2021/10/20

ドラムを叩いて葛飾北斎の浮世絵世界へ!GINZA 456で体験型アート展「HOKUSAI REMIX」を開催

さまざまな体験型イベントを開催しているKDDIのコンセプトショップ「GINZA 456 Created by KDDI」が、国際通信の開始から今年で150周年を迎えることを記念し、日本文化の象徴ともいえる葛飾北斎の浮世絵とコラボしたアート体験「HOKUSAI REMIX」を提供する。その魅力や裏側について、展示内容とともに紹介しよう。

KDDIが運営するGINZA 456における「HOKUSAI REMIX」

KDDIが運営するGINZA 456における「HOKUSAI REMIX」

新感覚アート体験「HOKUSAI REMIX」とは

今回体験できるのは、葛飾北斎の浮世絵で仮想空間と現実空間をつなぐアート体験「HOKUSAI REMIX」だ。この「HOKUSAI REMIX」では、葛飾北斎の浮世絵をモチーフにした空間の中で、2つのプログラム「BEAT HOKUSAI」と「HOKUSAI ME」を体験できる。

ドラムを叩いて世界を彩る「BEAT HOKUSAI」

ひとつめの「BEAT HOKUSAI」は、会場内に設置されたドラムや太鼓を叩くことで、葛飾北斎の冨嶽三十六景の作品をリミックスさせることができる体験だ。どんな体験かは、言葉よりこちらの映像を見ていただいたほうが早いだろう。

KDDIが運営するGINZA 456における「BEAT HOKUSAI」のドラムを演奏する男性

このように叩く楽器の種類やリズム、またその強さによって葛飾北斎の描く波や山などが踊るように動き、演出を盛り上げていくのだが、演奏者の叩き方だけでなく、演奏する長さによって、作品内の時間も昼から夕方、夜へと変化していくため、演奏するたびに毎回異なる組み合わせの演出を見ることができる。

体験できる楽器はこちらの2種類で、ドラムセットを中心に、左右に和太鼓が等間隔に設置されている。

KDDIが運営するGINZA 456における「BEAT HOKUSAI」のドラムと和太鼓

体験方法もかんたんで、好きな楽器を選んで自分の思うままに叩くだけ。一人だけでなく、何人かで同時に演奏することで、さらにド派手な演出を見ることもできる。

KDDIが運営するGINZA 456における「BEAT HOKUSAI」のドラムと和太鼓を演奏する男女

楽器に不慣れな人でも、会場内に流れる音楽にあわせなくても、自分の好きなように叩くだけで直感的に楽しむことができるので、メディア向けの体験会では大人だけでなく、一緒に行った子どもも楽しむことができた。

KDDIが運営するGINZA 456における「BEAT HOKUSAI」のドラムを演奏する子ども

こちらは古くから通信手段のひとつとされてきた「音」をコンセプトにした演出だけあって、会場内に流れる音楽も和楽器を中心としたリミックス曲となっている。ドラムや和太鼓とあわせると、本当にド派手な演出となるため、ぜひ会場に行って自分の目と耳で体験してほしい。

自分の葛飾北斎風アバターを作品とリミックスする「HOKUSAI ME」

ふたつめの「HOKUSAI ME」は、自分の顔写真を元にした葛飾北斎風のアバターを作成し、この北斎作品の空間内に登場させることができるという体験だ。作品内に入った自分のアバターは、サーフボードに乗り、先程の「BEAT HOKUSAI」で自由自在にかたちを変える波のなかを進んで行く。

KDDIが運営するGINZA 456における「HOKUSAI ME」

KDDIが運営するGINZA 456における「HOKUSAI ME」

こちらはGINZA 456の現地だけでなく、外出を控えている方や、遠方でGINZA 456に来られない方もスマホから自分のアバターを作成し、アップロードという形で参加することができる。その範囲は日本国内だけでなく、世界中どこからでもアバターとなって参加でき、その様子はYouTube Liveで見ることができる。

各所から集まったさまざまなアバターが音楽にあわせ、ところ狭しと作品内を走り回るさまは、「BEAT HOKUSAI」の演出とスピード感もあいまって、見てるだけでも面白い。

KDDIが運営するGINZA 456における「HOKUSAI ME」で世界中から集まったアバターたちが波に乗る様子

体験方法は、GINZA 456のサイトから専用のアプリをDLし、ボディや髪型など自分の好きなパターンを組み合わせ、最後に自分の顔を撮影してアバターを作成していくのだが、実はここで選択できる素材は、すべて葛飾北斎の作品内にある絵を元にしているという。浮き輪や馬の被り物など「あの時代からこういうものがあったのか」という目線でもぜひ楽しんでもらいたい。

KDDIが運営するGINZA 456における「HOKUSAI ME」でアバターを作成する画面イメージ

■アバターの作成はこちら
■YouTube Live はこちら

通信のチカラで進化する体験型イベントの未来

今回の取り組みの裏側について、GINZA 456で体験型イベントを企画するKDDIの丸山と、今回の「BEAT HOKUSAI」を制作したKDDIのクリエイティブチームである「au VISION STUDIO」の水田と山崎に話を聞いた。

