2020/07/22

【au20周年】EZwebに着うた、LISMO、VoLTEまで! サービスで振り返るauの歴史

2020年7月1日、auは誕生から20周年を迎えた。

auの20年は、技術の進化にともない、お客様の要望に合わせたケータイやスマホのさまざまなサービスを展開してきた歴史でもある。そこで、auがこの20年で展開してきたさまざまなサービスを軸にその変遷をたどってみよう。

auが誕生した2000年は、いわば2Gから3Gへの過渡期にあった。ちなみに今年から5Gがスタートしている。改めて説明しておくとこの「G」とは移動通信規格の「世代(Generation)」のこと。

auの通信サービスの世代の変遷

携帯電話のサービスがはじまった1980年代後半から現在に至るまでの通信サービスを振り返ってみよう。こちらの表は、日本移動通信(IDO)、DDI-セルラーグループを含めたKDDIグループの移動体通信方式の変遷だ。

1Gの時代、通話機能だけだったケータイは2Gから3Gへの過渡期にインターネットにつながり、3G、4Gへと進化するなかで文字や画像でのコミュニケーションも可能となり、音楽や映像を楽しめるようになった。そしていまでは、コミュニケーションツール、メディアデバイスにとどまらないインフラとして手放せない存在となっている。

本記事では、通信規格が進化し、速度や取り扱う容量がアップしたことにともなって、ケータイやスマホでどんなことができるようになってきたのか、auのサービスを軸にして振り返っていく。

au誕生前の携帯電話とサービス事情

では、まず「au誕生以前」の状況から見ていこう。

“携帯電話のルーツ”と呼ばれるショルダーバッグ風の「ショルダーホン」をNTTが世に出したのは1985年。正確には自動車電話の「車外でも使えるオプション」であり、携帯電話単体のサービスが開始されたのは1987年だった。通信規格も自動車電話の流れをくむアナログ方式だった。これが「1G」。

この時代の携帯電話とサービスを簡単に振り返ってみよう。

・1989年auの前身となるDDIセルラーが「マイクロタック」を提供開始。同じ年に出た他社の機種の約2/3サイズで、当時世界最小を誇った。

マイクロタックHP-501(モトローラ) マイクロタックHP-501(モトローラ)

・1993年 ドコモ(当時)からデジタル方式のmova®サービス(第2世代通信サービス)登場。通話品質が向上しデータ通信も可能に。
・1995年 DDIポケットグループ、NTTパーソナルグループがPHSサービスを開始。
・1998年 auの前身であるDDIセルラーグループと、IDOが新しい通信規格「cdmaOne」のサービスを開始。
・1999年 DDI-セルラーグループが「EZweb」、IDOが「EZaccessサービス」という、携帯電話のインターネット接続サービスを開始。

携帯電話はそもそも、自動車電話のオプションとしてスタート。当初は緊急連絡を要する、経営者や医師・工事関係者など一部の人々が利用していた。導入に数十万円、毎月数万円の基本料金が必要だったが、PHSのサービス開始や利用料金の見直しなどをきっかけに、90年代なかば以降は、若者にとって憧れのコミュニケーションツールへと変わってきた。「ケータイ」と呼ばれるようになり、簡単なテキストを送ることができるショートメッセージや、着信メロディなど、遊びの要素も盛り込まれるようになった。

auが誕生したのは、こうした背景のなかであった。

2000年au誕生 cdmaOneでEZwebにつながる

auは、DDI、KDD、IDO、DDI-セルラーグループが合併してスタートさせた統一ブランドである。au誕生当時の、中心的な通信規格は「cdmaOne」だった。1998年に、合併前の各グループ会社で導入し、通信速度はPDCの9.6kbpsから14.4kbpsへと進化した。

また、合併前年の1999年からはじまった携帯電話でのインターネット接続サービスEZweb。こちらのデータ通信速度は下りで64.4kbps。ちなみに2020年7月現在、au 5Gの通信速度は、データでは下り最大2.8Gbpsである。単純比較すると、5GはcdmaOneのおおよそ12万4,000倍の速度となる。

