2021/03/04
| 更新
2021/06/22
捕まえて集める境界のない群蝶!KDDIとチームラボがGINZA 456で体験型アート展を開催
新たな文化の発信地である銀座から、さまざまな体験型イベントを提供するKDDIのコンセプトショップ「GINZA 456 Created by KDDI」が、チームラボ(teamLab)と一緒に、通信を活用した想像を体験に変えるアート作品を展示する。その魅力や裏側を展示内容とともに紹介しよう。
『GINZA 456 & チームラボ:捕まえて集める境界のない群蝶』で通信によるボーダレス体験
今回体験できるのは、KDDIの『通信のチカラ』とチームラボの『創造性』を駆使したアート展『GINZA 456 & チームラボ:捕まえて集める境界のない群蝶』だ。このGINZA 456における展示では、5Gがもたらすであろう、リアルな世界とデジタルな世界の境界がなくなっていくボーダレスな世界を体験できる。
『GINZA 456 & チームラボ:捕まえて集める境界のない群蝶』は、幻想的な森のなかにあらわれる蝶の映像体験で、壁面に舞う蝶の森を鑑賞し、触れて楽しむことができる。それだけでなく、作品空間内を飛んでいる蝶を自分のスマホで捕まえて集めることもできる。空間を飛ぶ蝶が、壁面を超えて自分の手元のスマホのなかにもボーダレスに出現するというわけだ。
蝶の捕獲方法は、スマホでハートの矢を飛ばすだけ
操作はかんたんで、自分のスマホに専用アプリ『GINZA 456 & teamLab』をダウンロード。
画面中央下部の【蝶をつかまえる】ボタンを押下すると弓矢が表示。このハートの矢を飛ばして捕獲する。
蝶の種類は、全部で18種類。捕まえた蝶はアプリ内の【コレクション図鑑(ずかん)】に登録されていく。なかには見慣れない珍しい蝶もいるので、ぜひコンプリートを目指してみてほしい。
また、蝶は捕まえて集めるだけでなく、その場でリリースすることもできる。同じ場所にリリースしたあと、たくさんの蝶が光り輝く群蝶スペースをつくることも可能だ。
この『捕まえて集める境界のない群蝶』は、6月30日からGINZA 456で体験できる。デジタルと現実の境界をなくしてボーダレスに飛ぶ蝶のこの世界をぜひ体験してみてほしい。
『GINZA 456 & チームラボ:捕まえて集める境界のない群蝶』
【GINZA 456 での体験】
■開催期間:2021年6月30日(水)~9月16日(木)予定
■開催時間:10:30~19:15(最終受付18:35)
■参加料金:無料
※9月16日まで期間延長となりました。
※東京都における緊急事態宣言が出された場合、ご来店での体験を休業する場合がございます。
※予約方法など詳細は、GINZA 456 公式アカウントをチェック
>GINZA 456 ホームページ
>Twitter @GINZA456_KDDI
>Instagram @ginza456_official
自分の描いた絵が動き出すアート展「GINZA 456 & チームラボ:Walk, Walk, Walk Home」
また、このGINZA 456では、2021年3月22日から6月27日まで、同じくKDDIとチームラボのコラボアート展「GINZA 456 & チームラボ:Walk, Walk, Walk Home」を開催されている。
穏やかな光に包まれた壁面を、まるで鳥獣戯画のように、古典に出てくる貴族や農民、カエルやウサギなどのキャラクターが踊りながら行進している。スペース内に流れる和楽器の音と相まって、幻想的でどこか懐かしい世界がそこに広がる。
この墨と筆で描いたモノクロの世界に自分が描いたキャラクターが参加し、色とりどりの世界をつくるというわけだ。実際に試したところ、自分の描いた絵がその場ですぐに動き出した。イベント内容を詳しく見ていこう。
絵はスマホか台紙に描くだけ
参加方法はかんたんで、GINZA 456のイベント会場内に用意されたスマホで描くか、台紙に描くかの2通りある。
①5Gスマホで描く場合
会場内に用意された5Gスマホから公式WEBページを立ち上げ、絵を描いていく。
スマホ操作で細部を拡大でき、中間色も選びやすい。
描き終わったら公式WEBページから現在地を選択し、アップロードするだけ。しばらくすると、自分の描いたキャラクターが地名とともに姿をあらわす。
② 台紙に描く場合
会場内の8種類の台紙から好きな絵柄を選び、好きな色で絵を描く。画材は会場に用意されているので、好きな色で描いていこう。
描き終わったらあとは会場内のスタッフに渡すだけ。スタッフがスキャン後、しばらくすると、会場内に自分の描いた絵があらわれる。
自分のキャラクターが出てくる瞬間は、大人でも思わず笑みがこぼれる。そのキャラクターに触れると、触れられた人や動物が、こちらを向いたり鳴き声を上げたりする。キャラクターによってアクションが違うので、会場に来た方はぜひ試してみてほしい。
ステイホームでもGINZA 456でも楽しめる
外出を控えている方や、遠方でGINZA 456に来れない方も、公式WEBページからのアップロードであれば、自宅からも体験でき、ステイホームで楽しめる。今回の取り組みでは参加した都市の名前がキャラクターの出現時に表示されるのだが、その範囲は日本国内だけでなく、世界中の都市が反映されるというから驚きだ。