KDDIが運営するGINZA 456における「HOKUSAI REMIX」の企画・制作担当者 左から、KDDI ブランドマネジメント部 丸山茂敏、au VISION STUDIO 水田 修、山崎あかり

―――今回は葛飾北斎とのコラボ企画ですが、この企画のきっかけを教えてください。

丸山:この2021年は、国際通信がスタートしてから150周年となる年です。日本がはじめて海外と通信でつながった150年前は、日本の文化と海外の文化の交流が盛んになったタイミングでもあります。この日本文化に着目して、日本文化の象徴的でもあり、生誕260周年を迎えた葛飾北斎の浮世絵とのコラボを決めました。

企画をはじめたときはコロナ禍で人の行き来ができない日が続いていたので、バーチャル上でみんなが集まれるところをつくれないか、というところから企画がスタートしました。そこから「HOKUSAI ME」の原案となる浮世絵のなかにみんなのアバターが入ってくるという案になり、さらに音とリミックスすることで、新しい体験を生み出せるのではないかと「BEAT HOKUSAI」が生まれたというわけです。

KDDIが運営するGINZA 456における「BEAT HOKUSAI」を楽しむ男女

―――音と組み合わせようと思った理由は何でしょうか。

丸山:音は通信の手段として昔から使われていて、たとえば戦場で法螺貝を吹くなど、通信の起源のひとつだと思っています。この通信の起源である音(フィジカル)と日本文化の象徴(デジタル)を組み合わせ、フィジカルとデジタルが融合した新しい体験を生み出せないかと考えたわけです。その制作は、今回KDDI社内のクリエイティブチームである「au VISION STUDIO」が担当しました。

―――その「BEAT HOKUSAI」の見どころはどこでしょうか。

山崎:誰でもわかって誰でも楽しめる体験を目指し、「楽器を叩けば目の前の画が変わる」というシンプルな体験に仕立てています。実際に動くモチーフは、本物の北斎の浮世絵から切り出して制作していて、あえてなめらかなアニメーションではなく、どこか静止画である浮世絵をイメージさせるような動き方にこだわりました。葛飾北斎をリスペクトして世界観を守りつつ、新しい表現にチャレンジしているところが一番見ていただきたい部分です。

水田:楽器を叩く強さや早さによって、出てくるモチーフの現れ方や、見え方も違ってくるので、体験いただくごとに毎回オリジナルの動く浮世絵が目の前に現れます。また、楽器ごとにその演出は違っていて、会場内の楽器5つを5人全員で演奏していただくと、会場全体がド派手な演出に包まれます。一人でも楽しい「BEAT HOKUSAI」ですが、ぜひ複数人でもお楽しみいただければと思います。

KDDIが運営するGINZA 456における「BEAT HOKUSAI」を楽しむ男女

山崎:斬新なモチーフや構図の絵を残していらっしゃることから、葛飾北斎自身、すごく遊び心のある方だったのではないか思っていまして、今回のような違う作品を組みあわせることで新しい体験を生む試みは、きっとご本人もおもしろいと思ってくれるんじゃないかという気持ちで私たちも取り組みました。ぜひ日本の原点ともいえる浮世絵を、音と映像で彩る体験をお楽しみください。

―――実現にあたり苦労した点はありますでしょうか。

山崎:「BEAT HOKUSAI」では、太鼓を叩くという行為が、浮世絵のモチーフが飛び交う仮想空間にどう作用しているのか、わかりやすい演出にしなければいけないと考えました。かといってわかりやすいだけではすぐに飽きてしまうので、何度も遊んでいただくための仕掛けを入れるというそのバランスが苦労した点です。

体験していただくとわかりますが、「BEAT HOKUSAI」の1ターンの体験時間は2分間となっていまして、この2分間に朝から夜という1日の動きをギュッと詰め込んでいます。また、出てくるモチーフも経過する時間によって変化していきます。ずっと叩いていても昼に見えていたものが夕方には見えなくなり、夕方や夜にしか見えないモチーフもあります。時間内を飽きずに楽しんでいただけるよう、演出も時間経過とともに盛り上がるようになっていますので、ぜひ空間全体の変化を楽しんでいただければと思います。

KDDIが運営するGINZA 456における「BEAT HOKUSAI」のドラムと和太鼓

―――ITや通信の進化により、今後期待できることがありますでしょうか。

丸山:今回の体験は、GINZA 456地下空間という没入できる空間があったからこそ、音と映像とあわせ、葛飾北斎の世界に没入できる演出を実現できたと考えています。この没入感をつくるために、今はGINZA 456の地下空間での体験となっていますが、今後VRゴーグルやスマートグラスなどデバイスが進化することによって、体験の場所も銀座から飛び出し、世界中どこにいても没入感ある仮想世界での体験ができる可能性があると思っています。GINZA 456でも引き続きおもしろい未来を感じてもらえる体験を提供し続けていきますので、今後の展示にもぜひご期待ください。

この現実世界と仮想世界を融合した、次世代の体験を実際に楽しめる「GINZA 456」。気になる方は、ご予約の上ぜひ体験してほしい。




文:TIME&SPACE編集部

※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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