当時発売されたGZOne C303CA(カシオ)のカタログより 2000年に発売されたGZOne C303CA(カシオ)のカタログより。cdmaOneとEZwebが記されている

EZwebでは、メニュー画面から知りたい情報のジャンルを選び、「待受け」や「着信メロディ」をダウンロードできるようになった。それまでケータイの待受画面はプリセットしかなく、着信メロディも専門誌を見ながら自作するのがせいぜいだったのが、それぞれインターネットから入手できるようになったのだ。

ほかには「メール」。以前は、同じ通信会社内のケータイとしか送受信できなかったのが、インターネットを介することで、すべての通信会社のケータイとのやり取りが可能に。

また、ゲームもできるようになった。2001年にauが発表した「ezplus」では、「電車でGO!」や「テトリス」「小魔界村」などがラインナップ。「ケータイでゲーム」という新鮮な体験に、ハマった人も少なくないのではないだろうか。

2001年発売のケータイC452CA (カシオ)のディスプレイ部分 2001年発売のケータイC452CA (カシオ)のディスプレイ部分

2001年には、「eznavigation(GPSによる位置情報サービス)」と「ezmovie(動画配信サービス)」を開始。

いまでは多くの人が日常的に利用しているGPSだが、当時は画期的なサービスで、対応する端末は「GPSケータイ」と呼ばれた。それまでの基地局からの信号を利用する位置情報サービスから格段に精度が上がり、自分の現在位置をメールで送ったり、その場所の天気予報を見ることもできるようになった。

2001年発売のeznavigation対応ケータイC3001H(日立)のディスプレイ部分 2001年発売のeznavigation対応ケータイC3001H(日立)のディスプレイ部分

また、「ezmovie」は、映画・音楽からタウンガイド、ニュース、お笑いまで幅広いジャンルのビデオコンテンツを提供した。音声付きで、動画の尺は数十秒、容量はストリーミングで約140KB、ダウンロードでは約100KB。いまはたとえばYouTubeの動画で、ビットレートにもよるが1分数十MBというサイズ。容量で単純比較しても、いまの動画は当時の数百倍にあたる。それでもそのころは、外出先でケータイから映像が見られるという新しい体験にワクワクさせられた。

「CDMA 1X」でケータイに写真と音楽が

2002年4月、auは新たな通信サービス「CDMA 1X」を提供開始。インターネットの下り通信速度は、それまでの最大64kbpsから144kbpsと倍以上のスピードになり、提供されるサービスはさらにリッチに、さらに多様に進化していった。

CDMA 1Xのロゴと対応ケータイ 2005年のカタログよりCDMA 1Xのロゴと対応ケータイ

目に見えて著しかったのが、メールの進化だ。それまで1回の送信につき500文字までだった最大文字数が、一気に10倍の5,000文字に。さらに、スタンプや好きなフレームを載せて写真をメールすることができる「フォトメール」もはじまった。

auはこのタイミングで初のカメラ付きケータイ「A3012CA」を発売。同じ年の夏の新製品は、全機種カメラ付きとなった。

au初のカメラ付きケータイA3012CA(カシオ)
2002年発売、au初のカメラ付きケータイA3012CA(カシオ)

さらに同じ年の9月には、動画をメールで送ることができる「ムービーメール」もはじまった。このときに発売されたのが、最大15秒のムービーを撮影できる「A5301T」。

最大15秒の動画を撮影、メールで送れたA5301T(東芝) 最大15秒の動画を撮影、メールで送ることができたA5301T(東芝)

そんななか、2002年12月からはじまったのが、世界初の商用音楽ダウンロードサービスEZ「着うた」であった。

EZ「着うた」のロゴ EZ「着うた」のロゴ

EZ「着うた」は、アーティスト本人のCD音源から抽出した15~30秒程度の楽曲データをEZwebでダウンロードし、着信音やアラーム音に設定したり、再生して聴くことができるというもの。従来は電子音のみで構成されていた楽曲を、“本人歌唱・本人演奏”で手に入れることができたのだ。

