetflixをはじめとする動画サービスをよく利用するとのこと。「メニュー選択などの操作はスクリーンリーダー機能で行えるほか、音声ガイド付きの映画やドラマが用意されていたり、字幕を音声で読み上げてくれたりするので、さまざまな動画を楽しめます」とおっしゃっていました。動画のほかにも、SNSやメール、オンラインショッピングなども日頃から利用されており、スマホを使いこなしていることがよくわかりました。」

ステファニー「一方で、私たちでは気づきにくい指摘も多くありました。例えば、初めて使用するアプリやサービスについては、まずスマホの左上から順に触っていき、UI全体の構成を把握するそう。実際に使用する方にとっては、画面構成や操作の順序などが大事であることを知りました。利用者の生の声を聞くことは、非常に貴重な機会でした。」

岸田「アクセシビリティは特別なものではなく、本来は当たり前であるべきもの。視覚障がいのある方々のお話を通じて、「My au」アプリは誰もが安心して快適に使えるアプリでなくてはならないとの思いをあらためて強くしました。」

誰もが思いを実現できる社会へ

――「My au」アプリは利用者の声を聞きながら改善を続けているとのことですが、今後どのようなアプリを目指していきますか?

ステファニー「お客さまとの大切なデジタル接点の一つとして、より多くの方に安心して快適にご利用いただけるよう改善を重ねながら、auをもっと身近に感じていただけるようなアプリに成長させていきたいと思っています。」

岸田「すべてのお客さまが迷わずに目的を完結できるアプリになるように、改良を重ねています。また、データ使用状況や請求金額の確認にとどまらず、お客さまの思いをつなぎ、auを使ったライフスタイル全般を支援できるようなアプリを目指していきたいです。」

KDDI DXデザイン部 岸田智美(左)、B.ステファニー(右)

私たちの暮らしに不可欠なものとなったスマホ。“誰もが思いを実現できる社会をつくる”ためには、それは特定の人だけのものであってはならず、高齢者や障がい者、心身に制約のある人など、すべての人が快適に使えるアクセシビリティの整備が欠かせない。今後もKDDIは、人にやさしいデジタル社会の実現を目指してアクセシビリティの取り組みを進めていく。

文:TIME&SPACE編集部

※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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