プレ体験では会場内や遠隔で数名が参加していたが、モノクロの世界に色鮮やかなキャラクターが世界各地から増えていくそのさまは、この世界にあらたな命を吹き込むような感覚だった。
背景が桜やホタルや雪とゆるやかに移りゆくなか、参加者の手書きの絵によってつくられる世界は、ただひとつのキャラクターとその四季が織りなす映像となり、同じ映像を二度と見ることができない。この瞬間だけのアートを参加者でつくりあげるという瞬間を、体験することができた。
この「Walk, Walk, Walk Home」は、GINZA 456での体験終了後も、公式WEBページにアクセスすれば、現在もスマホから絵を描き、その様子をYouTube LIVEで見ることで体験することができる。詳細は、以下の【ご自宅での体験】内容を見てほしい。
「GINZA 456 & チームラボ:Walk, Walk, Walk Home」
【GINZA 456での体験】
■開催期間:2021年3月22日(月)〜6月27日(日)
■開催時間
・時短営業 12:30〜17:30(最終受付16:20)
・通常営業 10:30~19:15(最終受付18:20)
※6月20日(日)まで東京都の緊急事態宣言中は時短にて営業。
※6月21日(月)より通常営業。
■入場料:無料
【ご自宅での体験】
■開催時間:24時間お楽しみいただけます。
■利用料:無料
①お絵かきをする
お絵かき用紙を「あなたのキャラクターを描く」からダウンロード。スマートフォン上で描くことも、印刷した用紙に描くこともできます。
②アップロードする
キャラクターの画像を、「あなたのキャラクターを描く」にアップロード。
③キャラクターが動き出す
アップロードされたキャラクターは、YouTube Live上で、世界中の人々が描いたキャラクターたちと一つの作品となって動き出します。
YouTubeで鑑賞する場合は、「家に飾って鑑賞する※YouTube Live」よりご覧ください。
・あなたのキャラクターを描く
※スマートフォンからお絵かきすることができます。
・家に飾って鑑賞する※YouTube Live
※YouTubeよりアップロードされたキャラクターを鑑賞いただけます。
■詳細はこちら
>GINZA 456 ホームページ
>Twitter @GINZA456_KDDI
>Instagram @ginza456_official
通信のチカラで進化する体験型イベントの未来
今回の取り組みにあたり、GINZA 456で体験型イベントを企画するKDDIの西原と和田、そしてチームラボの東(あずま)さんに話を聞いた。
―――今回の取り組みにあたり、工夫したことは何でしょうか。
東:今までもチームラボはさまざまな場所で作品展示してきましたが、今回の取り組みでは、西原さんや和田さんとどんな作品にするか話し合うなかで、KDDIさんの通信を使って、この空間に来ている人だけでなく離れた場所からも参加できる展示をつくろうと思いました。今までその場所でしか体験できなかった作品をさらに進化させたいという思いが一致し、今回の取り組みに至りました。特に今回は日本だけでなく、世界中から参加することができます。どこからでもつながるイベント体験というのはチームラボとしても新しい試みです。
―――通信の進化により、今後期待できることがありますでしょうか。
東:いままでも各地でさまざまな展示を開催してきましたが、正直、事前の機材準備や会場裏側の設営が本当に大変で毎回苦労していますが、通信が高速かつ大容量に進化することで、この課題が解決し、また新しい体験を生み出せる可能性があるのではと感じています。
たとえば次に展示する「捕まえて集める境界のない群蝶」は、アプリ内に大量のデータを持たなければならないのですが、高速大容量通信が可能になれば、アプリ内に組み込まずクラウドに上げることでつくりを軽くすることができるし、大量のデータが扱えることで、機械学習の精度を上げることもできる。さらに会場の映像投影に必要なデータをすべてクラウドとやり取りできれば裏側の設営機材をスリム化でき、配線が難しい場所や、もしかすると動いているモノの上でもイベントができるようになるなど、今後さらにお客さまに魅力的な体験を提供できる可能性を秘めていると考えています。
―――ありがとうございます。今後の進化に期待ですね。
西原:GINZA 456でも「想像を体験に変えていく」をコンセプトに、通信や5Gを始めとした様々なKDDIの技術を使って、今後もお客さまにワクワクしていただく体験をご提供していきます。今回のチームラボさんとの取り組みもその一つで、両社の共通した「つなげる」という理念を基に、KDDIの通信のチカラとチームラボさんの創造性が相互に補完し合って、新たな体験価値をご提供できているのではないかと思います。パートナーの方々と一緒におもしろい未来を感じてもらえる体験を提供し続けていく、今後のGINZA 456にもぜひご期待ください。
デジタルとアナログの融合体験など、次世代の体験を実際に楽しめる「GINZA 456」。気になる方は、ご予約の上ぜひ体験してほしい。
文:TIME&SPACE編集部
※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。