「WIN」で大容量コンテンツをダウンロード

2003年10月より、新たな通信規格「CDMA 1X WIN」がスタートする。

CDMA 1X WINのロゴと対応ケータイ 2005年のカタログよりCDMA 1X WINのロゴと対応ケータイ

通称「WIN(ウィン)」。下り最大2.4Mbps、上り最大144kbpsの伝送速度を実現。直前の規格「CDMA2000 1X」と比べると、単純計算でダウンロードのスピードが約16倍に跳ね上がった。そしてこの規格は、後に「au 3G」と改称される。

同じタイミングでauがはじめたのが、パケット通信料が定額になるプラン「EZフラット」。当時はケータイをネットにつなぐたび、コンテンツをダウンロードするたびに、その都度料金が発生していた。そこで、一定料金で使い放題となるサービスを、携帯電話ではじめて導入した。

2004年11月には、EZ「着うたフル」がスタート。これは文字通り、1曲フルコーラスで配信するサービスだった。

au2005年1月の総合カタログ au2005年1月の総合カタログ

EZ「着うた」のデータが数百KBだったのに対し、EZ「着うたフル」は最大で約5MB。通信速度の向上にともなって、ダウンロードできるコンテンツの容量もどんどん大きくなっていった。2001年、cdmaOneの時代にはじまったezmovieの場合、当初は140KBだった動画のサイズが、このときに1.5MBと約10倍になっている。

また2002年ごろには、投稿サイト発の“ケータイ小説”が人気を集め、話題となっていた。作品は紙の書籍としても出版、映画化されるなど、ケータイ発の新たなカルチャーとして根付きつつあった。

auでは2003年に携帯電話向け電子書籍配信サービス「EZブック」をスタート。2005年には、配信だけでなく紙の書籍の通販も行う本のポータルサイト「EZ Book Land!」の運営も開始している。

au2006年2月の総合カタログ au2006年2月の総合カタログ

WINの時代 さらにサービスは広がる

WINの時代に生まれたサービスは非常に多い。たとえば、現在も提供中の「EZナビウォーク」。

au2005年1月の総合カタログ au2005年1月の総合カタログ

カーナビのように、リアルタイムに目的地までの経路をナビゲートしてくれる歩行者向けナビゲーションサービスだ。当時は、人気雑誌で紹介されたスポットを掲載し、即座にナビしてくれる「EZナビウォークマガジン」というサービスもあった。EZナビウォークは現在も同じ名称で運用されており、2020年6月にもエリアの混雑度をマップで示す機能が新たに加わるなど、より便利に利用できるよう、アップデートは続いている。

そしてもうひとつ、この時期の大きな話題が2006年の「ワンセグ」放送スタートだ。ワンセグとは、地上波デジタル放送を携帯電話やカーナビなどで受信できるサービスのことで、対応したケータイであれば、いつでもテレビ放送を視聴できるようになった。災害時などに最新ニュースを知る手段としてもワンセグケータイは実力を発揮した。

2006年4月からの運用に先駆け、2005年12月にauは世界初のワンセグ対応ケータイ「W33SA」を発売している。

W33SA(三洋) 日本発のワンセグ機能を搭載したW33SA(三洋)

生活のあらゆるシーンにケータイのサービスが

ケータイが生活にまつわるさまざまなシーンのサービスと融合していくのもWINの時代。

2005年9月には「EZ FeliCa(フェリカ)」のサービスをスタート。電子マネーによる決済や個人認証ができる会員証、さまざまなお店のポイントカードなどの役割を併せ持ち、このころからケータイはおサイフとしても使えるようになってきた。

そして、2008年には「じぶん銀行」(現・auじぶん銀行)を開業。

au2010年8月の総合カタログ au2010年8月の総合カタログ

ケータイで残高確認に振り込み、ローンの借り入れ契約まで行える。銀行のおもだったサービスがケータイの中に入ったのだ。とくに振り込みサービスは便利で、相手もauユーザーならば電話番号だけでお金のやり取りができるようになった。現在のSNSを介した送金システムのような機能がケータイの時代からはじまっていたのだ。

同じく、スマホにも続いている楽しみ方のルーツともいえるのが、2006年1月にはじまったPCと連携して楽曲を管理できる音楽配信サービス「LISMO!」。

2006年12月の総合カタログ 2006年12月の総合カタログ

au Music Port(後にLISMO Port)というアプリケーションを通してケータイとPCを連携。ケータイでダウンロードした着うたフルをPCで聴いたり、PCで取り込んだCDの楽曲をケータイで聴いたり、プレイリストがつくれたり、パソコンで着うたフルを直接ダウンロードすることもできた。

PCとの連携強化でビデオ視聴やトレーニングも

2006年12月には、CDMA 1X WINの通信速度をさらに高速化した「CDMA2000 1x EV-DO Rev.A」を導入。上りの最大転送速度は1.8Mbpsと、以前の12倍以上、下りの転送速度も最大3.1Mbpsに向上。当時、国内最速の通信を行うことが可能となった。

そして「LISMO!」もパワーアップ。2008年には「LISMO VIDEO」というサービスがスタートし、映画を1本丸ごと見られるようになった。PCでレンタルした作品を、PCだけでなく、外出先でもケータイからストリーミングで見ることもできたのだ。

ケータイとPCは「トレーニング」のジャンルでも連携。ランニングやウォーキングをサポートする「au Smart Sports Run&Walk」が、2008年1月にサービスを開始。

au2008年4月の総合カタログ

「Run&Walkアプリ」をケータイにインストール。コース設定し、距離と目標タイムを決めれば消費カロリーの計算もできる。また、走る際には設定したペースをアプリ内のバーチャルトレーナーがガイド音で知らせてくれる。PCサイトでは、運動量の記録をトレーニングごとに自動保存。現在の活動量計やスマホのような役割を果たしていたのだ。

4G LTEの時代 スマホはサービスのパスポートに

2010年6月、auからは初のAndroidスマホ(スマートブック)「IS01」が発売され、いよいよスマホの時代が到来する。

au初のAndroidスマホ「IS01」(シャープ) au初のAndroidスマホIS01(シャープ)�

このときにはじまった「au かんたん決済」は、auユーザーが登録したIDを提示すればさまざまなサービスや商品の代金を月々の通信料金と合算して支払えるというもの。以前から提供していた同様のサービス「まとめてau支払い」はケータイとEZwebにのみ対応していたが、au かんたん決済ではPCやスマホなど、ネットにつながる機器すべてで使えるようになった。

スマホが普及し、エンターテインメント系のコンテンツやアプリを楽しむのはもちろん、ショッピングモールでのお買い物、金融機関、国や自治体の窓口まで、生活にまつわる多くのものがネットワーク上でやり取りできる時代が訪れた。

そして2012年、通信速度が下り最大75Mbpsという「4G LTE」に。このときにはじまったサービスが「ビデオパス」だ。

2012年9-10月のau総合カタログより

通信の高速化と、ケータイ→スマホというディスプレイの大画面化、さらにはPCとの親和性の高さから、スマホで映像作品を見るのが当たり前の時代になりつつあった。当時の「ビデオパス」は月額590円で邦画や洋画、アニメの旧作見放題と新作レンタルを合わせたサービスで、現在のサブスクリプション動画配信の源流といえる。

2012年9-10月のau総合カタログより

ビデオパスは、2020年4月に「TELASA(テラサ)」と名を変え、いまもサービスを行っている。また、「音楽」「映像」「読書」「セキュリティ」「ショッピング」など、個別に提供されていたサービスも「auスマートパスプレミアム/auスマートパス」として統合。これに契約すれば、さまざまなジャンルにわたって充実したサービスを受けることができる。

2012年9-10月のau総合カタログより

かつてケータイを通じて提供してきたさまざまなサービスを超え、ネットワークがつなぐ社会をスマホという“パス”を活用して、新たな体験価値や日常の快適さを提供するようになった。

スマホは、生活の安全を守るうえでも重要な機器として機能するようになっていた。2012年3月には、気象庁が配信する緊急地震速報や津波警報、地方公共団体が発信する災害・避難情報などを受信することができる「緊急速報メール」をはじめとした、災害時に役立つサービスを提供開始。

2012年6-8月のau総合カタログより

このサービスは、その後も継続し、2019年に「プラスメッセージ公式アカウント au災害対策」としても提供している。

プラスメッセージ公式アカウント au災害対策のロゴ

さらには、おサイフとしての機能も進化。2014年に開始した「au WALLET」サービスでは、マスターカードと連携し、プリペイド型電子マネーを発行。同カードが使用できる全国の店舗でキャッシュレスでの支払いができるようになった。そして、このサービスもまた「au PAY」として現在につながっている。

同じく2014年に「VoLTE」をスタート。通話とデータ通信がより快適になった。4G LTE時代でも、このころまでデータ通信以外の音声通話に関しては、回線を3Gに切り替えて行っていた。VoLTEとは4G LTEの回線でも音声通話ができるサービスのこと。これにより音質がぐっとクリアになったほか、それまでできなかった通話しながらのデータ通信も並行して行えるようになったのだ。

2014年au総合カタログvol.7より

ユーザーの多くが、自分が使用した“ギガ”に意識的になっていたのもこの時代。auでは「デジラアプリ」を提供。自分がその月にどの程度、通信量を使ったのかが、ひと目でわかるようになった。

デジラアプリ画像

5G時代のサービスとは?

いよいよ時代は、4Gから5Gへと向かう。「au 5G」は2020年3月26日から、全国15都道府県の一部エリアで提供がはじまっている。今後、全都道府県主要都市に展開し、2022年3月には2万局以上の基地局を建設予定だ。

3月の開始時点のau 5Gは、下り最大2.8Gbps/上り最大183Mbps。今後、さらに速度はアップし、スマホだけでなく通信機能を搭載したさまざまな機器とこれまで以上に数多くつながることができ、通信を介したやり取りの遅延はどんどんゼロに近づいていく。高精細な動画や大容量のアプリを高速でダウンロードできたり、まさにあたかもその場に存在するかのようなARを体験できたりすることになる。

そして現在au 5Gでは、具体的にこんな取り組みを行っている。

・バーチャル渋谷

バーチャル渋谷でのイベントに参加した人々のアバター

バーチャル空間に集まって楽しめるバーチャルSNS「cluster(クラスター)」に、現実の渋谷そのもののバーチャル空間を構築。5Gの特性を活かし、多人数が同時にログインし、高精細で大容量な渋谷の仮想空間をスムーズに動き回り、コミュニケーションすることができる。こちらは6月10日に行われたイベントの模様。今後も「バーチャル渋谷」はスタイルをさまざまに変化させつつ展開される予定だ。

・au 5G AR Tour with Virtual Human “iru?”

バーチャルヒューマン MEME

ARグラスを装着すれば、現実の空間に「バーチャルヒューマン MEME(メメ)」が出現。CGキャラクターである彼女は、実在のビートボクサーと音楽にシンクロしながら見事なパフォーマンスを見せてくれる。この作品は、5Gエリア化された「渋谷キャスト」前の広場「渋谷キャストガーデン」とKDDI直営店「au SHIBUYA MODI」で、今後視聴できる予定だ。

エンターテインメントやアートはもちろん、警備や工事などにかかわる社会課題の解決、自動運転の実用化など、これまで多岐にわたる5Gの実証実験が幾度も行われてきた。5Gの運用がはじまった現在、こうした実験からも現実のサービスが生まれてくるだろう。

au20年目の今年、新しい通信規格はスタートを切ったばかり。21年目以降のauと5Gがお届けする新しいサービスに、ぜひこれからも注目していただきたい。

文:TIME & SPACE編集部

※掲載されたKDDIの商品・サービスに関する情報は、掲載日現在のものです。商品・サービスの料金、サービスの内容・仕様などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。